交換留学(経済学部独自枠)
目次
- はじめに
- 応募から留学・帰国後の流れ
- 応募資格・留学期間
- 協定校一覧
- 出願に際しての注意事項
- 募集要項
- 出願時の入力内容・アップロードが必要な書類
- 出願用Webサイト
- 留学報告書の閲覧(要keio.jp認証)
- 過去の応募・派遣実績
1. はじめに
このプログラムは、慶應義塾大学経済学部・経済学研究科が、国際センターによる大学全体の募集枠(以降、国際センター枠)とは別に独自に設けている交換留学制度(以降、独自枠)です。経済学部・経済学研究科の学生を対象に、独自の協定を結んでいる海外の大学への留学機会を提供しています。
独自枠に関する注意事項、必要な手続きはすべてこのページに網羅されていますので、必ずすべてに目を通してください。
2. 応募から留学・帰国後の流れ

- 「春学期のみ」の留学が可能な派遣先大学は、各大学の学事日程等を考慮し、経済学部が総合的に判断します。
- 第II期で募集対象となる派遣先大学の留学期間は「春学期のみ」です。また、募集対象は第I期で募集定員を満たしていない派遣先大学のみです。
- 「春学期のみ」の留学期間を選択できる場合でも、派遣先大学の事情により、慶應義塾大学の授業・試験期間と留学期間が重複した場合、渡航前の秋学期科目(セット科目の場合は春学期科目を含む)が無効となる可能性があります。
留学を検討している人は、「留学のしおり」に必ず目を通してください。単位認定・遡及進級など履修の手続についても詳しい説明が記載されています。
3. 応募資格・留学期間
【応募資格】
<タイプAB生>
1年生のⅠ期12月選考から応募を認めます。それ以前に募集が行われるⅡ期9月選考への応募は認めません。
<PEARL生>
1年生の1期3月選考から応募を認めます。それ以前に募集が行われるⅠ期12月選考への応募は認めません。
【留学期間】
第I期選考
<タイプAB生>
留学期間は「1年間(秋学期+春学期)」、「秋学期のみ」または「春学期のみ」とします。「春学期のみ」の留学期間を希望する場合、応募できる協定校に制約があります。
<PEARL生>
・1年生の応募:留学期間は「1年間(秋学期+春学期)」または「春学期のみ」とします。「春学期のみ」の留学期間を希望する場合、応募できる協定校に制約があります。
・2年生以降の応募:留学期間は「1年間(秋学期+春学期)」「秋学期のみ」または「春学期のみ」とします。「春学期のみ」の留学期間を希望する場合、応募できる協定校に制約があります。
*各派遣先大学の対象留学時期は、募集要項の「募集大学」を参照してください。
第II期選考
AB生、PEARL生ともに留学期間は「春学期のみ」とします。
4. 協定校一覧
アジア
- 中国(China):
- 香港中文大学 社会科学院(Chinese University of Hong Kong)
- 復旦大学 経済学院(Fudan University)
- 香港科技大学 工商管理学院(Hong Kong University of Science and Technology)
- 南開大学 経済学院(Nankai University)
- 北京大学 光華管理学院(Peking University)
- 韓国(Republic of Korea):
- 延世大学 商経学部(Yonsei University)
- 台湾(Taiwan):
- 国立政治大学 社会科学学院(National ChengChi University)
- 国立台湾大学 社会科学院(National Taiwan University)
- タイ(Thailand):
- チュラロンコン大学 経済学部(Chulalongkorn University)
ヨーロッパ(Europe)
- オーストリア(Austria):
- ウィーン経済・経営大学(WU Vienna)
- ベルギー(Belgium):
- ルーヴェン・カトリック大学 経済経営学部(KU Leuven)
- ルーヴァン・カソリック大学 ルーヴァン・スクール・オブ・マネジメント(UCLouvain)
- デンマーク(Denmark):
- コペンハーゲン・ビジネス・スクール(Copenhagen Business School)
- フィンランド(Finland):
- アールト大学 ビジネス学部(Aalto University)
- フランス(France):
- エコール・ポリテクニーク(École Politechinique)
- HEC経営大学院(HEC Paris)
- ドイツ(Germany):
- ケルン大学(University of Cologne)
- フランクフルト大学 経済学部(Goethe University Frankfurt)
- ライプツィヒ大学 経済学・経営科学部(Leipzig University)
- マンハイム大学 経済学部(University of Mannheim)
- ボーフム大学東アジア学部(Bochum University)
- イタリア(Italy):
- ボッコーニ大学(Bocconi University)
- オランダ(Netherlands):
- エラスムス大学ロッテルダム エラスムス・スクール・オブ・エコノミクス(Erasmus University Rotterdam)
- ノルウェー(Norway):
- ノルウェー経済大学(NHH Norwegian School of Economics)
- スペイン(Spain):
- ESADE ロースクール(ESADE Law School)
- スイス(Switzerland):
- ザンクトガレン大学(University of St. Gallen)
- スウェーデン(Sweden):
- ストックホルム・スクール・オブ・エコノミクス(Stockholm School of Economics)
- 英国(United Kingdom):
- グラスゴー大学(University of Glasgow)
- ウォーリック大学(University of Warwick)
北米(North America)
- 米国(United States):
- カリフォルニア大学EAP(University of California Education Abroad Program)
- サウスカロライナ大学 ダーラ・ムーア・スクール・オブ・ビジネス(University of South Carolina)
- ブランダイス大学(Brandeis University)
5. 出願に際しての注意事項
- 国際センター枠との併願
- 国際センター枠の出願期間は独自枠とは異なっています。
- 片方の結果がもう片方の出願締切前に判明する日程で、先に合格が出た場合は、後の募集には出願することはできません。
- また、先に行われた募集の結果が後の募集の締切前に判明しない場合は、併願することは可能ですが、先行する募集での合格が優先され、合格辞退することはできません。
- したがって、どちらかの選考に合格した場合、その後に選考が行われる募集への出願は自動的に不受理となります。
- 志望大学の併願
- 同一時期に最大6校まで志望大学を併願できます。
- 必ずしも6校すべてを志望する必要はありません。ただし、希望者数が当該大学の募集人数を超える場合には、相対評価が行われるため、志望大学数が少ないと留学できなくなる可能性が高まります。
- 第6志望まで選択した出願者は、志望する6校以外への大学も留学を希望するか否かを出願時に選択してください。志望する6校への派遣が決まらなかったが、選考において一定基準を満たすと判断された出願者に対して、派遣候補生が決まらなかった大学を提示する場合があります(提示された大学に留学するか否かは、その際に検討してください)。
- カリフォルニア大学EAP(Education Abroad Program)を志望する場合は、必ず第3志望まで、志望するキャンパスを選択する必要があります。
- 留学期間の選択
- 国際センター枠での留学期間は1年間のみですが、独自枠では1年間または1学期間から留学期間を選択できます。
- カリフォルニア大学に1学期間留学する場合の留学期間は、カリフォルニア大学の1 term/semesterです。
- 選考プロセス
- 選考は第1次選考(書類選考)、第2次選考(面接選考)の2段階に分かれています。第1次選考に合格した学生にのみ、第2次選考の詳細が送られます。
- 第2次選考は、経済学部の教員による面接で、使用言語は主として英語または日本語(PEARL生は英語)です。
- 合格後の辞退不可
- 面接選考の合格発表後は、原則として留学の辞退を認めていません。出願前に志望大学をよく調べ、本当に留学を希望する大学のみを選択してください。
- 不合格後の再応募
- 第Ⅰ期において不合格となった場合でも、同一派遣先の第Ⅱ期(追加募集)に応募することができます。
- ただし、第Ⅰ期の定員充足状況により、第Ⅱ期は募集しないことがあります。
- 海外旅行保険・危機管理支援サービス
- 出発から帰国までの間、大学指定の海外旅行保険への加入と危機管理支援サービスへの登録が義務付けられています。費用は約15万~20万円です。
- 奨学金
- 独自枠の留学生は、国際センターが募集する「日本学生支援機構(JASSO)海外留学支援制度(協定派遣)」「慶應義塾大学交換留学生(派遣)奨学金」には応募できません。
- 4年生の応募
- 学部4年生で応募し、在籍期間延長中に留学することは可能です。
- ただし、すでに在籍期間延長中の学生は応募できません。
- ダブルディグリー・プログラムとの併願
- ダブルディグリー・プログラム(学部・修士5.5年プログラムを含む)と3月選考の経済学部独自枠交換留学を併願することは可能ですが、選考は独立して行われます。
- ダブルディグリー・プログラムが第一志望で選考に合格した場合、独自枠交換留学の出願を取り下げることができます。
- 翌年3月のダブルディグリー・プログラムに出願を希望する場合は、12月選考の経済学部独自枠交換留学には出願できません。
6. 募集要項
- 2026年秋学期/2027年春学期 第Ⅰ期 12月選考 ※2025/10/30更新[PDF]
- 2025年秋学期/2026年春学期 第Ⅰ期 3月選考 ※2025/01/08更新[PDF]
- 2025年秋学期/2026年春学期 第Ⅱ期選考 ※2025/07/07更新[PDF]
7. 出願時の入力内容・アップロードが必要な書類
出願は、所定の出願用Webサイトへの入力と書類のアップロードで完了します。紙の書類提出は不要です。
所定の出願用Webサイトへの入力内容 |
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|---|---|
1. 学生情報 |
指定された各項目について入力してください。 |
2. 履歴 |
経歴、海外渡航歴や研究・課外活動について入力してください。 |
3. 志望理由 |
留学を志望する理由を、日本語(約800字)と留学先大学使用言語(注1)(約500 words)で入力してください。 |
4. 留学先での学習・研究計画 |
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5. 志望大学別志望理由 |
志望大学を志望順に選択し、各大学の志望理由を日本語(100字以上200字以内)と留学先大学使用言語(注1)(60 words以上120 words以内)で入力してください。 ※ 面接選考の合格発表後は、原則として留学の辞退を認めていません。志望大学について出願前に丁寧に調べ、本当に留学を希望する大学のみを選択してください。 ※ 必ずしも6校すべてを志望する必要はありません。ただし、希望者数が当該大学の募集人数を超える場合には、相対評価が行われるため、志望大学数が少ないと留学できなくなる可能性が高まります。 ※ 第6志望まで選択した出願者は、志望する6校以外への大学も留学を希望するか否かを選択してください。志望する6校への派遣が決まらなかったが、選考において一定基準を満たすと判断された出願者に対して、派遣候補生が決まらなかった大学を案内する場合があります(案内された大学に留学するか否かは、その際に検討してください)。 ※ カリフォルニア大学EAP(Education Abroad Program)を志望する場合は、必ず第3志望まで、志望するキャンパスを選択してください。 |
(注1)留学先大学使用言語とは、留学先の授業で使用される言語を指します。英語圏以外の国で、英語で行われる授業のみを履修する場合には、英語で入力してください。複数の言語で授業履修を計画している場合は、それぞれの言語で入力してください(たとえば、英語とフランス語で行われる授業を履修する場合は、英語とフランス語で入力すること)。入力する内容は、日本語と同じでもかまいません。
所定出願用Webサイトにアップロードする書類 |
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|---|---|
1. 顔写真 |
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2. 学業成績表 |
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3. 語学能力証明書 |
英語で授業を履修する場合: TOEFL iBT / IELTSを提出してください。 ※ いずれの場合も受験後2 年以内のスコアを提出すること。 ※ TOEFL iBT はTest Taker Score Report(受験者用控えスコア票)、IELTS はTest Report Formをアップロードすること。 ※ TOEFL MyBest ScoresおよびHome Edition、IELTS Online およびOne Skill Retakeの提出は認めません。 ※ 英語が母語の学生に限り、上記以外の公的証明書による出願を受け付けることがあります。各募集時期の出願締切日3 週間前までに学生部学事国際担当(mita-intl「アットマーク」adst.keio.ac.jp) にお問い合わせください。TOEFL/IELTS以外の公的証明書を受け付ける場合であってもすべての出願登録を締切日までに行う必要があります。 フランス語で授業を履修する場合: フランスの公的機関が発行する証明書の原本のコピーを提出してください。 ※ ただし語学能力試験を受験したが、出願期間内に結果が未着の場合に限り、①受験票のコピーならびに②語学担当教員作成の語学能力証明書(所定用紙)でも出願可能です。面接選考までに結果が出ている場合は、面接時に証明書のコピーを一部提出すること。 上記以外の言語で授業を履修する場合: 各種語学能力試験もしくは語学担当教員作成の語学能力証明書(所定用紙)を、各募集時期の出願期間内にアップロードすること。 【語学担当教員作成の語学能力証明書】 所定用紙を慶應義塾大学の語学担当教員に渡し、日本語で作成を依頼してください。やむを得ない場合は、学外の教員によるもの、英語で作成されたものでも可とします。フランス語・ドイツ語・スペイン語・中国語以外は所定用紙を使用する必要はありません。 学内選考出願時には語学担当教員による語学能力証明書のみで出願を受け付けますが、協定校への出願時には、通常、公的機関による語学能力証明書の提出が求められます。試験によっては年数回しか実施がないものもあるため、計画的に受験してください。 |
4. 誓約書 |
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5. 留学許可書 |
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6. 受入承諾書 |
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8. 出願用Webサイト
- 出願用Webサイトへの入力・書類アップロード時の注意事項
- 必ず出願者本人が入力・送信してください。
- 出願期間外のデータ送信は無効です。コンピューターの不具合等によるデータ送信の遅れやアクセスが集中したために時間内にデータの送信ができなかった場合でも考慮はされません。最終日はアクセスが集中することが予想されますので、ご注意ください。
- 出願締切直前に初めて出願用Webサイトにアクセスし、時間が足りず締切までに出願を完了できない学生が、毎期一定数います。遅くとも締切の1週間前までに出願用Webサイトの登録を始め、3日前までには一度出願を完了させることを強く推奨します。出願締切日時までは、何度でも再提出することができます。
- 必ず出願内容を確認できるもの(願書PDF)をプリントアウトし保管してください。
- 入力内容およびアップロードした書類に不備がある場合、選考の対象とならないことがあります。各自責任を持って確認してください。
- 出願用Webサイト(KEIO IC-NET)へのリンク
- 出願用Webサイト(KEIO IC-NET)操作マニュアル
- 留学出願用写真アップロードガイド
9. 留学報告書の閲覧(要keio.jp認証)
過去に留学を経験した元派遣生が、これから留学を志す皆さんに向けて、報告書を残してくれています。報告書はこちら(要keio.jp認証)から閲覧してください。
<注意事項>
- 一部の元派遣生はすでに卒業し、出張や業務で対応できない場合があります。
- 連絡を取る際は、くれぐれも失礼のないよう配慮してください。
10. 過去の応募・派遣実績
(準備中)



