研究プロジェクトの概要
研究プロジェクト( Independent Research Project )とは
当プロジェクトは、向学心あふれる学生に対して多様な研究の機会を提供することを目的に経済学部の教育的三本柱の一つとして、2005年度より始まった授業です。
3、4年生を対象に、独立自尊の精神をもって、各自が自ら立てた企画にそって研究に邁進するように、少人数制の特別コースとして編成されています。
学生が自ら選んだテーマについて、経済学部の教員から指導を受けて、1年間で卒業論文に相当する学術的論文を完成させます。指導は経済学部所属(三田・日吉キャンパス)の専任教員が受け持ちますので、経済学ばかりでなく、芸術・文学といった人文科学から社会科学・自然科学まで幅広くテーマを選ぶことができます。学術的成果としての創作も認められ、また英語で論文を書くことも可能です。
研究プロジェクトの特徴
- 経済学にとらわれない幅広いテーマ設定が可能なこと。また文学や芸術作品などの創作を行うこともできます。言語は英語で書くことも可能です。
- 徹底した少人数制。学部生が一年間で学術論文としてふさわしい内容のものを執筆することが要求されるため、適切な指導を受けられるように、原則として教員一人に対して五人という人数制限を設けています。
- 学生の自主性が重んじられること。学生は自らテーマを決め、ふさわしい専門分野の教員に自ら働きかけるところから、全て計画の遂行を自分で(共同研究の場合は自分たちで)行います。学生はいわば一人一人の「研究プロジェクト」の企画・立案・運営を自ら行うのです。
- 研究成果を専門家だけでなく、広く一般に伝えることを学ぶ機会になっていること。幅広い分野の履修者と討議をする中で、わかりやすく伝達する工夫を学ぶことでしょう。また、そうした成果発表の場として履修者は一般公開をする報告会で発表を行うことが義務付けられています。そして論文の要旨はインターネット上で公開されます。この取り組みは、履修者に自分の研究内容について責任を持つことを学ぶ、社会人として必要な体験をする機会になっています。
詳細は、以下をご覧下さい。
好奇心旺盛で、積極的な学生諸君の履修をお待ちしています。