ボッコーニ大学(イタリア・ミラノ)とのダブルディグリー・プログラム
経済学部では2016年度より、ボッコーニ大学とのダブルディグリー・プログラムを始めました。ボッコーニ大学に1年間留学することで、慶應義塾大学経済学部およびボッコーニ大学から、2つの学位(学士)を取得することができます。
プログラム概要
プログラムに応募できるのは、経済学部の学生のみです。参加者数の上限は、年間4名です。
本プログラムに参加する慶應の学生は、3年次秋学期からボッコーニ大学へ1年間留学します。
ボッコーニ大学での授業は、外国語科目(イタリア語)の他はすべて英語で提供されます。留学中は経済学、経営学などの社会科学を広く学び、イタリア語の運用能力を高めます。
注意:
上記のスケジュールは、PEARL以外の経済学部在籍者を想定したものです。PEARLの学生も本プログラムに参加することができますが、PEARLの学生がこのプログラムを卒業するためには4年以上かかる可能性が高くなります。
その理由は、プログラム必修科目のうち慶應で開講される授業の多くが日本語のみで開講されており、これらの日本語による科目がPEARLの卒業要件としてみなされないからです。
プログラム必修科目について
PEARL以外の経済学部在籍者の場合:
選考は、第2学年後期(秋学期)終了時に行われます。
応募に先立ち、2年次からプログラム必修科目を履修しておく必要があります。
第2学年開始前に案内がありますので、本プログラムへの応募を検討する学生は、どの科目を履修しなくてはならないのかについて、しっかり確認するようにしてください。
また、選考に合格した学生は、3年次春学期、および単位の取得状況によっては帰国後にも必修科目を履修します。
PEARLの学生の場合:
選考は、第2学年前期(秋学期)終了時に行われます。
応募に先立ち、1年次春学期からプログラム必修科目を履修しておく必要があります。
第1学年後期(春学期)開始前に案内がありますので、本プログラムへの応募を検討する学生は、どの科目を履修しなくてはならないのかについて、しっかり確認するようにしてください。
また、選考に合格した学生は、2年次春学期、および単位取得状況によっては帰国後にも必修科目を履修します。
ボッコーニ大学について
ボッコーニ大学は1902年にイタリア・ミラノに創立された私立大学で、イタリアで最初に経済学の学位を付与した高等教育機関です。学生数は14,500名程度、そのおよそ13%を留学生が占めています。
慶應義塾とは塾交換・経済学部交換留学協定を締結、また、双方がCEMS MIMプログラムに加盟しており、学生の交換留学生の交流を活発に行ってきています。
留学中の費用
学費:留学中は、慶應義塾大学に支払い、ボッコーニ大学へ学費を払う必要はありません。
生活費の目安:1ヵ月に約15万円(住居€500~900、食費€200~250 ほか計€900~1350)。
また、イタリア滞在中に有効な留学健康保険に必ず加入します(約170,000円/年)。
選考方法
書類審査および面接をおこないます。
選考スケジュール
塾内選考のあと、慶應義塾大学・ボッコーニ大学の合議を経てプログラム参加者を最終決定します。
応募資格・募集要項
経済学部第2学年在籍者
(3年生秋学期に渡航、4年間で卒業。)
ボッコーニ大学での授業は、英語で提供されます。出願にあたっては、英語運用能力の証明が必要となります。
(TOEFL iBT 88 以上、IELTS 6.0以上(すべての領域で6.0以上))
詳しくは、以下の募集要項をご覧ください。
※2024年度募集からTOEFL iBT Home Edition (Special Editionを含む)の提出ができませんので、出願の際に十分ご注意ください。
ダブルディグリープログラムと3月選考の経済学部独自枠交換留学を併願することは可能ですが、選考はそれぞれ別におこなわれます。なお、ダブルディグリープログラムが第一志望で選考に合格した場合、経済学部独自枠交換留学の出願をとりさげることができます。
問い合わせ先:日吉学生部経済学部担当、経済学部ダブルディグリー担当(dd-kei[at]adst.keio.ac.jp) 所定用紙は下記からダウンロードしてください。応募書類