教員インタビュー

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准教授 長倉 大輔
研究領域 : 計量経済学、時系列分析

大学時代に受けた講義から始まった興味
自由に学べる4年間をフル活用しよう

研究テーマとの出会い、その魅力

知らないうちに研究していたという感じなのですが、しいて言うなら学部時代に私の恩師でもある、横浜国立大学の小林正人先生の「統計基礎」(講義の名前はうろ覚えですが、そんな感じの)の講義を受けたのが、統計、計量経済学、ひいては時系列分析の研究へと続いていくきっかけだったのかと思います。その講義を通じて統計学への興味がどんどん増していきました。一応の研究領域は上記のようにしていますが、興味のある分野はどんどん研究していきたいと思っています。

研究というのはやはり、今までわからなかった事がわかって、それを発見したのは(小さな発見かもしれませんが)世界で自分だけみたいなところに非常に胸おどるというか、ワクワクします(まぁ他の人がすでに発見しているのを知らないだけの可能性もありますが)。どの研究分野だろうと、研究というのはそういう楽しさがあるものだろうと思います。やってみればどの分野も面白く、楽しいだろうと思いますので、どの分野を研究するかはどの分野と先に出会うか?――みたいなところがあるのかなと思います。

学生へのメッセージ

学生のみなさんには勉強とは人に教えてもらうものではなく、自分でするものだという事を強く意識してほしいと思います。そのために大学のリソース(先生や図書館など)をどんどん活用してください。わからない事があったら、まずは自分の頭で徹底的に考える、教科書、参考書などを読んで調べる、ことを勧めます。そして自分の頭で考えるという癖をつけましょう。もちろんバランスも大事なので、どうにもわからなそうな場合は先生にどんどん質問してください。学びたいものを自由に学べる4年間は貴重です。大学での4年間を実り多きものにするようにぜひ頑張ってください。

(2011年12月取材)

※プロフィール・職位はインタビュー当時のものです。

プロフィール

1999年
横浜国立大学経済学部卒業
2001年
同大学大学院にて博士前期課程修了
2007年
University of Washington(シアトル校)にて経済学Ph.D.取得
日本銀行金融研究所、早稲田大学大学院ファイナンス研究科を経て、2011年より現職

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