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カリキュラム

授業紹介:経済地理

基本科目|経済地理

GISと空間データを活用した都市・地域経済分析

都市・地域の「空間」に関わる社会経済問題を理解し、分析する能力を養います。空間に関わる社会経済問題を分析する上で強力なツールとなるのが、地理情報システム(GIS:Geographic Information System)です。GISの強みは、空間情報を視覚化(マッピング)できるだけでなく、空間的位置関係に基づく分析を行えることにあります。GISは汎用性が高く、様々な分野で活用されていますが、経済学においても、GISを用いた分析が増えてます。医療、環境、交通、福祉、防災などの政策課題には、都市・地域の空間構造と密接に関わるものが少なくありません。発達の著しいGISと空間データを活用すれば、都市・地域の諸問題を新たな視点から分析できます。春学期は、ArcGIS(GISソフトウェア)を用いて、GISの基礎と応用を学びます。政府統計の総合窓口(e-Stat)、国土数値情報などから無料でダウンロードできる空間データの活用法も学びます。秋学期は、引き続き、GISの基礎と応用を学びます。特に、空間統計ツールを重点的に学びます。そして、GISと空間データを用いた都市・地域の経済分析を実践します。授業は双方向支援システムのあるパソコン室で行います。

地震による建物倒壊危険度(東京都)

地価(東京都)

地理空間加重回帰分析(GWR) 都心主要駅までの距離が地価に与える影響(東京都)

(教授 河端瑞貴)

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