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教員インタビュー
片山 翔太 写真1

准教授 片山 翔太
統計科学・機械学習

最先端の統計科学を駆使した経済へのアプローチを目指して

研究テーマとその出会い

私の専門は統計科学・機械学習です。大学時代は文理融合を掲げる学部に在籍しておりました。その学部では,文学・音楽・考古学・心理学・情報学など様々な分野を学ぶことができました。文系理系さえバラバラな学問を同じベクトル上で扱うために用いられていたのが統計科学や機械学習でした。統計科学の汎用性の高さに魅了され,さらに詳しく学びたいと思いました。特に統計科学の理論面に興味を持っていましたので,大学院では統計科学を専門的に学べる大阪大学へと進学しました。その後,海外留学や多くの研究者との出会いを経て,本格的に研究者への道を志すことに決めました。

研究テーマの魅力、面白さ

私は特に高次元データに対する統計的推測の研究や統計手法の開発を行っています。高次元データとは,個体数よりも特徴数の方が大きなデータで,近年の情報技術やデータベースシステムの発展によって,経済学を含む多種多様な分野で収集されています。特徴数が少ない状況で発展してきたこれまでの統計科学の理論や方法論は、ほとんどの場合で高次元データに適用できません。また,データによっては高次元なだけでなく,様々な構造を持ったものもあります。そのようなデータに特有の理論や方法論を新しく構築していくことが一番の魅力であり,それらが経済学をはじめとする応用分野で活用され,新たな知見獲得への一助となるよう努めております。

学生へのメッセージ

経済学部の皆さんはぜひ統計科学を積極的に学んでください。データが溢れている昨今,データ解析ができる人材の需要はとても高まっています。一方で,統計解析ソフトウェアの普及もあって,単に解析できるだけでは十分な強みになり得ません。しかし,皆さんは強力な武器をすでに持っています。それは経済学を学んでいるということです。統計科学ではデータの適切な理解が必要不可欠です。経済データを正確に理解した上で,最新の統計科学を適切に「運用」し,このような現状から突出してください。もちろん勉強以外にも,大学生の時にしか出来ないことに積極的に取り組むことも忘れずに。

(2019年12月取材)

プロフィール

片山 翔太 写真2
              

2009年

同志社大学文化情報学部卒業

2011年

大阪大学大学院基礎工学研究科博士前期課程修了

2013年

大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程修了 Ph.D

新領域融合研究センター(統計数理研究所)特任研究員,東京工業大学工学院経営工学系助教を経て2019年より現職

※プロフィール・職位は取材当時のものです

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