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研究プロジェクト

世界都市・東京のクリエイティビティに関する考察―アジア主要都市との比較を通じて―

[誘導展開型]
瓜生 全克(経済学部4年)
指導教員:長田 進
2008年2月28日

要旨

本論文が目指すべきところは、近年注目を集める創造都市の考え方を調査しながら、世界都市・東京の再活性化の方策を探ることにある。東京は1980 年代以降、世界都市として経済的に大きな影響力を誇る都市であった。現在でも東京は世界の経済・文化の拠点としての存在感を維持しながらも、その発展に限 界を感じ始めていた。現在世界中のあらゆる都市においても、優れた人材を集め、彼らが持つ創造性によって地域産業・文化のイノベーションを起こすことが経 済発展への必要不可欠な条件になっている。そして、このような人々は、自らが心地よく暮らせて、その能力を如何なく発揮できる都市を求めて簡単に移動する 時代になった。東京は、優れた人材が能力発揮できる環境・設備を十分に整えていながら、外国人に対する寛容性の低さから、彼らを惹き付けられないでいる。 今、東京に求められるのは、ビジネス・文化的インフラの整備ではなく、多様な人材を受け入れる姿勢への変革である。

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