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教員一覧

★は大学院経済学研究科委員です

あ行

三田キャンパス

赤林 英夫

★赤林 英夫 (あかばやし ひでお)
教授

専攻分野:教育経済学、家族の経済学、労働経済学

氏名 赤林 英夫 (あかばやし ひでお)

職名 教授

専攻分野 教育経済学、家族の経済学、労働経済学

経歴 1996年シカゴ大学経済学博士課程修了(Ph.D.)。通商産業省職員、マイアミ大学客員専任講師、世界銀行コンサルタント、全米経済研究所客員研究員、慶應義塾大学経済研究所副所長などを歴任。
論文に"The Labor Supply of Married Women and Spousal Tax Deductions in Japan -A Structural Estimation"、"An Equilibrium Model of Child Maltreatment"、"Can Small Class Policy Close the Gap? An Empirical Analysis of Class Size Effects in Japan"、"Do Education Vouchers Prevent Dropout at Private High Schools? Evidence from Japanese Policy Changes"など、共編著に「学力・心理・家庭環境の経済分析」(有斐閣)、「働き方と幸福感のダイナミズム」(慶應義塾大学出版会)、監訳書に「教育の費用効果分析―学校・生徒の教育データを使った政策の評価と立案」(日本評論社)。

メッセージ
教育や家族に関してミクロ的視点から理論と計量分析を行っています。政策的な重要性が高く、理論的にも新しい話題の提供できる研究を心がけています。また、研究のインフラとしてのデータの公共財化にも強い関心があります。データが乏しい中で共有化の進まない日本の状況に強い危機感を感じ、2010年より、全国の小中学生の子どもと親のサンプルの追跡調査である「日本子どもパネル調査」の実施と研究者への提供を主導しています。

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赤林 由雄 (あかばやし よしお)
専任講師

専攻分野:計量経済学・産業連関分析

氏名 赤林 由雄 (あかばやし よしお)

職名 専任講師

専攻分野 計量経済学・産業連関分析

経歴 1980年:慶應義塾大学経済学部卒業、1982年:慶應義塾大学大学院経済学研究科修士課程修了、1985年:慶應義塾大学経済学部助手、1987年:慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、1992年より現職

メッセージ
メッセージがある場合には、私のウェブサイト(URL: http://web.econ.keio.ac.jp/staff/akab/ )に掲載されていますので、そちらをご覧ください。

秋山 裕

秋山 裕 (あきやま ゆたか)
准教授

専攻分野:経済発展論・計量経済学・統計学

氏名 秋山 裕 (あきやま ゆたか)

職名 准教授

専攻分野 経済発展論・計量経済学・統計学

経歴 東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。同大学経済学部助手。米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)留学。同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。慶應義塾大学経済学部専任講師。同大学助教授(現在の准教授)。同大学経済学部にて、「経済発展論」、「統計学」等を担当。著書:『経済発展論入門』東洋経済新報社。

メッセージ
【研究紹介】
経済発展とはいかなる現象なのか、また、経済発展を促進するために私たちは何をすべきなのかという「課題」を、「経済理論」と「経済統計」をバランスよく組み合わせて探求していくことを基本としています。地域的には環太平洋諸国、特にアジア諸国の経済発展を取り上げ、経済発展の過程で生じる産業構造の変化、貿易構造の変化を中心に計量的な分析を行っています。

【学生へのメッセージ】
経済学を勉強するにあたっては、どの分野に打ち込もうとも、「経済学」の研究に終始するのではなく、「現実の経済」を研究することを究極の目的であることを常に心にとめておいてほしいと思います。

アビドハドジャエヴ, ウミッド

アビドハドジャエヴ, ウミッド (アビドハドジャエヴ ウミッド )
助教(有期)

専攻分野:インフラ投資、インパクト評価

アビドハドジャエヴ, ウミッド

氏名 アビドハドジャエヴ, ウミッド (アビドハドジャエヴ ウミッド )

職名 助教(有期)

専攻分野 インフラ投資、インパクト評価

経歴 April, 2014 February, 2017
Doctoral Course in Economics: Empirical Analysis of Economic Effects of Infrastructure
April, 2012 March, 2014
Master Course in Economics: Infrastructure Investment in Neoclassical Growth Model: An Empirical Analysis and Its Implication
February 2017 June 2018
Asian Development Bank Institute, Project Consultant
June 2014 May 2016
Asian Development Bank Institute, Research Associate
May 2009 February 2011
Lead Specialist at State Property Committee of Uzbekistan,
being responsible for initiation and coordination of cooperation with foreign counter-parties in spheres of privatization, corporate governance and management of state assets, covering Northern America, Western Europe and South-East Asian region.

メッセージ
How to evaluate the impact of economic policy? Is it possible? Is impact positive, neutral or negative? For whom? During which period? What about its magnitude? Is it significant? I try to answer these questions in my research.

新井 拓児

★新井 拓児 (あらい たくじ)
教授

専攻分野:数理ファイナンス

氏名 新井 拓児 (あらい たくじ)

職名 教授

専攻分野 数理ファイナンス

経歴 1971年東京生まれ。1993年:東京理科大学理工学部卒業、2001年:慶應義塾大学大学院理工学研究科博士課程修了、博士(理学)の学位を取得、筑波大学大学院ビジネス科学研究科非常勤研究員、東京理科大学理工学部助手を経て2005年:現職

メッセージ
私の研究分野は確率論を用いた数理ファイナンスであり、特に、金融派生商品、より一般に条件付請求権の価格付け問題に端を発する確率過程論的問題に取り組んでいる。最終目標は、数学的概念とファイナンス的概念の結びつきを明らかにすることと、数理ファイナンスという視点から発生した問題を通して確率過程論の一般論に対する貢献を行うことである。そのような最終目標を達成すべく、非完備市場におけるヘッジ戦略や価格と同値マルチンゲ―ル測度の関係を包括的に理解することを目的とする。条件付請求権との距離が最小になるというファイナンス的意味を持つヘッジ戦略が、双対性から導かれる同値マルチンゲール測度という数学的概念とどう関わっているのかを明らかにしたい。また、数学的視点から提唱された同値マルチンゲール測度のファイナンス的意味付けにも取り組みたい。これらの研究により、セミマルチンゲールに関する確率積分空間上の関数解析という新たな数学的枠組みを定式化することができればと考えている。

【主要論文】
A class of semi-selfsimilar processes related to random walks in random scenery, Tokyo J. Math., 24, 69–85, 2001.
The relations between minimal martingale measure and minimal entropy martingale measure, Asia Pacific Financial Markets, 8, 167-177, 2001.
The p-optimal martingale measure in continuous trading models, Stat. Probab. Lett., 54, 93–99, 2001.
Mean-variance hedging for discontinuous semimartingales, Tokyo J. Math., 25, 435–452, 2002.
Minimal martingale measures for jump diffusion processes, J. Appl. Probab., 41, 263–270, 2004.
An extension of mean-variance hedging to the discontinuous case, Fin. Stoch., 9, 129–139, 2005.
Some remarks on mean-variance hedging for discontinuous asset price processes, Intern. J. Theor. Appl. Fin., 8, 425–443, 2005.
Some properties of the variance-optimal martingale measure for discontinuous semimartingales, Stat. Probab. Lett., 74, 163-170, 2005.
An Approximate Approach to the Exponential Utility Indifference Valuation, Intern. J. Theor. Appl. Fin., 10, 475-503, 2007.
Optimal hedging strategies on asymmetric functions, Adv. Math. Econ. 11, 1-10, 2008.

飯田 恭

★飯田 恭 (いいだ たかし)
教授

専攻分野:ヨーロッパ社会経済史(専門は近世・近代ドイツ農村・林野史)

氏名 飯田 恭 (いいだ たかし)

職名 教授

専攻分野 ヨーロッパ社会経済史(専門は近世・近代ドイツ農村・林野史)

経歴 東京大学経済学部卒(1990)、ベルリン・フンボルト大学歴史学研究所留学(1993-95:DAAD奨学生)を経て、東京大学大学院経済学研究科より博士号取得(1999)。東京大学助手(1996-98)、成城大学経済学部専任講師(1998-2001)を経て、慶應義塾大学経済学部助教授(2001-08)、同教授(2008-)。
主要業績:Ruppiner Bauernleben 1648-1806 (Berlin: Lukas Verlag, 2010); “The Practice of Timber Granting from Lords to Peasants: A Forest-Historical Perspective of the Gutsherrschaft in Brandenburg-Prussia from 1650 to 1850,” Agricultural History 87 (2013)等。

メッセージ
私は、近世ヨーロッパのエルベ川以東に広く普及した「グーツヘルシャフト(農場領主制)」について、プロイセンを中心に研究してきました。最近では、これまで主として「農業史」の文脈で論じられてきたこのテーマを、「森林史」の文脈にも位置づける作業をしています。
プロイセンは、近代化しつつある日本が一つのモデルとした国でもあります。両国の農林発展経路を比較することを通じて、「西洋と日本」という古くて新しい問題を探究する作業もつづけていきたいと思っています。

池田 幸弘

★池田 幸弘 (いけだ ゆきひろ)
教授

専攻分野:経済学史・経済思想史:とくにオーストリア学派、ドイツ語圏における数理的分析の端緒について

氏名 池田 幸弘 (いけだ ゆきひろ)

職名 教授

専攻分野 経済学史・経済思想史:とくにオーストリア学派、ドイツ語圏における数理的分析の端緒について

経歴 1982年3月: 慶應義塾大学経済学部卒業。1984年3月: 慶應義塾大学修士課程経済学研究科修了。1989年3月: 同研究科博士課程単位取得退学。1989年4月: 慶應義塾大学経済学部助手に就任。2004年4月: 慶應義塾大学経済学部教授に就任。経済学博士(ホーエンハイム大学。Dr.oec.)。

メッセージ
経済思想史は現実の経済現象の理解にただちに資するわけではありませんが、歴史的見地から経済的な言説のあり方を根源的に問い直す学問です。経済思想史研究の意義についてご関心がある向きは、どうぞ下記をごらんください。 池田幸弘「経済思想の歴史」『スタディガイド』慶應義塾経済学会編、2008年。

石橋 孝次

★石橋 孝次 (いしばし こうじ)
教授

専攻分野:ミクロ経済学・産業組織

氏名 石橋 孝次 (いしばし こうじ)

職名 教授

専攻分野 ミクロ経済学・産業組織

経歴 1987年:慶應義塾大学経済学部卒業。ボストン大学Ph.D.(Economics)。1990年:慶應義塾大学経済学部助手、1997 年:助教授。2004年4月~2005年3月:ボストン大学訪問研究員。
【主要業績】 “Partial Privatization in Mixed Duopoly with Price and Quality Competition,” (with T. Kaneko) Journal of Economics, 2008.

メッセージ
産業組織の理論分析を研究テーマにしています。なかでも製品差別化や品質競争などの寡占企業の行動および公企業と私企業とが共存する混合寡占市場の競争などを研究対象としています。学生の皆さんには、のちに後悔することのないように、ミクロ経済学・マクロ経済学・数学・統計学を地道に学習されることを望んでいます。これらは経済問題や経済現象を論理的に考察し、分析するために必要なもので、社会に出てからも非常に有用になるからです。

井手 英策

★井手 英策 (いで えいさく)
教授

専攻分野:財政社会学・地方財政論・中央銀行政策史

氏名 井手 英策 (いで えいさく)

職名 教授

専攻分野 財政社会学・地方財政論・中央銀行政策史

経歴 1972年生まれ。東京大学経済学部卒(1995年),同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学(2000年),日本銀行金融研究所,東北学院大学,横浜国立大学にて奉職の後,2009年度より現職。博士(経済学)。2006-7年コロラド大学にて客員研究員。主著に『高橋財政の研究』『中央銀行の財政社会学』(大島通義氏と共著)『希望の構想』(神野直彦氏と共編)など。

メッセージ
財政金融分野の歴史研究,制度研究が専門です。最近は,経済的要因が作用する前提ともいうべき社会変数の役割に関心を持っており,わが国の財政赤字に関して,バブル崩壊後の社会構造の変化や政府間財政関係の変化などに注目しながら研究を行っています。また,財政史の国際比較やSocial Capital理論に関する国際共同研究に取り組んでいます。

伊藤 幹夫

★伊藤 幹夫 (いとう みきお)
教授

専攻分野:理論経済学(マクロ経済学)、計量経済学

氏名 伊藤 幹夫 (いとう みきお)

職名 教授

専攻分野 理論経済学(マクロ経済学)、計量経済学

経歴 1956年富山県生まれ。慶應義塾大学卒業、慶應義塾大学経済学研究科修了(経済学修士)。慶應義塾大学経済学部助手、専任講師を経て、現在准教授。
“Monopoly and General Equilibrium,” Keio Economic Studies, vol.10, No.2,1983/「非線形景気循環理論の実証」『三田学会雑誌』88巻3号/「非線形性のテスト:多変量の場合」『三田学会雑誌』89巻4号/「1次元時系列データの変換I:移動平均からHodrick-Prescott フィルターまで」『三田学会雑誌』101巻2号/『経済数学』エコノミスト社, 1999年 (戸瀬信之氏と共著)

メッセージ
経済学や金融工学など、経済に関連する科学が100年前と比較すると、格段の進歩を遂げているはずなのに、人間は相変わらず、景気変動に振り回され、バブルに踊り、金融恐慌におののき、長期の不況に呆然と立ちつくし、格差社会の中の閉塞感に打ちひしがれます。何も変わっていないのかもしれません。
科学が無力なのではないと思います。経済の動向を明らかにしようとする、人間の知見は確実に拡大しています。それでも明らかでないことは確かにたくさんあります。不況がなぜ起こり、長いこと人々を苦しめるのか、株式市場はなぜ乱高下するのか、貧富の格差が縮まらないのはなぜか、などなど。
これらは、人間の知的探求の対象として、経済がいかに手ごわい存在であるかを物語っています。医学者がガンを含む難病との戦いに完全な勝利をおさめる日は、永久に訪れないかもしれませんが、彼らが戦いの手を休めることはありません。経済学者も同じだと思います。多くの人が、経済学が今後ますます学ぶ価値のある、発展途上の、魅力ある科学であることに気がついてほしいと願っています。

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★井深 陽子 (いぶか ようこ)
准教授

専攻分野:医療経済学

氏名 井深 陽子 (いぶか ようこ)

職名 准教授

専攻分野 医療経済学

経歴 2008年ラトガース大学よりPhD(経済学)取得。イェール大学公衆衛生大学院博士研究員、一橋大学国際・公共政策大学院専任講師、京都大学大学院薬学研究科特定准教授、東北大学大学院経済学研究科准教授を経て2016年より現職。主要業績として、”Out-of-pocket payments and community-wide health outcomes: an examination of influenza vaccination subsidies in Japan”(Health Economics, Policy and Law, 2016, 共著), “Social contacts, vaccination decisions, and influenza in Japan”(Journal of Epidemiology and Community Health, 2015, 共著)など。

メッセージ
医療経済学は、人間の健康の決定に関わる諸問題を経済学の理論をもとに分析する研究分野です。研究テーマとして、個人が健康に関わる意思決定をどのように行うかということに関心があります。現在は特に感染症の予防行動など、自分と周囲の人の間で行動の帰結が影響し合う場合の意思決定に関する実証研究を行っています。

植田 浩史

★植田 浩史 (うえだ ひろふみ)
教授

専攻分野:日本経済史、日本経営史、中小企業論

氏名 植田 浩史 (うえだ ひろふみ)

職名 教授

専攻分野 日本経済史、日本経営史、中小企業論

経歴 1984年:東京大学経済学部卒業、1989年:東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得退学、1989年:大阪市立大学経済研究所助手、講師、助教授、同大学院創造都市研究科教授を経て、2006年:慶應義塾大学経済学部教授。2006年:博士(経済学、東京大学)。
著書に『現代日本の中小企業』岩波書店、2004年、『戦時期日本の下請工業』ミネルヴァ書房、2004年 など。中小企業研究奨励賞本賞(2004年度)、政治経済学・経済史学会賞(2005年度)。

メッセージ
私のモットーは、現実と歴史から学ぶということです。国内、国外を含め多くの地域、企業の現実から、現代の経済や社会が抱えている問題や課題を見出していくとともに、そうした現実が生み出されてくる背景を歴史的に捉え、考えていくことを大切にこれまで研究をしてきました。慶應義塾でも、このモットーを大事に教育、研究にのぞんでいきたいと思っています。

王 楽然

王 楽然 (おう らくぜん)
助教(有期)

専攻分野:マクロ経済学、労働経済学

氏名 王 楽然 (おう らくぜん)

職名 助教(有期)

専攻分野 マクロ経済学、労働経済学

経歴 2011年秋、中国山東大学を卒業して来日。2012年4月から2014年3月まで、名古屋大学の経済学研究科の修士課程を修了。2017年3月に慶應大学の経済学研究科の博士課程を修了。経済学博士。

研究業績:
Leran WANG, 2015, Fertility and Unemployment in a Social Security System, Economics Letters (133)19-23.
Leran WANG, 2016, Fertility, Union Wage Setting and Social Security System, International Journal of Economics and Finance Vol. 8, No. 9, 1-10.

メッセージ
世界中少子高齢化の社会特徴に基づいて、人を中心とした失業、賃金など労働経済学分野の問題を心がけて研究しています。
学生たちへ:自分の未来は自分の手で作ります。今日の態度は今日の行動、そして今日の行動は明日の行動を決められます。時間を大切にして、後悔ない人生を過ごすために頑張りましょう。

大垣 昌夫

★大垣 昌夫 (おおがき まさお)
教授

専攻分野:マクロ経済学、国際金融、計量経済学

氏名 大垣 昌夫 (おおがき まさお)

職名 教授

専攻分野 マクロ経済学、国際金融、計量経済学

経歴 1988年シカゴ大学経済学部、Ph.D。1988年ロチェスター大学経済学部助教授、1994年オハイオ州立大学助教授、2002年同大学教授。2003年より2009年までJournal of Money, Credit, and Banking誌のEditor。アメリカ連邦銀行、国際通貨基金、日本銀行等で客員研究員。業績に”Measuring Intertemporal Substitution: The Role of Durable Goods,”(with Carmen Reinhart), Journal of Political Economy(1998). “Decreasing Risk Aversion and Tests of Risk Sharing,” (with Qiang Zhang), Econometrica (2001),”等がある。

メッセージ
最近は利他的な経済行動の研究に特に興味を持っています。世界各国で貯蓄率や、献金額や、税制などが大きく異なりますが、これらの違いは利他行動の違いと深く関わると考えています。特に親の遺産などの子どもに対する利他行動と他人のための献金などの利他行動の関係を研究していきたいと思います。
利他的行動の決定要因としては世界観が重要ではないか、と思います。たとえば、親が子どもに対して、甘やかすか、しつけのようなタフ・ラブの行動をするか、ということを考えると、親が「苦しみは無意味だ」という世界観を持っているか、「苦しみには意味がある」という世界観を持っているか、が重要な決定要因となると思います。
それでサーベイや実験を用いて世界観の利他的な経済行動への影響を研究を共同研究者たちと始めています。例えば「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」という世界観に基づいて、福沢諭吉は慶応義塾の創立という経済行動を選択したと思います。マザー・テレサは貧しい人に奉仕することは、キリストに奉仕すること、という世界観を持っていたので、慈善活動をとったと思います。多くの人々は、自分がある特定の世界観を持っていることを意識していないため、違う世界観を持っている人々との意思の疎通が難しくなり、異なった世界観を持つ人々の言動を理解できずに憎んだり軽蔑したりすることがあるように思われます。目に見えない世界観が身近な経済行動に影響していることを明らかにすることによって、この研究が経済学の真理の探究に貢献するだけでなく、異なる世界観を持つ人々の間の理解と調和を促進することを期待しています。

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★大久保 敏弘 (おおくぼ としひろ)
教授

専攻分野:国際経済学(国際貿易、直接投資、国際マクロ)、空間経済、経済地理、都市・地域経済、公共政策(産業立地、環境、災害・防災)

氏名 大久保 敏弘 (おおくぼ としひろ)

職名 教授

専攻分野 国際経済学(国際貿易、直接投資、国際マクロ)、空間経済、経済地理、都市・地域経済、公共政策(産業立地、環境、災害・防災)

経歴 2006年英国・マンチェスター大学講師、2008年神戸大学准教授、2009年英国・バーミンガム大学客員研究員(日英大和財団)、2010年英国・オックスフォード大学、スウェーデン・ストックホルム大学を経て、2011年4月より現職。この間、一橋大学経済研究所客員研究員、チューリッヒ大学客員教授、ベルギー・カトリック=ルーバン大学、中国・浙江大学客員研究員など歴任。European Economic Review, Journal of International Economics, Economic Theory,Scandinavian Journal of Economics, Journal of Environmental Economics and Managementなどに論文多数。

太田 淳

★太田 淳 (おおた あつし)
准教授

専攻分野:近代東南アジア経済史, インドネシア史

太田 淳

氏名 太田 淳 (おおた あつし)

職名 准教授

専攻分野 近代東南アジア経済史, インドネシア史

経歴 1993年:早稲田大学第一文学部卒, 2005年:Ph.D. (History, Leiden University)取得。2005年:ラトガース大学歴史学研究所客員研究員, 2006年:国立シンガポール大学人文社会科学部ポスドク研究員, 2008年:台湾中央研究院人文社会科学研究中心助研究員, 2012年:広島大学大学院文学研究科准教授を経て2016年4月より現職。研究テーマは18−19世紀インドネシア諸島の経済・社会変容で, 特に現地住民やアジア人移民を中心とした, 植民地的強制に依らない, 自発的な生産・貿易・移民・海賊・ネットワーク形成などを明らかにしようと試みている。主要著作:『近世東南アジア世界の変容−グローバル経済とジャワ島地域社会』(名古屋大学出版会、2014;第12回日本学術振興会賞および第12回日本学士院学術奨励賞受賞), 「ナマコとイギリス綿布−19世紀半ばにおける外島オランダ港の貿易−」秋田茂編『アジアからみたグローバルヒストリー−「長期の18世紀」から「東アジアの経済的復興」へ』(ミネルヴァ書房, 2013), 「近代のネガ、または取り込まれた異者:19世紀マレー海域の海賊」『現代思想』39-10 (2011), “Pirates or Entrepreneurs? Migration and Trade of Sea People in Southwest Kalimantan, c. 1770-1820,” Indonesia 90 (2010), Changes of Regime and Social Dynamics in West Java: Society, State, and the Outer World of Banten, 1750-1830 (Leiden and Boston: Brill, 2006;第4回東南アジア史学会賞受賞)

メッセージ
日吉では自由研究セミナー(東南アジア経済史)と経済史入門II、三田では研究会(ゼミ)の他にEconomic History of Asiaと大学院演習を担当します。成長著しい東南アジアとはビジネスや観光を通して関係が強まっていますが、まだまだ日本人の知っている情報は限られているように思えます。受講する皆さんにはぜひ歴史的な知識を深め、現在の東南アジアのダイナミズムを深く理解するようになってほしいと思います。講義形式の授業では、東南アジアの歴史的発展を世界的な横のつながりの中で理解してもらいます。セミナーやゼミでは、近年のすぐれた研究を読んで、生産、消費、労働、貿易、移民、環境、貧困、災害、社会対立など広いテーマについて考え、自分の議論を構築し、発表や論文作成を行う力を身につけてもらいます。
皆さんが社会に出ると、恐らく何らかの形で東南アジアとつき合う機会があるでしょう。大学での学びを通して、ぜひ皆さんに東南アジアのエキスパートとして活躍してもらえればと考えています。

太田 聰一

★太田 聰一 (おおた そういち)
教授

専攻分野:労働経済学

氏名 太田 聰一 (おおた そういち)

職名 教授

専攻分野 労働経済学

経歴 昭和39年生まれ、京都市出身。昭和62年に京都大学経済学部を卒業。平成元年にロンドン大学LSE大学院に留学。平成6年に名古屋大学経済学部助手、平成8年に講師、平成10年に助教授、平成16年には名古屋大学大学院経済学研究科教授となり、平成17年に現在の慶應義塾大学経済学部教授の職に就く。内閣府経済社会総合研究所客員研究員、京都大学経済研究所客員教授などを歴任。ロンドン大学経済学博士(Ph.D.)。
共著書に「労働経済学入門」(有斐閣)、「もの造りの技能」(東洋経済新報社)。

メッセージ
労働経済の理論的・実証的分析を課題にしています。主要な研究トピックは若年雇用、失業問題、賃金格差、職場の安全などです。

大西 広

★大西 広 (おおにし ひろし)
教授

専攻分野:数理マルクス経済学、中国・アジア経済論

氏名 大西 広 (おおにし ひろし)

職名 教授

専攻分野 数理マルクス経済学、中国・アジア経済論

経歴 1980年京都大学経済学部卒業、1982年京都大学大学院経済学研究科博士前期課程修了、1985年京都大学経済学研究科博士後期課程修了、立命館大学、京都大学に奉職の後、2012年より現職。経済学博士(京都大学)。主著に『資本主義以前の「社会主義」と資本主義後の社会主義』、『マルクス経済学』など。

メッセージ
慶應に入れた学生には選ばれた者が負うべき社会的責任というものがある。世が混乱・混迷を深める中、多くの人々はその中でどう生き延びようかと考えるが、そうではなく自分がそうした世をどうするのか、どう貢献するのかを考えるのが真のエリートたる者である。そうした若者を求める。

大沼 あゆみ

★大沼 あゆみ (おおぬま あゆみ)
教授

専攻分野:環境経済学(環境経済理論、環境政策論)

氏名 大沼 あゆみ (おおぬま あゆみ)

職名 教授

専攻分野 環境経済学(環境経済理論、環境政策論)

経歴 1983年:東北大学経済学部卒業、1988年:東北大学大学院経済学研究科博士課程後期単位取得退学、1988年:東北大学経済学部助手、1989~2001年:東京外国語大学外国語学部専任講師・助教授、2001年4月~2003年3月:慶應義塾大学経済学部助教授、2003年4月より教授。この間、1995-97年:Centre for Social and Economic Research on the Global Environment (University College London) 客員研究員。

メッセージ
「持続可能な発展」をベースにして、生物多様性保全、地球温暖化問題、資源利用の問題を研究しています。特に環境保全を目的とした、既存市場の活用の仕方や新たな市場の創設など、市場構造を環境保全的なものとする政策分析に関心を持ち、研究を進めています。近年は、発展途上国の自然資本の保全を考察する観点から、マレーシアのボルネオにあるサラワク州とサバ州でのフィールドワークも行っています。特に、アナツバメの管理、森林認証、バイオプロスペクティングについて興味を持って調査をしているところです。

大平 哲

大平 哲 (おおひら さとし)
准教授

専攻分野:開発経済学、地域間格差の理論的分析

氏名 大平 哲 (おおひら さとし)

職名 准教授

専攻分野 開発経済学、地域間格差の理論的分析

経歴 経済格差の問題に関心をもちつづけている。格差是正策としての補助金・援助について、国内外の事例をつかって検討している。学術論文の執筆のほか、ここ数年はODAの事後評価のための途上国現地での実態調査にも従事してきた。その成果を利用し、途上国経済、とりわけタイの地域間格差に関する実証研究をおこなうことを今後数年の課題としている。

メッセージ
経済格差に関する次の3つの問題を中心に研究をすすめています。
(1)経済格差はなぜあるのか
(2)それは解消すべきものなのか
(3)すべきとしたらどのように解消するのがいいのだろうか
具体的には、格差を考える経済学の研究、格差解消の手段としての国内外の援助・補助金の経済分析をしています。経済学では伝統的に効率性を軸に分析をする習慣があり、公平性とか格差に関する体系的理論はありません。個別の問題ごとに適切な理論を探すしかありません。理論研究の他に、沖縄と本土との間の格差の問題を主として、格差を考える経済モデルをどのように現実の経済分析に応用できるかを考えています。また、円借款事業を中心に、先進国による途上国への経済援助がどのような効果をもつのか、その分析をするためにどのような手法がありうるかを研究しています。現実の経済格差の分析をするときには、複雑な政治・歴史的条件も関わってくるので、経済学の道具を応用するのは難しく、それだけにやりがいを感じています。
経済格差に関心をもったのは学生時代でした。南北問題についての本を読み、先進国と途上国との間の経済格差の深刻さに大きく心を動かされました。国と国との間の格差だけでなく、地域や人によってなぜこうも多様性があるのだろうかということに関心をもちつづけています。学生時代に接した文献にはその後も大きく影響されつづけるはずです。友人との議論も大事です。できるだけ多くの文献に接し、友人と語り合うことを学生のみなさんには強くすすめます。

岡本実哲

岡本実哲 (おかもと のりあき)
助教(有期)

専攻分野:オークション理論,メカニズムデザイン

氏名 岡本実哲 (おかもと のりあき)

職名 助教(有期)

専攻分野 オークション理論,メカニズムデザイン

経歴 2013年3月慶應義塾大学経済学部を卒業。2018年3月慶應義塾大学大学院経済学研究科の博士課程を修了。

主要研究業績 
“An Efficient Ascending-Bid Auction for Multiple Objects: Comment, ”American Economic Review, 108-2, pp. 555-560
『南太平洋の島国ナウルでの選挙制度ダウダールルール―票の割れ,クローン,区分けを考えた投票ルールの設計』2017年10月号,641-646

メッセージ
望ましい資源配分を達成するための制度設計問題を研究しています。特にその中でもオークション理論に興味があり、日本国債市場の設計問題や周波数帯利用権のオークションの設計などを主に研究しています。また最近では、日本を含めた世界的な少子高齢化に関心があり、少子高齢化の度合いを測る指標の設計や少子高齢化社会における制度設計なども研究しています。

尾崎 裕之

★尾崎 裕之 (おざき ひろゆき)
教授

専攻分野:不確実性の経済学、 およびそのマクロ経済学への応用

氏名 尾崎 裕之 (おざき ひろゆき)

職名 教授

専攻分野 不確実性の経済学、 およびそのマクロ経済学への応用

経歴 慶應義塾大学経済学部卒。アメリカ・ウィスコンシン大学Ph.D。
Journal of Economic Theory誌、Journal of Mathematical Economics誌に論文数本。

メッセージ
Know everything about something, know something about everything
(最初のsomethingは自分の専門、後者のeverythingは、一般知識)
の精神で勉学に励んでください。

日吉キャンパス

青木 健一郎

青木 健一郎 (あおき けんいちろう)
教授

専攻分野:理論物理学:主に素粒子物理、場の理論、非平衡の物理

氏名 青木 健一郎 (あおき けんいちろう)

職名 教授

専攻分野 理論物理学:主に素粒子物理、場の理論、非平衡の物理

経歴 1984年:東京大学 理学部 物理学科 卒業、1989年:Princeton大学 物理学科 PhD、1989年:UCLA Research Associate、1994年:東京工業大学 理学部物理学科 助手、1995年:慶應義塾大学 経済学部 助教授、1999年:同 教授。

メッセージ
物理学の最大の魅力は「なぜ」ということを考えるところだと思います。物理現象はどのような仕組みで起きているのか、そしてその理解の根拠はどこにあるのか、といったことを考えます。素粒子物理では、物質のもっとも基本的な部品は何であり、それがどのような性質を持つのかを追求します。自然科学の中でもっとも小さいスケールを研究する分野です。自然科学では理解が正しいのかを実験で検証します。実験のデータからいかにして結論を導出するかを体験して理解ないと、自然科学に過度の信頼、あるいは根拠なき不信を抱きがちです。物理学の基本的概念は数学が得意でなくてもわかると私は信じています。特に物理を今まで学んだことない人は、講義に限らず物理学に触れ、実験を体験して欲しいと思います。

有川 智己

有川 智己 (ありかわ ともつぐ)
准教授

専攻分野:コケ植物の系統分類学

氏名 有川 智己 (ありかわ ともつぐ)

職名 准教授

専攻分野 コケ植物の系統分類学

経歴 1974年3月東京都生まれ、1997年東京大学理学部生物学科卒業、2003年東京大学大学院理学系研究科博士後期課程修了(博士(理学))、広島大学大学院助手、慶應義塾大学経済学部助手、助教、鳥取県立博物館主任学芸員を経て、2013年から現職。日本蘚苔類学会編集幹事、環境省第3次絶滅のおそれのある野生生物の選定・評価検討委員などを勤める。

メッセージ
地上は生き物であふれています。コケ植物もその中の一員です。一見地味な生物を通じて、自然・地球環境の多様さ、複雑さを理解し体感できるようにしてゆきたいと思っています。

アートル, ジョン

アートル, ジョン (アートル ジョン)
准教授

専攻分野:文化人類学、考古学の民族誌、文化資源学、観光人類学など

氏名 アートル, ジョン (アートル ジョン)

職名 准教授

専攻分野 文化人類学、考古学の民族誌、文化資源学、観光人類学など

経歴 2007年 カリフォルニア大学バークレー校(文化人類学Ph.D.)。2007–2008年 ウィリアム・アンド・メアリー大学人類学部・特任准教授。2008–2018年 金沢大学国際基幹教育院・准教授。2018年から現職

井奥 洪二

井奥 洪二 (いおく こうじ)
教授

専攻分野:生体材料学・セラミック材料学・環境科学

氏名 井奥 洪二 (いおく こうじ)

職名 教授

専攻分野 生体材料学・セラミック材料学・環境科学

経歴 東京工業大学大学院博士後期課程修了、高知大学理学部助手、山口大学工学部助教授、同大学院医学系研究科助教授、東北大学大学院環境科学研究科教授を経て、2012年より現職。工学博士。
【受賞】日本セラミックス協会学術賞 (2009)、日本無機リン化学会学術賞 (2008)、Asian BioCeramics Award (2005)、無機マテリアル学会永井記念奨励賞 (2000)、Award for Encouragement of Research in Materials Science, MRS International Meeting on Advanced Materials (1988) 他

メッセージ
東北大学在職中、東日本大震災に被災。その後の復旧過程において、リーダーに必要な条件について考えさせられました。皆が困っている時に先頭に立つ勇気、大局的にものごとを捉え速やかに具体的指示を出せる決断力、小さなことには動揺しないタフな精神力、困っている人に手を差し延べることのできる豊かな心、このような力と心のあるリーダーが現在の日本には必要とされています。私は、日本の未来を創り、支えていくリーダーを育てることに全力を尽くします。慶應義塾で学ぶ学生諸君の中から、真のリーダーシップを発揮できる政治家、企業経営者、NGOやNPOの代表などが数多く育っていくことを願っています。

池田 薫

池田 薫 (いけだ かおる)
教授

専攻分野:数理物理学(非線形可積分系)

氏名 池田 薫 (いけだ かおる)

職名 教授

専攻分野 数理物理学(非線形可積分系)

経歴 1962年4月14日生、1985年3月:埼玉大学理学部卒、1987年3月:東京都立大学理学研究科修士課程修了、1991年3月:東京都立大学理学研究科博士課程修了、1991年4月:小樽商科大学講師、1991年10月:同助教授、1996年4月熊本大学理学部助教授、2002年4月:慶應義塾大学経済学部助教授、2003年4月:同教授
【学位】 理学博士(東京都立大学)1991年3月、1998年9月から1999年7月までMIT訪問研究員、2003年から2008年までCOE事業推進担当
【最近の研究業績】 Compactification of the iso level sets of the Hessenberg matrices and the full Kostant-Toda lattice, Proc.Japan acad. Ser.A82(2006)no7pp93-96/The Toda flows preserving small cells of the flag variety G/B and Kazhdan’s x_0 grading, our.Geom.and Physics 57(2007)no3 pp799-813/The monoidal transformation by Painleve’ divisor and resolution of the pole of the Toda lattice, Jour. Math. Pure et Appl. 90(2008) Issue 4, pp329-337

メッセージ
いわゆるソリトンについて研究しています。最近はソリトン通信に興味をもっています。ソリトンとは固有の性質をいつまでもどこまでも保持しつづけるという性質をもっています。この性質を利用しデータのやり取りに使えないものかと考えています。さらに別の次元の保存量(うまくいえませんが)も持っていることが最近分かってきました。これもデータ通信に使えるはずだと考えています。

石井 明

石井 明 (いしい あきら)
教授

専攻分野:音楽学(西洋音楽史)、特に17・18世紀の西洋音楽

氏名 石井 明 (いしい あきら)

職名 教授

専攻分野 音楽学(西洋音楽史)、特に17・18世紀の西洋音楽

経歴 音楽学博士。アメリカ、イーストマン音楽院(ロチェスター大学)卒。インディアナ大学大学院古楽科を経て、デューク大学大学院へ編入学。91年修士号、 99年博士号(PhD)取得。日吉キャンパスにおいて様々な教育・研究活動に携わっている。その一つとして18世紀オーケストラの演奏習慣の実践・実習を目的に、慶應義塾コレギウム・ムジクム・オーケストラを主宰、指導を行っている。

メッセージ
研究・教育活動についてのより詳細な情報は、次のHPを参照してください。
>> http://web.hc.keio.ac.jp/~akirai

石川 昌治

石川 昌治 (いしかわ まさはる)
教授

専攻分野:数学(特異点論、多様体の幾何構造)

氏名 石川 昌治 (いしかわ まさはる)

職名 教授

専攻分野 数学(特異点論、多様体の幾何構造)

経歴 1995年:東京大学工学部船舶海洋工学科卒業,1997年:東京大学大学院数理科学研究科修士課程修了,2001年:バーゼル大学にてPh.D.取得,2001年4月:日本学術振興会特別研究員(DC・PD),2003年:東京大学大学院数理科学研究科にて博士(数理科学)取得,2003年4月:東京工業大学大学院理工学研究科助手,2007年4月:同助教,2008年4月:東北大学大学院理学研究科准教授,2018年4月:慶應義塾大学経済学部教授

メッセージ
多項式や関数の特異点を使って空間の幾何学的性質を捉える研究をしています. 簡単な例だと,地図の等高線が与える高さ関数から,その場所の地形の情報を把握するような研究になります.地図は2次元のため扱いやすいですが,普段は3次元,4次元,あるいはより高い次元の空間に幾何的な構造を組み込んだ枠組みで研究を行うので,話はもっと複雑になります.特異点が構造を理解するヒントを与えてくれる,そういう研究分野です.
数学の魅力は論理と発想です.いずれも,どの分野に進んでも必要とされる大事な能力になります.大学の数学の講義で良く考え,良く演習を積むことでそれらを磨き,世界で活躍する人材を目指してください.

エインジ, マイケル

エインジ, マイケル (エインジ マイケル)
教授

専攻分野:比較文学 - 小説が映画脚色化される事にあたって:映画研究ー映画がどうやって「意味」を表象するかについて

氏名 エインジ, マイケル (エインジ マイケル)

職名 教授

専攻分野 比較文学 - 小説が映画脚色化される事にあたって:映画研究ー映画がどうやって「意味」を表象するかについて

経歴 1984: B.A., French Literature, Reed College/1991: M.A., Japanese Literature, Columbia University/1994: Keio University, Dept. of Economics, Assistant Professor/1996: Associate Professor

メッセージ
As the potential of film for profoundly subtle and nuanced expression is tremendous, film Studies is developing into a complex, diverse and dynamic field which reaches beyond the academy. Here at Keio, I strive to help interested students gain understanding of film history, theory and criticism, and thus appreciate film as an art form. This work includes teaching, lecturing, and holding public screenings. Since much of my own knowledge has been gained through independent studies and by watching thousands of films, I welcome students with independent spirits, intellectual curiosity, and a true love of cinema. “La vita e una festa!” (F. Fellini, 8 1/2)

長田 進

長田 進 (おさだ すすむ)
教授

専攻分野:都市地理学、経済地理学、都市経済学

氏名 長田 進 (おさだ すすむ)

職名 教授

専攻分野 都市地理学、経済地理学、都市経済学

経歴 1968年生。慶應義塾大学経済学部卒業後、ロンドン大学経済政治学院(LSE)にて2001年にPh.D.を取得。京都大学経済研究所にCOE研究員として在籍(2003.010~2004.09)した後、慶應義塾大学経済学部助教授(現・准教授)として赴任(2005年4月~)。目下の研究テーマは、「まちづくり」の方法論の確立。

メッセージ
よき大学人となるためにも、研究と教育の両面から研鑽を続けることは勿論。学問の内容を実践していきたいと考えています。

小原 正

小原 正 (おばら ただし)
専任講師

専攻分野:スペイン植民地期のメキシコ史、特に先住民の貢納と人口

氏名 小原 正 (おばら ただし)

職名 専任講師

専攻分野 スペイン植民地期のメキシコ史、特に先住民の貢納と人口

経歴 東京外国語大学スペイン語専攻卒業。2007年メキシコ社会人類学高等研究院修士課程修了。2011年フランス社会科学高等研究院博士課程満期退学。2013年より現職。著書に、Ladinizacion sin mestizaje(2010年)、Base de datos del catalogo del Fondo Diocesano del Archivo Historico Diocesano de San Cristobal de Las Casas. Primera parte(2011年、共著)、El arte de contar tributarios(近刊予定、共著)がある。

メッセージ
スペイン語圏というと、みなさんはどのような国や地域を思い浮かべるでしょうか。スペイン語は、スペインはもとより、メキシコ、ペルー、チリ、アルゼンチンなどの中南米諸国、カリブ海のキューバやドミニカ共和国、そしてアフリカでは赤道ギニアといったように、広範な地域で話されています。さらにアメリカ合衆国のヒスパニックの人々を含めれば、その言語人口は4億人を超えます。まさにスペイン語によって、このように多様な地域の人々が日々その喜びや悲しみ、希望や絶望を表現しているのであり、それらの地域の政治的、経済的、そして文化的活動の大部分が営まれているのです。したがって、スペイン語を習得するということは、世界の広範な地域の社会や文化を直接的に理解する手段を獲得することにほかなりません。 スペイン語の授業では、単に語学を教えるのではなく、スペイン語圏の社会や文化への興味を抱かせるような工夫を心がけています。大学でスペイン語を学ぶ学生には、ぜひ一度はスペイン語圏の国を旅し、その社会や文化を直に体験し、スペイン語で人々と交わってほしい、そのためのスペイン語の授業を行いたいと思っています。

か行

三田キャンパス

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★嘉治 佐保子 (かじ さほこ)
教授

専攻分野:国際マクロ経済学、欧州経済

氏名 嘉治 佐保子 (かじ さほこ)

職名 教授

専攻分野 国際マクロ経済学、欧州経済

経歴 1982年:慶應義塾大学経済学部卒業、1984年:同大学大学院経済学研究科修士課程修了、 同大学経済学部助手、1985年から1988年: The Johns Hopkins University 経済学部博士課程に留学、1988年から1989年:Yale University 経済学部訪問大学院生、1991年:慶應義塾大学経済学部助教授、1992年:The Johns Hopkins University より Ph.D.(経済学博士号)取得、1999年:慶應義塾大学経済学部教授、2007年6月:経済学部 PCP Co-ordinator兼務

メッセージ
欧州、とりわけ大陸欧州の経済・社会は、日本のそれと共通する点が多く、むしろ米国に比べると日本に近い面もあります。欧州経済、それが日本経済に与える示唆、日欧関係を中心とした国際経済関係、この三点を中心に研究を行っています。
日本をとりまく国際環境はますます厳しいものになりつつあります。大学を卒業するまでに自分なりの見方・考え方を身につけることが、将来、仕事があるかどうかを左右することもあるでしょう。「自分で考え、自分で選んで、その結果は自分で責任を取る」というのが、慶應義塾の伝統の一つです。日本全体が自己責任の原則を徹底させるという課題に直面している中で、皆さんが率先垂範する立場にたつことを期待します。
なお、大学院で指導教官として嘉治を指定する学生は、修士・博士を問わず、入学試験以前に、これまでの研究成果と今後の計画およびメールアドレスを明記した上で三田研究室宛に送付してください。

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★河井 啓希 (かわい ひろき)
教授

専攻分野:計量経済学、医療経済学、実証産業組織論

氏名 河井 啓希 (かわい ひろき)

職名 教授

専攻分野 計量経済学、医療経済学、実証産業組織論

経歴 1986年:慶應義塾大学商学部卒業、1988年:同大学大学院商学研究科修士課程修了、1991年:同大学大学院同研究科博士課程単位取得退学。1991年~95年:(社)日本経済研究センター研究員。1995年~98年:慶應義塾大学経済学部専任講師、1998年より慶應義塾大学経済学部准教授。研究分野は、医療経済学、産業組織論、国際経済学。著書に『内外価格差の経済学』などがある。

メッセージ
私は、医療経済学、産業組織論などのテーマを中心にした「応用ミクロ理論にもとづく実証分析」についての研究を行っています。医療サービスを考える上で重要な「製品の品質」、「財の差別化」、「情報の非対称性」といった問題をいかに実証的に明らかにするか、ミクロデータやパネルデータを用いた計量経済学的方法、医療政策の実証的評価等に興味を持っています。

河田陽向

河田陽向 (かわだようこう)
助教(有期)

専攻分野:社会的選択理論、マーケットデザイン

河田陽向

氏名 河田陽向 (かわだようこう)

職名 助教(有期)

専攻分野 社会的選択理論、マーケットデザイン

経歴 2013年:慶應義塾大学 経済学部卒業、2015年:慶應義塾大学 経済学研究科 前期博士課程修了。2014年―:財務省 財政経済理論研修 講師、2017-18年:三菱経済研究所 研究員。

【業績】論文:Cosine similarity and the Borda rule(Social Choice and Welfare誌)、著書:非分割財市場の理論(『制度と認識の経済学』の第2章を共著)、翻訳記事:マッチング・マーケットデザイン講義(『経済セミナー』2017年6・7月号より連載中)。

メッセージ
選挙方式や市場の取引ルールなどの社会制度を数理的に分析し、より性能の良い制度の設計可能性を探求することが、私の主たる関心事項です。社会制度は人間が創ったものですが、よくできているものもあれば、そうでないものもあります。しかし生まれたときから社会制度に囲まれて生きている私たちは、気を抜くとそれらを「当たり前」のものだと思い、その性能を批判的に検討することを怠ってしまいがちです。でも、例えば選挙方式ひとつをとっても、本当にうまくいっているのか、より望ましい制度は設計できないのか、検討すべき課題がたくさん見つかります。現状に横たわる様々な制度の問題を、経済学的に解決することを目標としています。

河端 瑞貴

★河端 瑞貴 (かわばた みずき)
教授

専攻分野:地理情報科学(GIS)、経済地理、都市政策

氏名 河端 瑞貴 (かわばた みずき)

職名 教授

専攻分野 地理情報科学(GIS)、経済地理、都市政策

経歴 1995年慶應義塾大学経済学部卒業、1997年同大学政策・メディア研究科修士課程修了、2002年マサチューセッツ工科大学都市計画専攻博士課程修了(Ph.D.)。
東京大学空間情報科学研究センター機関研究員・准教授、慶應義塾大学経済学部准教授などを経て2014年より現職。

メッセージ
「空間」を切り口に、現実の都市・地域の社会経済問題を分析しています。都市・地域の「空間」に関わる研究を行う上で、強力なツールとなるのがGIS(地理情報システム)です。GISの強みは、空間情報を視覚化(マッピング)できるだけでなく、空間的位置関係に基づく分析を行えることにあります。コンパクトシティ、新線整備、容積率規制など、現実の政策課題はミクロな空間構造と密接に関わるものが多く存在します。近年、GIS と空間データが飛躍的に発達したことによって、都市・地域の空間構造を、詳細に、高度に分析できるようになってきました。しかしながら、経済学では、GISを高度に活用できる人材が不足しています。慶應義塾大学には、ArcGIS(GISソフトウェア)のサイトライセンスが導入されていますので、学生は無料でArcGISを使うことができます。発達の著しいGISと空間データを用いると、従来の手法では困難であった研究を行うことができます。

川俣 雅弘

★川俣 雅弘 (かわまた まさひろ)
教授

専攻分野:経済学史・一般均衡理論の歴史への公理的アプローチ

氏名 川俣 雅弘 (かわまた まさひろ)

職名 教授

専攻分野 経済学史・一般均衡理論の歴史への公理的アプローチ

経歴 1980年:慶應義塾大学経済学部卒,1989年:慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学,同年:法政大学社会学部専任講師,1991年:同助教授,1998年:同教授を経て,2011年:現職。博士(経済学)慶應義塾大学。主要論文:「20世紀の経済学における序数主義の興隆と衰退」『経済学史研究』2005年. “The Negishi Method in the History of General Equilibrium Theory,” in A. Ikeo and H. D. Kurz eds. A History of Economic Theory: Essays in Honour of Takashi Negishi, Routledge, 2009. 「パレートの研究計画と20世紀ミクロ経済学の展開」丸山徹編『経済学のエピメーテウス』知泉書館, 2010. “The Authorship of the Marginal Productivity Theory in “the Old Quarrel”,” Keio Economic Studies, 2010.

メッセージ
経済学史は経済学の学問としての特徴を研究するメタサイエンスです。
社会科学では同一の研究対象について相互に両立不能な仮説がいくつも提起され,それらのうちのいくつかが競合することがよくあります。それらのうちどれか一つが正しければ,他の仮説は正しくないことになりますが,そのような仮説の一つひとつが棄却されずに生き残るのです。 科学とくに自然科学は,科学的アプローチにもとづいていつでも,どこでも,誰にとっても正しい普遍法則を発見し,蓄積し,成功を収めてきました。自然科学の仮説は厳密な反証を通して経験的妥当性を厳しくチェックされたものだけが生き残るため,条件が整えば正確に過去の事象を説明し将来の事象を予測することができます。ところが,社会科学における社会現象は普遍法則だけでなく個別事象の固有な事情や偶然にも依存するため,基本的に普遍法則のみから構成される社会科学の理論は,すでに生起した個別事情を所与として過去の事象を説明することはできますが,将来の事象を正確に予測することはできません。そのためその科学的妥当性を疑われることになります。 このような特徴をもつ経済学は進歩しているのでしょうか,どのような意味で進歩しているのでしょうか。こうした問題に答えるのがメタサイエンスとしての経済学史の主なテーマであると考えています。 経済学史の研究においては,研究対象に科学的にアプローチすること,特定の考え方にとらわれずに,個々の考え方を尊重し,それぞれの科学的妥当性を検討することが大切です。経済学史の研究対象は過去の経済理論の歴史であっても,歴史研究者としてのわれわれ自身は現在の知性の一部です。現在の論理学的観点からみて過去の理論に論理的な不備があれば,それに適切な解釈を施して無矛盾な理論として再構成しないかぎり,現在の知性において過去の理論を理解することはできません。過去の考え方をいかし,原典の内容を忠実に普遍的な言語に翻訳したうえで,過去の経済理論の展開を振り返ることが経済学史研究の醍醐味です。

神田 さやこ

★神田 さやこ (かんだ さやこ)
教授

専攻分野:近代アジア経済史、南アジア史

氏名 神田 さやこ (かんだ さやこ)

職名 教授

専攻分野 近代アジア経済史、南アジア史

経歴 慶應義塾大学経済学部卒、Ph.D. (History, University of London)。大阪大学大学院経済学研究科講師を経て2008年4月より現職。研究テーマは、植民地期インドの経済発展であり、主として市場および商取引制度の変容と工業化におけるエネルギー問題という2つの切り口から研究をおこなっている。

メッセージ
学部では1年生の経済史2と3、4年生を対象とした南アジア経済史を担当しています。経済史2では、各回明確なテーマにそって、インド・日本・中国を中心としたアジア地域の長期的な経済発展とそれに伴う諸問題について理解を深めてもらいます。南アジア経済史では、現在のインド・バングラデシュ・パキスタンをはじめとする南アジア地域の長期的な経済変動とともに、貧困・環境・エネルギーといった今日的な問題にたいする歴史的なアプローチを学びます。ゼミをはじめセミナー形式の科目では、良書を多く読み、エッセイを書くことを通じて、自分で考え、調べ、議論できる力を養っていきます。
経済発展著しいインド。これからの日本にとってますます身近になってくる国です。インド経済の歴史を学ぶことを通して、そのダイナミズムの源を知るきっかけを与えられればと考えています。

木村 福成

★木村 福成 (きむら ふくなり)
教授

専攻分野:国際貿易論、開発経済学

氏名 木村 福成 (きむら ふくなり)

職名 教授

専攻分野 国際貿易論、開発経済学

経歴 1958年生まれ。1982年:東京大学法学部卒業、1991年:ウィスコンシン大学にて経済学博士号(Ph.D.)取得、1982~1986年:(財)国際開発センター研究助手、1991~1994年:ニューヨーク州立大学オルバニー校経済学部助教授、1994~2000年:慶應義塾大学経済学部助教授、2000年~:同教授。主要研究テーマは、国際的生産・流通ネットワークと経済統合。

メッセージ
詳しい履歴および業績については http://www.econ.keio.ac.jp/staff/fkimura/ をご覧ください。

クリネ, シモン

クリネ, シモン (クリネ シモン)
特任講師

専攻分野:金融計算経済学

氏名 クリネ, シモン (クリネ シモン)

職名 特任講師

専攻分野 金融計算経済学

経歴 2013年:The Ecole Polytechnique, Paris卒、2014年:Université Pierre & Marie Curie卒、2017年:東京大学 数理科学部卒業(博士)。2017年:慶應義塾大学 経済学部 特任講師。

メッセージ
In recent years, understanding stock markets has become fundamental as our world tends to be more and more finance-driven with globalization. At the department of economics, I strive to develop and apply new statistical methods to the analysis of high-frequency financial data. In particular, I am interested in the microstructure of stock prices and their statistical modelling. My work also includes teaching statistics and financial econometrics through seminars and lectures. I welcome students who are curious to know and understand financial econometrics and their applications, as well as statistics in general.

栗野 盛光

★栗野 盛光 (くりの もりみつ)
教授

専攻分野:マーケットデザイン、ミクロ経済学、ゲーム理論

氏名 栗野 盛光 (くりの もりみつ)

職名 教授

専攻分野 マーケットデザイン、ミクロ経済学、ゲーム理論

経歴 京都大学工学部卒業、ピッツバーグ大学経済学部博士課程修了(Ph.D. in Economics)。マックスプランク経済学研究所研究員、マーストリヒト大学経済学部助教、ベルリン社会科学研究所(WZB Berlin)研究員、筑波大学システム情報系社会工学域助教・准教授を経て、2018年4月より現職。

メッセージ
マーケットデザイン(市場設計)が私の専門です。マーケット(市場)とは、価格に基づいた財の取引の場ばかりでなく、価格に基づかない財の取引の場も含み、広く社会経済制度を指します。マーケットデザインは、ミクロ経済学やゲーム理論を基礎として、積極的に実際のマーケットをデザインすることを目標にします。理論をガイド役として、被験者実験や経済実験により、制度を評価します。
 私は、これまで主にマッチング市場のデザインを研究してきました。例えば、マッチング市場は、研修医と病院のマッチング、児童と小・中学校のマッチングである学校選択制度、高校・大学入試での生徒と学校とのマッチング、臓器移植でのドナーとレシピエントのマッチング、プロスポーツのドラフト制度などがあります。日本のドナー交換肺移植制度や大学での進振り制度のデザインを近年研究しています。
また、最近は、マッチング市場ばかりでなく、次世代自動車交通基盤のデザインに関心があります。特に、IoT、AI、自動運転、燃料電池車など自動車に関わる新しい技術が登場し、それに合わせた、公平で効率的で、インセンティブの面からも望ましい制度をデザインしたいと考えています。

小林 慶一郎

★小林 慶一郎 (こばやし けいいちろう)
教授

専攻分野:マクロ経済学、経済成長理論

氏名 小林 慶一郎 (こばやし けいいちろう)

職名 教授

専攻分野 マクロ経済学、経済成長理論

経歴 1989年3月 東京大学工学部計数工学科卒業。1991年3月 東京大学大学院工学系研究科修了。1991年4月 通商産業省入省。1998年8月 シカゴ大学Ph.D.(経済学)取得。2001年4月 経済産業研究所。2010年8月 一橋大学経済研究所教授。2013年4月より現職。著書・論文に『日本経済の罠』(共著)、『日本破綻を防ぐ 2つのプラン』(共著)、”Payment uncertainty, the division of labor, and productivity declines in great depressions,” Review of Economic Dynamics, vol. 9(4) 715-741など。

メッセージ
1995年から1998年にシカゴ大学大学院にて経済学の教育を受け、内生的経済成長理論についての博士論文を執筆しました。1998年に帰国後、通商産業省において不良債権問題や景気対策について調査研究を行い、2001年より経済産業研究所にて、金融危機や景気循環に関して主に理論的な研究を行ってきました。銀行危機や大恐慌など、通常の景気循環よりも大きな経済変動をテーマとして理論的な研究を進めています。金融システムを本質的なかたちで組み込んだマクロ経済モデルを作ることを目指しています。政府部門の財政破綻や政権交代などの政治経済的なテーマにも取り組んでいきたいと考えています。

駒形 哲哉

★駒形 哲哉 (こまがた てつや)
教授

専攻分野:中国経済論(とくに中小企業)・地域経済論

氏名 駒形 哲哉 (こまがた てつや)

職名 教授

専攻分野 中国経済論(とくに中小企業)・地域経済論

経歴 1988年:慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、1989年~1990年:南開大学(中国)留学、(財)霞山会職員、獨協大学専任講師を経て、2000年:慶應義塾大学経済学部専任講師、2003年より助教授(07年より准教授)、2011年より現職。主著に『中国の自転車産業 「改革・開放」と産業発展』(慶應義塾大学出版会、2012年度慶應義塾賞、第7回樫山純三賞受賞)、『移行期中国の中小企業論』(税務経理協会、平成17年度中小企業奨励賞本賞受賞)など。

メッセージ
経済学というと数学を使った理論がイメージされるかもしれません。数学ができたほうがよいのは事実です。そして、理論は現実を分析するための重要なツールです。ただし、理論を学ぶ一方で、現場で得られた知見から論理を組み立てる思考力も養ってほしいと思っています。とくに地域の経済や産業をみていくと、個別具体的な姿から、理論で教わったことを確認することもあれば、それに単純には収まらないかもしれない発見もあります。既存の理論からの演繹に収まらないことを知り、その背景を深く考えることは、条件の異なる地域に誤った政策をあてはめたり、方向を見誤ったりするリスクを減らすことに役立つと考えられます。

駒村 康平

★駒村 康平 (こまむら こうへい)
教授

専攻分野:社会政策

氏名 駒村 康平 (こまむら こうへい)

職名 教授

専攻分野 社会政策

経歴 95年:慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、93年~97年:国立社会保障・人口問題研究所(社会保障研究所)研究員、97年~00年:駿河台大学経済学部助教授、00年~07年:東洋大学経済学部教授、07年4月~:慶應義塾大学経済学部教授。
【最終取得学位】博士・経済学/【受賞学術賞】日本経済政策学会優秀論文賞・1995年、吉村記念厚生政策研究助成金受賞・2001年、生活経済学会奨励賞・2001年
【所属学会】日本年金学会、日本経済政策学会(関東部会幹事)、生活経済学会(理事)、日本経済学会、日本財政学会、国際公共経済学会、医療経済学会、社会政策研究ネットワーク

メッセージ
少子高齢化社会では、社会保障の役割はますます大きくなります。社会保障を学ぶ目的は、1)社会保障の持っている機能の学習とその分析、2)受給者としての社会保障制度の利用、3)国民としての社会保障制度の選択です。学生には好奇心をもって、主体的に学んでもらいたいと思います。講義においては、多くの資料や文献を使用します。研究会、演習においては、理論、実証、政策・制度、歴史についてバランスよく一緒に研究をしていきたいと思います。

【主要業績】
著書 『福祉の総合政策』 創成社、2001年10月。
著書 『年金はどうなる-家族と雇用が変わる時代』 岩波書店、2003年11月。
編著 『年金と家計の経済分析』 東洋経済新報社、2000年4月。
編著 『アジアの社会保障』 東京大学出版会、2003年9月。
編著 『年金改革』 生産性労働情報センター2005年7月。
編著 『社会保障の新たな制度設計』 慶應義塾大学出版会、2005年10月。
編著 『年金制度と個人のオーナーシップ』 NIRA、2007年4月。

日吉キャンパス

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柏崎 千佳子 (かしわざき ちかこ)
教授

専攻分野:社会学 : 市民権論、ナショナリズム、移民政策など

氏名 柏崎 千佳子 (かしわざき ちかこ)

職名 教授

専攻分野 社会学 : 市民権論、ナショナリズム、移民政策など

経歴 米国ブラウン大学大学院博士課程修了(社会学Ph.D.)。2001年から現職。おもな論文に「国籍のあり方―文化的多様性の承認に向けて」『外国人の法的地位と人権擁護』(明石書店)、「在住外国人の増加と自治体の対応」『自治体変革の現実と政策』(中央法規出版)、訳書に『ディアスポラとしてのコリアン』(新幹社)がある。

メッセージ
学部の授業では、おもに「英語セミナー」を担当し、日本社会のマイノリティ、移民政策などのテーマを扱っています。異なる背景をもつ人びとが、同じ社会で、どのように暮らしているのか。学生のみなさんには、想像力を働かせ、ときにはさまざまな「場」に直接足を運んで、学んでほしいと思っています。

桂田 昌紀

桂田 昌紀 (かつらだ まさのり)
教授

専攻分野:解析的整数論・ゼータ関数論

氏名 桂田 昌紀 (かつらだ まさのり)

職名 教授

専攻分野 解析的整数論・ゼータ関数論

経歴 【略歴】 85年:立教大学理学部卒業、87年:慶應義塾大学大学院理工学研究科修士課程修了、89年:鹿児島大学理学部助手、97年:同助教授、99年:慶應義塾大学経済学部助教授、01年:同教授、最終取得学位:博士(理学)・慶應義塾大学(94年)
【主要研究業績】
I. 単著論文: i) Linear independence measures for values of Heine series, Math. Ann. 284, 1989. / ii) Asymptotic expansions of the mean values of Dirichlet L-functions III, Manuscripta Math. 83, 1994./ iii) An application of Mellin-Barnes’ type integrals to the mean square of Lerch zeta-functions, Collect. Math. 48, 1997. /iv) On Mellin-Barnes type of integrals and sums associated with the Riemann zeta-function, Publ. Inst. Math. (Beograd) (N.S.) 62(76), 1997. /v) An application of Mellin-Barnes type of integrals to the mean square of L-functions,” Liet. Mat. Rink. 38, 1998./vi) Rapidly convergent series representations for ζ(2n+1) and their χ-analogue, Acta Arith. XC, 1999./vii) On an asymptotic formula of Ramanujan for a certain theta-type series, Acta Arith. XCVII, 2001./viii) Asymptotic expansions for certain q-series and a formula of Ramanujan for specific values of the Riemann zeta-function, Acta Arith. 107 (2003), 269-298. /ix) An application of Mellin-Barnes type integrals to the mean square of Lerch zeta-functions II, Collect. Math. 56, 2005. /x) Complete asymptotic expansions associated with Epstein zeta-functions, Ramanujan J. 14, 2007.
II. 共著論文: i) Asymptotic expansions of the mean values of Dirichlet L-functions, Math,. Z. 208, 1991. /ii) The mean values of Dirichlet L-functions at integer points and class numbers of cyclotomic fields, Nagoya Math. J. 134, 1994. /iii) Explicit formulas and asymptotic expansions for certain mean square of Hurwitz zeta-functions I, Math. Scand. 78, 1996. /iv) Irrationality results for values of generalized Tschakaloff series, J. Number Theory 77, 1999. /v) Irrationality results for values of generalized Tschakaloff series II, J. Number Theory 104, 2004. /vi) Differential actions on the asymptotic expansions of non-holomorphic Eisenstein series,” Int. J. Number Theory, (to appear).

メッセージ
【I. 閲覧者へのメッセージ】
これまで、解析的整数論の中心的なテーマの一つである種々のゼータ関数の漸近的挙動を、解析的整数論固有の手法や、超幾何関数など特殊関数の諸性質を援用することで解明してきました。
【II. 聴講者へのメッセージ】
interactive 方式の講義に出席した皆さんは、講師の問いかけに対して、積極的に解答してください。聴衆の皆さんの活発な応答が、知的で楽しく充実した濃密な時間を生み出すことと思います。

加藤 伸吾

加藤 伸吾 (かとう しんご)
専任講師

専攻分野:スペイン現代史:民主主義に関する言説史、歴史認識

氏名 加藤 伸吾 (かとう しんご)

職名 専任講師

専攻分野 スペイン現代史:民主主義に関する言説史、歴史認識

経歴 上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業、同大学院国際関係論専攻博士前期課程修了。TIS(株)、アクセンチュア(株)、在スペイン日本大使館(外務省在外公館専門調査員)で勤務後、スペイン国立遠隔教育大学社会史・政治思想史学科博士課程修了。上智大学グローバル教育センター特別研究員、関西外国語大学外国語学部講師を経て、2015年より現職。

メッセージ
現代スペインを事例に、人間社会が「民主主義」とその前提の一つである「多様性」を、どのような言葉を使って受け入れていったかについて研究しています。スペイン語とスペイン語圏について学ぶことを通じ、多様性とそれを身につけることについて、皆さんといっしょに考えていきたいと思っています。

鎌田 由美子

鎌田 由美子 (かまだ ゆみこ)
准教授

専攻分野:美術史学、特にイスラーム圏の美術について。

氏名 鎌田 由美子 (かまだ ゆみこ)

職名 准教授

専攻分野 美術史学、特にイスラーム圏の美術について。

経歴 2002年、慶應義塾大学文学部美学美術史学専攻卒業。2004年、東京大学大学院人文社会系研究科美術史学修了、同年ニューヨーク大学美術研究所博士課程に留学。2008-2010年メトロポリタン美術館ホイットニー研究員。2011年ニューヨーク大学美術研究所より博士号取得(イスラーム美術史)。2011-2014年、早稲田大学高等研究所助教。

メッセージ
 大学での4年間は、自分自身で自由に管理することのできる貴重な時間だと思います。自らの知的好奇心に基づいて、調査・分析した結果を形にして、意見交換する楽しさを存分に味わってください。
 授業では、ある美術品が制作され、使用された状況や、その作品が流通し、時代や地域を越えて受容される様子などを考察します。それによって、世界各地の歴史や文化についての理解を深めてほしいと思います。

河備 浩司

河備 浩司 (かわび ひろし)
教授

専攻分野:数学(確率論, 確率解析)

河備 浩司

氏名 河備 浩司 (かわび ひろし)

職名 教授

専攻分野 数学(確率論, 確率解析)

経歴 1991年3月:慶應義塾志木高等学校卒業, 1995年3月:慶應義塾大学経済学部卒業, 1997年3月:慶應義塾大学大学院理工学研究科修士課程修了, 1999年3月:東北大学大学院情報科学研究科修士課程修了, 2004年3月:東京大学大学院数理科学研究科博士課程修了, 博士 (数理科学) の学位を取得。その後2004年4月:大阪大学大学院基礎工学研究科にて日本学術振興会特別研究員 (PD), 2006年4月:九州大学大学院数理学研究院COE博士研究員, 2007年4月:岡山大学大学院自然科学研究科 (理学部数学科) 准教授, 2015年2月:岡山大学大学院自然科学研究科 (理学部数学科) 教授を経て2018年4月より現職。その間,Bielefeld大学数学部 (2004年10月—12月), Bonn大学応用数学研究所 (2005年5月—8月, 2012年11月—12月), Cambridge大学Isaac Newton数理科学研究所 (2010年1月—7月)に客員研究員として滞在。


[代表的な研究業績]
・"Long time asymptotics of non-symmetric random walks on crystal lattices" , J. Funct.
Anal. 272 (2017), pp. 1553-1624. (石渡聡, 小谷元子両氏との共著)
・"Strong uniqueness for both Dirichlet operators and stochastic dynamics to Gibbs measures on a path space with exponential interactions”, J. Funct. Anal. 262 (2012), pp. 602-638. (Sergio Albeverio, Michael Röckner両氏との共著)
・"Asymptotic expansions for the Laplace approximations for Itô functionals of Brownian rough paths”, J. Funct. Anal. 243 (2007), pp. 270-322. (稲浜譲氏との共著)
・"Large deviations for the heat kernel measures on loop spaces via rough paths”,
J. London Math. Soc. (2), 73 (2006), pp. 797-816. (稲浜譲氏との共著)
・"`The parabolic Harnack inequality for the time dependent Ginzburg-Landau type SPDE
and its application”, Potential Anal. 22 (2005), pp.61-84. (単著)
・"Short time asymptotics of a certain infinite dimensional diffusion process”, Progress in
Probability 48 (2001), pp. 77-124. (会田茂樹氏との共著)

メッセージ
大学院で本格的に数学に転向してから一貫して無限次元空間上の確率解析という研究分野に興味を持ち続けている。特に経路空間やループ空間などの無限次元空間上の拡散過程, 微分作用素や関数不等式の研究を, 確率微分方程式, マリアヴァン解析, ディリクレ形式, ラフパス理論などを援用して行っている。また最近,ふとしたきっかけで他分野の研究者との共同研究が始まり, 結晶格子やベキ零被覆グラフ等の離散モデル上の非対称ランダムウォークの長時間漸近挙動を確率論と離散幾何解析双方の視点を合わせて調べているが, 思いがけないところで今までの研究との繋がりが見えてきて面白い。これら今までの研究において, 変分法的視点が見え隠れする数学的現象に出会い,その度にいくつかの小さな喜びがあったが, 学部生時代に理論経済学を学んだ経験が少なからず影響しているのかもしれない。今後もこれらの研究上の喜びや数学の面白さを,講義等を通して学生諸君にも伝えることができればと思う。なお学生諸君は, 経済学に限らず面白いと思った事に在学中はとことんのめりこめばいいと思う。慶應の経済学部にはそれを受け入れる懐の深さがあり, そこで得た経験と新たな人との出会いが将来の自分の財産になるはずである。 

ガボリオ, マリ

ガボリオ, マリ (ガボリオ マリ)
教授

専攻分野:日本研究(農村社会) フランス語教授法、フランス文化

氏名 ガボリオ, マリ (ガボリオ マリ)

職名 教授

専攻分野 日本研究(農村社会) フランス語教授法、フランス文化

経歴 1980年:フランス国立東洋言語文明学院、日本語学科修士課程修了、81年:フランス国立社会科学高等研究院現代日本研究センターD.E.A.取得、86年:東北大学教育学部大学院後期博士課程単位取得満期退学、96年:慶應義塾大学経済学部助教授、2005年より同大学教授。日本の農村社会の明治時代から今日における変容に関する研究。

メッセージ
フランス・日本それぞれの文化・社会等の面白さを一緒に再発見しましょう。外国語の学習は、始めはなかなか難しいものですが、継続すれば必ず上達します。諦めないで前向きに取り組んでください。自然に日常生活のフランス語を習得でき、世界が広がり、楽しく思えてくるはずです。学生交換留学プログラム等への参加もおすすめです。フランス語は国際機関等で英語と並んで公用語としての重要な役割を果たしています。将来、きっと役立てることができると思います。

木村 太郎

木村 太郎 (きむら たろう)
助教(有期)

専攻分野:理論物理学 (場の量子論、数理物理学)

氏名 木村 太郎 (きむら たろう)

職名 助教(有期)

専攻分野 理論物理学 (場の量子論、数理物理学)

経歴 2007年:東京大学教養学部基礎科学科卒、2012年:東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻修了。博士 (学術)。理化学研究所にて日本学術振興会特別研究員 (PD)、フランス CEA Saclay 客員研究員を経て、2015年より現職。専門は理論物理学。物理から始めてなるべく遠いところまで行くことが目標。

メッセージ
古くから自然哲学という言葉があるように、この世界・宇宙・自然とは何か、という問いは我々人間にとって最も根源的なものです。実際に、学問に限らず芸術や宗教なども見方は違えども、総じて人間の営みは世界の森羅万象 (ありとあらゆるもの) が何者であるかを理解しようとするものであると言えます。
その中でも物理学は数学の言葉で以って自然の論理を明らかにすることを目的にしており、”Egli (l’universo) e scritto in lingua matematica (宇宙は数学の言葉で記されている)” というガリレオ・ガリレイの言葉からもその考え方の一端が窺えます。
私は物理学の研究を通じて日々、この世界・自然と向き合っていますが、皆さんも大学での学びを端緒として、自分なりの世界との向き合い方をぜひ追究してみて下さい。

工藤 多香子

工藤 多香子 (くどう たかこ)
准教授

専攻分野:スペイン語圏カリブ海地域(特にキューバ)の文化・社会の研究

氏名 工藤 多香子 (くどう たかこ)

職名 准教授

専攻分野 スペイン語圏カリブ海地域(特にキューバ)の文化・社会の研究

経歴 1999年東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て2000年慶應義塾大学経済学部専任講師(スペイン語)。2005年慶應義塾大学経済学部助教授。2007年より准教授として現在に至る。

メッセージ
好奇心を持ち続けて、新しいことに挑戦する気持ちをいつまでも大切にしたいと思っています。

呉 茂松

呉 茂松 (ご もしょう)
准教授

専攻分野:現代中国論、現代中国における権利擁護運動

氏名 呉 茂松 (ご もしょう)

職名 准教授

専攻分野 現代中国論、現代中国における権利擁護運動

経歴 1999年東北師範大学卒業。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。法学博士。東京大学、東海大学、早稲田大学の非常勤講師、慶應義塾大学法学部専任講師(有期)を経て、2016年4月より現職。政治学を専門に、現代中国の政治・社会について研究しており、おもな著作に、『現代中国の維権運動と国家』(2014年)、『現代中国の政治外交の原点』(共著、2013年)、『中国の都市化』(共著、2015年)、『陳情:中国社会の底辺から』(共著、2012年)などがある。

メッセージ
私が政治学を学ぶ出発点は「一つの国、一つの民族に束縛されない、一人の人間、『民』に立脚した平和的価値の実現について考える」ことにある。これは朝鮮半島に民族的ルーツを持ち、中国で生まれ育ち、いまは日本を生きる舞台としている経歴と直接関連がある。常に考える問題には「個の独立」、「権力と権利の関係」、「マジョリティーとマイノリティーの共生」などがある。
私は大学教育の意義は、教養と専門知識、応用能力の伝授以外に、学生が「他者」を認識することを以って「自我」を知り、そのプロセスを通じて、多元的かつ重層的な価値観を樹立すると同時に、自ら考える姿勢を身に付けることにあると思う。一人ひとりの思考が平和を守る力であり、未来を創造する源である。想像力の豊かな皆さんとともに考えていきたい。

さ行

三田キャンパス

坂井 豊貴

★坂井 豊貴 (さかい とよたか)
教授

専攻分野:メカニズム・マーケットデザイン、社会的選択理論

氏名 坂井 豊貴 (さかい とよたか)

職名 教授

専攻分野 メカニズム・マーケットデザイン、社会的選択理論

経歴 1975年生まれ。早稲田大学商学部卒業、神戸大学経済学修士課程修了、ロチェスター大学経済学博士課程修了(Ph.D)。横浜市立大学経営科学系準教授、横浜国立大学経済学部助教授・准教授を経て、2011年4月より現職。Games and Economic Behavior, International Journal of Game Theory, Journal of Economic Theory, Journal of Mathematical Economics, Social Choice and Welfareをはじめとする学術誌に論文多数。著書に『マーケットデザイン入門』と『メカニズムデザイン(共著)』がある。

メッセージ
「望ましい資源配分を実現する制度」の設計問題や、「望ましい性質を有する厚生測度」の構成問題を主に研究しています。望ましさの基準には効率性や公平性や民主性などがありますが、それら基準自体についても考察します。

制度設計の分野が貢献した有名な例には、多くの国で実施された周波数オークションがあり、各国政府は、効率的な周波数割り当てを実現するとともに、何兆円もの収益を上げることができました。また、腎臓ドナーマッチングや公立学校マッチングに関する応用は、米国では既に大きな成功を収めています。 私自身もオークションやマッチングの研究を行っていますが、応用先として特に力を入れているのは「ごみ処分場をどの地域に選び、他の地域はその地域にいくらの金銭補償を与えるか」といった、公平分担問題です。そこではフェアメカニズムという、ゲーム理論的に性能のよいメカニズムを開発し、実験によりその実際的なパフォーマンスを検証しています。現段階では、完全情報下ではかなり理論通りに働くことを確認しています。

また、長く研究してきたテーマに、無限期間モデルにおける、割引因子を用いない厚生測度の構成可能性問題があります。これは世代間公平の理念を反映した厚生測度を作ってみようというモチベーションに基づいています。この研究を始めた当初は、優れた厚生測度は存在しないという不可能性定理を示すばかりだったのですが、最近は何がどこまで可能で不可能か、かなり細かいことが分かるようになってきました。私としては、おぼろげながらも、その全容を捉えた感があり、現在はこれまでの研究成果をまとめる段階にあります。

坂本 達哉

★坂本 達哉 (さかもと たつや)
教授

専攻分野:社会思想史

氏名 坂本 達哉 (さかもと たつや)

職名 教授

専攻分野 社会思想史

櫻川 昌哉

★櫻川 昌哉 (さくらがわ まさや)
教授

専攻分野:国際金融論、(国内)金融論、マクロ経済学

氏名 櫻川 昌哉 (さくらがわ まさや)

職名 教授

専攻分野 国際金融論、(国内)金融論、マクロ経済学

経歴 上記の3つの分野をバランスよく研究することを心がけています。なぜかといえば、そうしないと資本主義経済の動態の本質は見えてこないと思うからです。例えば、昨今の世界的金融危機を理解するためには、この3つの分野に精通していることは不可欠です。日本語の業績としては、『金融危機の経済分析』(東京大学出版会 2002年)、『金融立国試論』(光文社新書 2005年)などがあります。

メッセージ
慶應義塾に入学したあなたたちの頭脳は、大学受験勉強のせいで退化しております。大学とはその退化した頭を正常に戻すためのリハビリの場だと考えてください。高校時代の間違った教育のせいで失った思考する能力・創造する能力の修復、開発に力を注いでほしいと思います。そして、大学を卒業するときには、「他社もやるからうちも」などと横並びでしか行動できない創造力ゼロの人間には決してならないように努めてください。

佐藤 祐己

★佐藤 祐己 (さとう ゆうき)
准教授

専攻分野:金融論・ファイナンス

氏名 佐藤 祐己 (さとう ゆうき)

職名 准教授

専攻分野 金融論・ファイナンス

経歴 2001年:慶應義塾大学経済学部卒業,2003年:同修士,2006年:ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン修士 (MSc in Economics),2009年:プリンストン大学訪問研究員,2011年:ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス博士 (PhD in Economics).2011年‐2017年:ローザンヌ大学ファイナンス学部助教授およびSwiss Finance Institute研究員,2017年より現職.

<主な論文>
Delegated Portfolio Management, Optimal Fee Contracts, and Asset Prices, Journal of Economic Theory, 2016, 165, 360–389.
Fund Tournaments and Asset Bubbles, Review of Finance, 2016, 20, 1383–1426.
Opacity in Financial Markets, Review of Financial Studies, 2014, 27, 3502–3546.

メッセージ
専門は,金融論・ファイナンスです.主に,金融仲介理論や,情報の経済学のファイナンスへの応用に興味があります.より具体的には,投資ファンド等の機関投資家が金融資産市場でどのような役割を果たし,資産価格や社会厚生にどのような影響を与えるかについて研究しています.

塩澤 修平

★塩澤 修平 (しおざわ しゅうへい)
教授

専攻分野:金融理論、企業の社会貢献活動やNPOの理論的分析

氏名 塩澤 修平 (しおざわ しゅうへい)

職名 教授

専攻分野 金融理論、企業の社会貢献活動やNPOの理論的分析

経歴 1955年東京生まれ。1978年:慶應義塾大学経済学部卒業、1980年:慶應義塾大学大学院経済学研究科修士課程終了、1986年:ミネソタ大学Ph.D.取得、1987年:慶應義塾大学経済学部助教授、1994年:慶應義塾大学経済学部教授、2001~2003年:内閣府国際経済担当参事官、2005年:慶應義塾大学経済学部長、1990年~:慶應義塾体育会馬術部長、1995~2001年:慶應義塾大学通信教育部長

メッセージ
「よく学び、よく遊び」をモットーにしています。

白井 義昌

★白井 義昌 (しらい よしまさ)
准教授

専攻分野:経済理論、国際経済学

氏名 白井 義昌 (しらい よしまさ)

職名 准教授

専攻分野 経済理論、国際経済学

経歴 1988年:慶應義塾大学経済学部卒業、90年:同大学大学院経済学研究科修士課程修了、91年:同大学経済学部助手、91-95年:ノースウェスタン大学経済学部博士課程に留学(99年:Ph.D.取得)、96年:助教授。
【最近の論文】 “Job Flows and Unemployment in an Equilibrium Unemployment Model with Firm-Specific Skill Training” Hiroaki Miyamoto and Yoshimasa Shirai, *The Japanese Economic Review*, vol. 57, no. 4, pp547-561, 2006./“A New Look at Diamond’s Search Model: Stochastic Business Cycles and Equilibrium Selection in Search Equilibrium” Masanao Aoki and Yoshimasa Shirai, *Macroeconomic Dynamics*, vol.4 no.4, pp487-505. 2000.

壽里 竜

★壽里 竜 (すさと りゅう)
教授

専攻分野:社会思想史

氏名 壽里 竜 (すさと りゅう)

職名 教授

専攻分野 社会思想史

経歴 1995年、早稲田大学政治経済学部経済学科を卒業。97年、慶応義塾大学大学院経済学研究科修士課程修了。2000年、同博士課程単位取得退学(04年、同研究科より博士号取得)。日本学術振興会特別研究員を経て、2003年から関西大学経済学部専任講師、05年から同助教授(06年から准教授)、13年から同教授。2017年より現職。専門は18世紀の啓蒙思想。主著Hume’s Sceptical Enlightenment (Edinburgh University Press, 2015).

メッセージ
私の専門分野・研究している内容は、ときに政治思想や哲学にも及ぶもので、経済学とは関係が薄いように見えるかもしれません。とはいえ、経済学という学問も、資本主義という経済システムも、ともに近代と呼ばれる時代が生み出したものです。私の研究の大きな狙いは、古典と言われる様々な著作の分析を通して、この近代という大きな枠組みを明らかにすることにあります。私の担当するゼミ・講義を通じて、学生には「人文知としての経済学」の奥深さを知ってもらいたいと思っています。

須田 伸一

★須田 伸一 (すだ しんいち)
教授

専攻分野:理論経済学、一般均衡理論、数理経済学

氏名 須田 伸一 (すだ しんいち)

職名 教授

専攻分野 理論経済学、一般均衡理論、数理経済学

経歴 1961年生まれ。1984年:慶應義塾大学経済学部卒業、1986年:同大学院経済学研究科修士課程終了、1987年:経済学部助手、1988年~92年:米国ペンシルヴェニア大学留学、Ph.D.取得、1993年:助教授、2000年:教授。一般均衡理論の数理的側面が主要研究分野。著書に「内生的景気循環理論と金融政策」など。

メッセージ
【在学生へのメッセージ】
3、4年生になって自分の研究を効率よく進めるためには、1、2年生で基礎的事項をしっかりと身に付けておくことが必要です。大学時代の4年間は意外と短いものですから、一日一日を無駄にしないで、充実した学生生活を送るよう心がけてください。

日吉キャンパス

境 一三

境 一三 (さかい かずみ)
教授

専攻分野:外国語教育学(ドイツ語教育)、応用言語学

氏名 境 一三 (さかい かずみ)

職名 教授

専攻分野 外国語教育学(ドイツ語教育)、応用言語学

経歴 1957年川崎市生まれ。79年:東京外国語大学ドイツ語学科卒業、83年:東京大学文学部美学藝術学科卒業、89年:東京大学大学院独語独文学博士課程単位取得退学、成蹊大学法学部専任講師、90年:助教授、97年:慶應義塾大学経済学部助教授、2000年:同教授、2007年:外国語教育研究センター所長、日本独文学会理事、ドイツ語教育部会幹事。

メッセージ
外国語学習は今も昔と変わらず、私たちの目を世界に見開かせてくれる大事な窓です。小さな自分の世界に閉じこもらず、知的好奇心をもって大きな世界に自分を開くことは、学生の特権でもあり、また次代を担う若者の責務でもあると思います。いくつもの言葉にチャレンジし、多くの文化圏の人びとと友達になりましょう。そのための後押しをしたいと考えています。

迫 桂

迫 桂 (さこ かつら)
准教授

専攻分野:英語英米文学(20世紀後半以降のイギリス小説)

氏名 迫 桂 (さこ かつら)

職名 准教授

専攻分野 英語英米文学(20世紀後半以降のイギリス小説)

経歴 学習院大学卒(英米文学科); 1999-2000年オックスフォード大学マートン・カレッジ研究生; 修士号(イギリス文学・学習院大学, 2002年); PhD (英語比較文学・ウォリック大学, 2007年); 2008年東京大学大学院人文社会系研究科英語英米文学専門博士課程単位取得退学, 2009年より現職。戦後イギリス小説が主な研究分野。

メッセージ
国際的で多角的な視野をもって、将来への選択肢と可能性を思い切り探求してください。時には大学で学ぶことが、自分の興味や実社会と強く関係していないように思われるかもしれません。しかし、専攻や科目に関わらず重要なのは、批判的、論理的に考える力を養うことだと思います。例えば、私が専門とする文学研究は「本をたくさん読むばかり」の学問と思われがちです。しかし、文学は、文化社会だけでなく政治経済とも密接に働きあっていて、国際関係や社会構造、普段意識しない先入観や既成概念について考える機会と材料をたくさん与えてくれます。私が担当する英語セミナーでも、芸術作品や文化現象を扱いつつ、考える力や表現力を強化することを目指しています。そして、学生一人ひとりが積極的に参加し、お互いから学びあう環境を提供できるよう願っています。

佐々木 由美

佐々木 由美 (ささき ゆみ)
教授

専攻分野:コミュニケーション学(対人・異文化コミュニケーション)

氏名 佐々木 由美 (ささき ゆみ)

職名 教授

専攻分野 コミュニケーション学(対人・異文化コミュニケーション)

経歴 1991年:ハワイ大学コミュニケーション学研究科コミュニケーション学修士号取得、2003年:お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人文科学博士号取得、1997年~2000年:立教大学ランゲージセンター講師、2000年~:慶應義塾大学経済学部専任講師。主要論文『異文化間コミュニケーションにおける相互作用管理方略-文化スキーマ分析的アプローチ-』風間書房他。

メッセージ
人のコミュニケーション、特に、他文化圏出身の人々の間で起こるコミュニケーションに潜む問題に関心があり、近年は、異文化間の会話研究に取り組んできました。今後、多様な文化圏の人々との生活が日常的になっていく時代において、自文化について意識的に考え、他文化にも目を向け、理解を深めることがますます重要になってくると考えます。「国際化時代」といわれますが、そうした時代に生きる中で、自分は何ができるかについて、じっくり考えてみてください。

七字 眞明

七字 眞明 (しちじ まさあき)
教授

専攻分野:近・現代ドイツ文学、ドイツ美術史

氏名 七字 眞明 (しちじ まさあき)

職名 教授

専攻分野 近・現代ドイツ文学、ドイツ美術史

経歴 1982年:慶應義塾大学文学部卒業。1985年:DAADドイツ学術交流会給費奨学生としてケルン大学留学(88年帰国)。1989年:慶應義塾大学大学院文学研究科独文学専攻博士課程単位取得退学。1991年:慶應義塾大学経済学部助手。1994年:同助教授。1996年~1998年:慶應義塾福澤基金によりケルン大学留学。2002年より現職。

メッセージ
他人の考え方をそのまま受け入れるのではなく、まずはこれを疑ってかかり自分で検討しなおしてみる、という意味での「批判」精神を身に付けていただきたく思っています。

志村 明彦

志村 明彦 (しむら あきひこ)
准教授

専攻分野:学校英語教育におけるカリキュラムの開発・維持・評価

氏名 志村 明彦 (しむら あきひこ)

職名 准教授

専攻分野 学校英語教育におけるカリキュラムの開発・維持・評価

経歴 ハワイ大学大学院を修了後、慶應義塾大学において主に経済学部の英語関連科目と、同教職課程および通信教育部で英語科教育法・英語学等を担当し、現在に至る。ここ数年は慶應義塾外国語教育研究センターの研究プロジェクトで、慶應における小中高大一貫英語教育のカリキュラム開発研究を続けている一方、個人的には日々の教育実践向上のためのアクションリサーチを行っている。また、学外では地域の教育委員会において小学校課程の英語教育に携わっている。

メッセージ
個人的なアクションリサーチとして、動機付け、特に教師が学習者の動機付けについて積極的に関わる際に使えるmotivational strategiesの研究と実践を行っています。その中には英語科に特化したstrategiesもありますが、他教科や教育分野以外でも使えると思われるものもあります。興味のある方(特に、現職の教員・教職志望の学部学生・大学院生)と共同でアクションリサーチをしてみたいと思っています。

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杉岡 洋子 (すぎおか ようこ)
教授

専攻分野:言語学(形態論・レキシコン理論・脳科学)

氏名 杉岡 洋子 (すぎおか ようこ)

職名 教授

専攻分野 言語学(形態論・レキシコン理論・脳科学)

経歴 兵庫県西宮市出身。シカゴ大学大学院言語学科Ph.D.(1984)。86年慶応義塾大学経済学部助教授、96年より教授。2001年日本認知科学会論文賞受賞。語形成とレキシコン、言語の脳内処理などを研究し、Lexicon Study Circle(LSC)を主宰している。
【著書】Interaction of Derivational Morphology and Syntax in Japanese and English (Garland Publishing,1986),『語の仕組みと語形成』(研究社,共著,2002)

メッセージ
私は、チョムスキーの「ことばの研究は人間の心の仕組みの研究である」という言葉に触発されて、生成文法理論の枠組みで形態論とレキシコンや統語とのインターフェースを中心に研究してきました。現在は、語の産出や理解に関わる心的および脳内メカニズムにも興味を持ち、学外の神経言語学の専門家らと共同で実証研究を進めています。これらをとおして、言語のもつ規則性、その普遍性と個別性の不思議を少しでも解明したいと思っています。経済学部で担当する英語科目では、世界で通用する英語力が身につけられるよう、特に重要な語彙の使い方や論点の組み立て方が学べるように工夫しています。文学部の言語学や英語学の特殊講義では語形成とレキシコンを取り上げています。

鈴木 晃仁

鈴木 晃仁 (すずき あきひと)
教授

専攻分野:医学史

氏名 鈴木 晃仁 (すずき あきひと)

職名 教授

専攻分野 医学史

経歴 1963年静岡生まれ。東京大学・科学史・科学哲学科卒。ロンドン大学ウェルカム医学史研究所 PhD. 専攻は医学史で、イギリスと日本の精神医療の歴史、近代日本の感染症の歴史などの領域を研究してきた。主要な業績に、 Madness at Home (2006)、『身体医文化論-感覚と欲望』(2002)などがある。

メッセージ
医療は、医者・患者・病気の三者が作り出す、複雑な場です。その場を歴史的に分析することが医学史という学問の目的です。医師を志す人が知っておかなければならないだけでなく、さまざまな人文・社会科学の中で考察されるべき重要な主題です。

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鈴木 亮子 (すずき りょうこ)
教授

専攻分野:語用論(歴史語用論)、談話分析、機能言語学、社会言語学

氏名 鈴木 亮子 (すずき りょうこ)

職名 教授

専攻分野 語用論(歴史語用論)、談話分析、機能言語学、社会言語学

経歴 日本女子大学大学院、University of Southern Californiaにて修士号、University of California, Santa Barbaraにて博士号(言語学)取得。シンガポール国立大学ティーチングフェロー(1995-97)。98年より現職。英語セミナー、英語スタディスキルズ、言語学I,IIなどを担当。日本語の名詞や接続助詞の終助詞化、会話における「従属節」や語順の文法化などを研究し国際語用論学会などで発表している。

メッセージ
どんなにネット社会が発展しても、結局のところ、他人と直接に関わって意思疎通を図ることが、人として生まれた時の出発点であり、私たちの日々の活力の源であり、日常レベルから地球規模までの様々なレベルの危機を救う最後の手段でもあることに変わりはありません。皆さんが、キャンパス内外での出会いから一生を通じての宝を育てて行けるよう願っています。

た行

三田キャンパス

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★高草木 光一 (たかくさぎ こういち)
教授

専攻分野:社会思想史

氏名 高草木 光一 (たかくさぎ こういち)

職名 教授

専攻分野 社会思想史

経歴 1956年生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。慶應義塾大学経済学部助手、助教授を経て、2001年より教授。最近の著作としては、『生きる術としての哲学』(共編著、岩波書店、2007年)、『 東アジア 日本が問われていること』(共編著、岩波書店、2007年)、Marx for the 21st Century,London:Routledge , 2006(共著)、『経済学と社会主義』(共著、日本経済評論社、2005年)等がある。

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高梨 耕作 (たかなし こうさく)
助教(有期)

専攻分野:

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氏名 高梨 耕作 (たかなし こうさく)

職名 助教(有期)

専攻分野 

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★竹森 俊平 (たけもり しゅんぺい)
教授

専攻分野:国際経済学

氏名 竹森 俊平 (たけもり しゅんぺい)

職名 教授

専攻分野 国際経済学

経歴 1956年東京生まれ。 81年;慶應義塾大学経済学部卒業、86年;同大学大学院経済学研究科終了、86年;経済学部助手、89年;助教授、現在教授。86年7月;米国ロチェスター大学に留学、89年9月;ロチェスター大学経済学博士号取得。

武山 政直

★武山 政直 (たけやま まさなお)
教授

専攻分野:経済地理、消費者行動分析、都市メディア論

氏名 武山 政直 (たけやま まさなお)

職名 教授

専攻分野 経済地理、消費者行動分析、都市メディア論

経歴 1988年:慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科進学。1992~94年:カリフォルニア大学大学院地理学研究室に留学して学位(Ph.D.)を取得。1994年より慶應義塾大学環境情報学部助手に着任し、1997年から武蔵工業大学環境情報学部講師、2001年より同助教授として勤務。2003年より慶應義塾大学経済学部助教授に就任し、2008年より同教授として現在に至る。

メッセージ
近年は、消費者行動の分析に基づいて新たなメディアやサービスを生み出すデザイン指向の研究に取り組んでいます。

連絡先:takeyama[at]econ.keio.ac.jp

田中 辰雄

★田中 辰雄 (たなか たつお)
教授

専攻分野:経済学・計量経済学、最近は情報通信産業の計量分析に特化して研究中

氏名 田中 辰雄 (たなか たつお)

職名 教授

専攻分野 経済学・計量経済学、最近は情報通信産業の計量分析に特化して研究中

経歴 東京大学大学院経済学研究科卒。国際大学GLOCOM助手、コロンビア大学客員研究員をへて1999年より慶應義塾大学経済学部。
『著作権保護期間―延長は文化を振興するか? 』勁草書房2008年、編著/「私的コピーは被害を与えているか : 動画のケース―ファイル交換Winnyと動画サイトYoutubeの影響」、2007年、組織科学 第41巻第1号

メッセージ
最近の研究テーマを述べておきます。
(1)著作権の最適保護水準
理論的に考えると、著作権は強固に守ることが最適というわけではなく、私的コピーを含めてある程度自由な利用を認めた方が社会的には望ましい。どの水準まで守るのが最適かを実証的にあきらかにする。
(2)モジュール化の終わり
情報通信産業で嵐のように吹き荒れたモジュール化(オープン化)は終焉しつつあるのではないか? この問いを実証的に答えること試みる。
(3)ソフトウエア産業の競争力
日本のソフトウエア産業はなぜ競争力が無いのか。なぜエンジニアは日本のソフトウエア産業に夢を見出せないのか。これらの問いに答える事を試みる。

玉田 康成

★玉田 康成 (たまだ やすなり)
准教授

専攻分野:契約理論・産業組織論・ミクロ経済学

氏名 玉田 康成 (たまだ やすなり)

職名 准教授

専攻分野 契約理論・産業組織論・ミクロ経済学

経歴 【経歴】 1992年:慶應義塾大学経済学部卒業。 2002年:University of Wisconsin-MadisonにてPh.D.(Economics)取得。2002年より慶應義塾大学経済学部准教授。
【主要業績】 “Optimal Organization in a Sequential Investment Problem with the Principal’s Cancellation Option”,(2007), International Journal of Industrial Organization, 25。“Direct and Indirect Connection, the Shapley Value,and Network Formation”,(2005), Advances in Mathematical Economics, 8。

メッセージ
【研究紹介】
現実の経済において、経済主体のインセンティブは、市場だけではなく、制度・システムなど様々な側面より影響を受けます。異なる制度・システムは異なるインセンティブを与えるという観点から制度・システムを理論的に分析評価すること、および、与えられた制度・システムの下での経済主体の戦略的行動とその帰結を理論的に分析することが研究領域です。最近は、経済主体の評判形成インセンティブの源泉と、それを競争や制度・システムによっていかに制御するかに関心があります。

【学生へのメッセージ】
経済学の学習を通じて、その思考方法、現実経済を客観的に判断する能力を十分に培ってください。経済理論は現実を眺める「視点」として優れた頑健性を有しており、人や社会とのかかわり方である教養・専門的知識として学ぶに値するものです。経済学を「視点」として確立するためには、経済学部で何を学習するかという選択に際し、熟考と真摯な態度が必要となるでしょう。

崔 在東

★崔 在東 (チェ ゼドン)
教授

専攻分野:近代社会経済史、ロシア経済史

氏名 崔 在東 (チェ ゼドン)

職名 教授

専攻分野 近代社会経済史、ロシア経済史

経歴 1964年韓国ソウル生まれ。1988年にソウル大学経済学部を卒業。 1997年東京大学大学院経済学研究科文部教官助手。 2005年から慶應義塾大学経済学部准教授。
最終取得学位:博士(経済学)、東京大学、2003年 /受賞学術賞: 政治経済学・経済史学会賞(2006年) /研究業績:『近代ロシア農村の社会経済史』日本経済評論社、2007年、その他多数

メッセージ
個人の自由、社会の多様性、共生と共存、「愛」

辻村 和佑

★辻村 和佑 (つじむら かずすけ)
教授

専攻分野:資金循環分析、計量経済学の応用分析、国民経済計算

氏名 辻村 和佑 (つじむら かずすけ)

職名 教授

専攻分野 資金循環分析、計量経済学の応用分析、国民経済計算

経歴 慶應義塾大学経済学研究科博士課程修了。著書に『資産価格と経済政策』(東洋経済新報社、1998年)、『資金循環分析』(慶應義塾大学出版会、2002年)、『国際資金循環分析』(同、2008年)など。主要論文に“Asset-Liability-Matrix Analysis Derived from the Flow-of-Funds Accounts: the Bank of Japan’s Quantitative Monetary Policy Examined,” Economic Systems Research, Vol. 15, No. 1, 2003, pp.51-67など。

メッセージ
資金循環統計は、産業連関表や貿易マトリクスなどと同様、資金の授受や貸借関係を表象する、経済構造統計の一種である。中央銀行の金融市場調節の分析から、国際間の資金偏在の問題まで、その応用範囲は無限といっても過言でない。分析手法も、計量経済学的方法からゲーム論の応用、さらにはレオンティエフ逆行列の利用など多彩である。現在は、国民経済計算の視点で資金循環構造を捉えることで、バブルの発生やその崩壊、さらには恐慌など、金融市場と実物市場の相互依存関係を解き明かすべく研究を展開している。

津曲 正俊

★津曲 正俊 (つまがり まさとし)
准教授

専攻分野:経済理論、契約理論

氏名 津曲 正俊 (つまがり まさとし)

職名 准教授

専攻分野 経済理論、契約理論

経歴 【経歴】 1992年:慶應義塾大学大学院経済学研究科修士課程修了、1999年:ボストン大学大学院経済学研究科博士課程修了、2000年:慶應義塾大学経済学部助教授
【主要業績】 “The Organization of Supplier Networks: Effects of Delegation and Intermediation” Econometrica, (2004), (with Dilip Mookherjee)

メッセージ
私は理論経済学の分野で研究・教育活動を行っております。特に経済活動の基盤である制度や組織に注目し、「契約理論」と呼ばれる道具を用いて分析することを研究テーマとしております。

津谷 典子

★津谷 典子 (つや のりこ)
教授

専攻分野:人口統計学、社会人口学、計量分析法

氏名 津谷 典子 (つや のりこ)

職名 教授

専攻分野 人口統計学、社会人口学、計量分析法

経歴 1986年:米国シカゴ大学社会学部大学院よりPh.D.取得、1986~88年:米国東西センター人口研究所リサーチ・フェロウ、1989~98年:日本大学人口研究所助教授をへて、日本大学経済学部助教授、1998年より現職。2001年:米国カリフォルニア工科大学客員教授。日本学術会議会員(第20期・21期)、厚生労働省社会保障審議会(統計分科会)委員、総務省独立行政法人評価委員会(統計センター分科会)専門委員、国立社会保障・人口問題研究所研究評価委員。
編著書に、『人口減少時代の日本社会』(原書房, 2007年)、Marriage, Work, and Family Life in Comparative Perspective (University of Hawaii Press, 2004年)など。主要論文には、「わが国における家族形成のパターンと要因」(『人口問題研究』第62巻1・2号, 2006年, pp.1-19)、「少子化の人口学的背景と将来展望」(『社会政策学会誌』第14号, 2005年)など。

メッセージ
わが国の人口は今後本格的に減少を始めると予想される。この人口減少の最大の直接的要因は少子化と呼ばれる人口再生産ができない低水準への出生率の引き続く低下である。また、少子化は後期高齢者人口割合の急増に代表される人口の超高齢化を引き起こしている。そしてこの人口減少と少子高齢化は少なくとも今世紀前半を通じて続くと予想される。
現在18~22歳の大学生諸君は2055年には65~69歳となり、青年期から壮年期、そして中高年期のはじめを人口減少社会に生きることになる。このような人口変動はわが国の社会・経済全般に大きな影響を与えるだけでなく、個人のライフコースを大きく変えていくことになる。この意味で、大学に学び、これから社会に出ようとする若者諸君は、社会・経済の変化に関心を持ち、そのトレンドを読み、そして自分の生き方を真剣に考えることが今まで以上に必要になると思う。常に自分の価値を高め、社会に役立つ自分を作って、自分の力で生きていけるようになってほしい。大学での勉学がその準備の一助となることを願っている。

寺井 公子

★寺井 公子 (てらい きみこ)
教授

専攻分野:公共経済学、政治経済学

氏名 寺井 公子 (てらい きみこ)

職名 教授

専攻分野 公共経済学、政治経済学

経歴 東京大学大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)。法政大学経営学部准教授、同教授を経て現職。論文に”Interregional Disparities in Productivity and the Choice of Fiscal Regime” Journal of Public Economic Theory (2009), “Electoral Control over Policy-motivated Candidates and Their Policy Biases” Economics of Governance (2009)など。

メッセージ
変化する経済・社会を理解する枠組みを、経済学は与えてくれます。特に、私が専門とする公共経済学、政治経済学は、政策の目的と効果を見抜く視点を提示します。最近は、地方分権制度分析の応用として、各国・各地域による環境政策と協力的解決の可能性、財政赤字の拡大の政治的要因と望ましい制度改革のありかたに関心を持って、研究を進めています。

土居 丈朗

★土居 丈朗 (どい たけろう)
教授

専攻分野:財政学、公共経済学、公共選択論

氏名 土居 丈朗 (どい たけろう)

職名 教授

専攻分野 財政学、公共経済学、公共選択論

経歴 1970年奈良県生まれ。阪大卒、東大経済学博士。東大社会科学研究所助手、慶大経済学部専任講師、カリフォルニア大学サンディエゴ校客員研究員、財務省財務総合政策研究所主任研究官を経て、現職。政府税制調査会、財政制度等審議会、産業構造審議会等の委員を務める。著書は『地方債改革の経済学』日本経済新聞出版社(日経・経済図書文化賞、サントリー学芸賞受賞)、『財政学から見た日本経済』光文社新書等多数。

メッセージ
経済政策の意思決定について、政治的な影響をも考慮して政策の経済的効果をとらえ、理論的・実証的に分析しています。この分析から、今日先進諸国で問題となっている財政赤字の累増、財政再建の進め方や政治過程の改革について、政治的な実現可能性も考慮した政策的含意を経済学的に提示したいと考えています。特に最近では、わが国において財政政策の有効性や財政赤字の規模と政治過程(選挙制度や官僚機構)の関係が問われているため、これらに焦点を当てた研究の必要性を感じ、これらを対象とした研究に取り組んでいます。

日吉キャンパス

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千田 大介 (ちだ だいすけ)
教授

専攻分野:中国通俗文芸・漢字文献情報処理

氏名 千田 大介 (ちだ だいすけ)

職名 教授

専攻分野 中国通俗文芸・漢字文献情報処理

経歴 1991年:早稲田大学第一文学部卒業、1995年:早稲田大学大学院中国文学専攻修士課程修了、1999年:早稲田大学大学院中国文学専攻博士後期課程修了、2000年:慶應義塾大学経済学部専任講師着任、2003年:同助教授(准教授)昇格

メッセージ
中国の明清通俗小説や戯曲、現代の伝統芸能、さらには1990年以降のネットメディアとサブカルチャーなどについて研究している。日本の中国研究はしばしば「中国無き中国学」と揶揄されるが、そのような旧弊に陥ることのないよう、中国社会・文化のリアルな感覚を重視して研究を進めている。授業でも、そういった調査・研究の一端を折に触れて紹介しているので、大いに中国理解を深めていただきたい。

津田 眞弓

津田 眞弓 (つだ まゆみ)
教授

専攻分野:日本古典文学(主として江戸小説)

氏名 津田 眞弓 (つだ まゆみ)

職名 教授

専攻分野 日本古典文学(主として江戸小説)

経歴 社会人を経て、2001年日本女子大学大学院文学研究科(日本文学専攻)博士課程後期修了。文学博士。日本女子大学・学習院大学などの非常勤講師、国文学研究資料館機関研究員を経て2008年より現職。著書に『山東京山年譜稿』(2004、ぺりかん社)、『江戸絵本の匠 山東京山』(2005、新典社)など。論文に「世話物語への挑戦――十九世紀草双紙の文体」(2007.11/12、文学)など。

メッセージ
国際的視野をもって活躍する人になってください。日本文化や日本らしさを御自分の言葉で説明できるように、授業を通じて材料をたくさん提供できたらと願ってます。

デーゲン, ラルフ

デーゲン, ラルフ (デーゲン ラルフ)
准教授

専攻分野:外国語教育学(ドイツ語教授法)、翻訳

デーゲン, ラルフ

氏名 デーゲン, ラルフ (デーゲン ラルフ)

職名 准教授

専攻分野 外国語教育学(ドイツ語教授法)、翻訳

経歴 フランクフルト(ドイツ)生まれ。1998年:フランクフルト大学東ヨーロッパ及びヨーロッパ外言語文化学部日本学科修士課程卒業(専攻:日本文学、哲学、ドイツ文学)。1999年:香川大学経済学部地域社会システム学科外国人教師。2004年:金城学院大学(名古屋)文学部言語文化学科外国人教師。2007年:一橋大学大学教育研究開発センター特任准教授。2018年:慶應義塾大学経済学部准教授。

メッセージ
カール大帝は「他の言語を話すということは、もうひとつの魂を得ることだ」と言ったそうです。確かにもう一つの言語を身につけるということは、その言語のできる人々とコミュニケーションが取れるようになる、あるいはその言語圏の文学、映画、マスコミなどを受容するということだけではありません。異なる文化、表現やコミュニケーション様式、考え方を能動的に体験することなのです。全ての人間は育った文化の中で気がつかないうちに条件付けされています。しかし異文化に出会うことによって自分の文化的条件付けに気づき顧みることができます。こんな風に視野を広げていくのは面白いことです。最初は語学学習にはかなりの努力が必要ですが、勉強のコツを掴み、好奇心を持ち続ければ何とかなると思います。レベルが上がれば上がるほど面白くなります。そして日本で一、二年勉強してから留学することをお勧めします。ドイツはヨーロッパのど真ん中にあるので、ヨーロッパを探検するにはなかなか便利で快適なところです。とにかく積極的かつ協力的態度で授業に臨み、しっかりとドイツ語を勉強しましょう。

戸瀬 信之

戸瀬 信之 (とせ のぶゆき)
教授

専攻分野:数学(代数解析、微分方程式、多変数函数論)

氏名 戸瀬 信之 (とせ のぶゆき)

職名 教授

専攻分野 数学(代数解析、微分方程式、多変数函数論)

経歴 1959年:富山県高岡市に生まれ、1978年:富山県立高岡高校卒業、1983年:東京大学理学部数学科卒業、1985年:同大学院理学系研究科数学専攻修士修了、1985年10月:愛媛大学理学部助手、1987年4月:東京大学理学部助手、1990年10月:北海道大学理学部専任講師、1991年10月:同助教授、1993年4月:慶應義塾大学経済学部助教授、1998年4月:同教授、2000年4月-12月:京都大学数理解析研究所客員教授、2004年4月-2005年3月:京都大学経済研究所客員教授、2004年度、2005年度社団法人日本数学会理事、2005年度日本数学会出版賞を受賞、2007年度・2008年度公認会計士試験委員(統計学)

メッセージ
数学の研究に加えて、日本の教育システムに関する様々な考察、提言を行ってきました。2005年度の日本数学会出版賞は、京都大学経済研究所所長の西村和雄先生と一緒に出版した「分数ができない大学生」に対するものでした。そのほかには、ネットワーク上で数学のデジタルライブラリーを構築する日本国内のプロジェクトや、SplusやRという統計言語の普及、経済学部で金融工学を学生に広めることなどにもエネルギーを注いできました。

な行

三田キャンパス

直井 道生

★直井 道生 (なおい みちお)
准教授

専攻分野:都市経済学・応用計量経済学

氏名 直井 道生 (なおい みちお)

職名 准教授

専攻分野 都市経済学・応用計量経済学

経歴 2001年: 慶應義塾大学経済学部卒業,2008年: 博士(経済学,慶應義塾大学)
2003年: 慶應義塾大学経済学部研究助手,2006年: 大学院商学研究科特別研究講師(有期),2008年:経済学部特別研究講師(有期),2010年: 東京海洋大学海洋工学部助教,2013年~: 現職
最近の研究活動については、http://2001.jukuin.keio.ac.jp/naoiを参照してください。

メッセージ
都市経済学および応用計量経済学についての研究をしています。最近の研究・教育活動については、ホームページ (http://2001.jukuin.keio.ac.jp/naoi) を参照してください

長倉 大輔

★長倉 大輔 (ながくら だいすけ)
教授

専攻分野:計量経済学、時系列分析、フィナンシャルエコノメトリックス

氏名 長倉 大輔 (ながくら だいすけ)

職名 教授

専攻分野 計量経済学、時系列分析、フィナンシャルエコノメトリックス

経歴 1999年横浜国立大学経済学部卒業、2001年同大学大学院にて博士前期課程修了。 2007年University of Washington シアトル校にて経済学Ph.D. 取得。 日本銀行金融研究所、早稲田大学大学院ファイナンス研究科を経て、 2011年より現職

メッセージ
[研究テーマ]
私は計量経済学、特に時系列分析を専門としています。 また時系列分析でも特に経済学やファイナンスにおけるデータの分析方法を研究しています。

[学生のみなさんへのメッセージ]
学生のみなさんには勉強とは人に教えてもらうものではなく、 自分でするものだという事を強く意識してほしいと思います。 そのために大学のリソース(先生や図書館など)をどんどん活用してください。 学びたいものを自由に学べる4年間は貴重です。 大学での4年間を実り多きものにするように是非頑張ってください。

中嶋 亮

★中嶋 亮 (なかじま りょう)
教授

専攻分野:応用計量経済学・産業組織論・労働経済学

氏名 中嶋 亮 (なかじま りょう)

職名 教授

専攻分野 応用計量経済学・産業組織論・労働経済学

経歴 1972年生まれ.千葉県出身.1994年京都大学農学部農林経済学科卒業.2004年ニューヨーク大学経済学部博士課程終了 (Ph.D. in Economics).大阪大学社会経済研究所特任研究員,Duke University Research Scientist,筑波大学専任講師,横浜国立大学准教授を経て,2012年10月より現職.

メッセージ
専門は応用計量経済学です.社会的相互作用の実証分析を研究テーマとして,人々が市場を超えたチャンネルで互いに影響しあうメカニズムと,その相互作用から発生する外部経済性をデータで検証することを行っています.具体的には,①ピア効果と呼ばれる社会的感染の実証分析(喫煙・非行行為・良い成績などは「感染」するのか?)②知識のスピルオーバーに関する実証分析(イノベーションのアイディアはどのぐらいの距離を・どのぐらいのスピードで・どのように拡散するのか?創造的な発明を生みだす才能が同じ時代と同じ地域に集中する傾向にあるのは何故か?)③人的ネットワーク形成が生産性に及ぼす効果の実証分析(指導教員の選択は学生の将来のパフォーマンスや給与にどのように影響するか?クリエイティブな同僚と一緒に働けば,自分もクリエイティブになるか?)などを研究テーマとしています.これらの研究では,人々の選択行動をミクロ経済理論に照らしてモデル化し,それを詳細な個票データを使って推定し,検証するというミクロ計量経済分析の手法を使っています.特に大規模テキストデータ処理による「ビッグデータ」の解析とコンピュータシミュレーションなどを使った計算機集約的な統計分析を得意としています.

中妻 照雄

★中妻 照雄 (なかつま てるお)
教授

専攻分野:ベイズ統計学に基づくデータ分析と意思決定

氏名 中妻 照雄 (なかつま てるお)

職名 教授

専攻分野 ベイズ統計学に基づくデータ分析と意思決定

経歴 【学位】 Ph.D. (Economics, Rutgers University, 1998)
【主な刊行論文・著書】 『入門ベイズ統計学』,朝倉書店,2007/「経済成長の収束仮説:隠れマルコフ・モデルによる検証」,和合肇 編/『ベイズ計量経済分析ーマルコフ連鎖モンテカルロ法とその応用』,東洋経済新報社,2005/“A new control variate estimator for an Asian option,” *Asia-Pacific Financial Markets*, 2004, Vol. 11, No. 2, 143-160. (with Kenji Kamizono, Takeaki Kariya, and Regina Y. Liu)/“Exact inference using variable integrating constant importance distributions,” *Computational Economics*, 2004, Vol. 23, No. 1, 45-70 (with Charles J. Romeo)/“Ratio tests of a unit root,” *Communications in Statistics: Theory and Methods*, 2000, Vol. 29, No. 11, 2547-71. (with Elena Gouskova, Jinichi Uemura, and Hiroki Tsurumi)/“Bayesian analysis of ARMA-GARCH models: A Markov chain sampling approach,” *Journal of Econometrics*, 2000, Vol. 95, No. 1, 57-69

メッセージ
私の研究しているベイズ統計学は、皆さんが習ったことがある統計学(古典的統計学)とかなり異なる方法でデータの分析を行います。ベイズ統計学では未知の変量(例えば母集団の平均など)は値に関する不確実性を反映した分布をもつ確率変数として扱われます。そして、この分布に観測されたデータの情報を反映させて未知の変量に関する推測を行うことを目指します。このデータ情報の反映に使われるのがベイズの定理で、そこから「ベイズ統計学」の名称がついています。ベイズ統計学は
1. データ以外の情報(個人の主観、専門家の意見など)も活用できる
2. 不確実性の下での意思決定に使いやすい
という特徴を持っており、多くの分野でさかんに活用され出しています。

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★中西 聡 (なかにし さとる)
教授

専攻分野:日本社会経済史

氏名 中西 聡 (なかにし さとる)

職名 教授

専攻分野 日本社会経済史

経歴 1993年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、東京大学社会科学研究所助手、北海道大学経済学部助教授、名古屋大学大学院経済学研究科教授などを経て、2013年10月より現職。博士(経済学)。
主著:『日本経済の歴史』(編著、名古屋大学出版会、2013年)、『海の富豪の資本主義』(単著、名古屋大学出版会、2009年)、『近世・近代日本の市場構造』(単著、東京大学出版会、1998年)他

メッセージ
18世紀から現代までの日本経済を、市場構造・商家経営・交通体系・資産運用・消費生活などの多様な側面から研究し、それらの研究を通して、「人間の歴史」を解明することを目標としています。その場合、人間は社会的存在であるとの位置付けから、多様な経済活動の成果の交換関係(贈与・貢納・市場取引・分配など)の視点を重視し、新たな経済人類史学の構築を目指しています。
教育面では、学生にさまざまな事象を歴史的視点から考察できる力を身に付けさせることを目標にしています。その上で、時流に乗るのではなく、自らの力で得た知見を基に歴史観を育んでもらえると嬉しく思います。そして責任感・自立心・生活力を兼ね備えた大人に成長してくれることを期待します。

中村 慎助

★中村 慎助 (なかむら しんすけ)
教授

専攻分野:ミクロ経済学(一般均衡理論・遂行理論・社会的選択論)

氏名 中村 慎助 (なかむら しんすけ)

職名 教授

専攻分野 ミクロ経済学(一般均衡理論・遂行理論・社会的選択論)

経歴 1983年:経済学部助手、1990年:経済学部助教授、1997年:経済学部教授、Ph.D. (経済学)米国ミネソタ大学。
“A Feasible Nash Implementation of Walrasian Equilibira in the Two-Agent Economy” Economics Letters 1990/“Nash-Implementation of the Lindahl Correspondence with Decreasing Returns to Scale Technologies” International Economic Review 1994 (共著)/“Impossibility of Nash Implementation in Two Person Economies” Review of Economic Design 1998/「公共経済学の理論と実際」東洋経済新報社 2003 (共著)/「社会的選択と厚生経済学ハンドブック」丸善 2006 (共訳)/「理論経済学の復権」慶應義塾大学出版会 2008(共著)

メッセージ
完全競争市場においては、通常、厚生経済学の基本定理により、パレート効率性が実現されるものとされています。しかしながら、この事実は、公共財や外部性に代表される要因によって、容易に覆されます。このような状況の下での各経済主体の合理的な行動とはどのようのものか、あるいはその集合体としての経済は、全体としてどのような動きを見せるのか、そしてそれを前提とした上で市場を補完する公共政策、代替する経済制度はどのようなものなのかを研究しています。
ミクロ経済学に関する講義科目を中心に担当しており、科目の性質上、学生が、各自理解したことを元に自分で考える能力を養うことが重要であると考えています。そのために講義においては可能な限り全体像を伝えることに重点をおいています。また授業においては一方的な講演ではなく双方向的な進行を心がけています。
学生の諸君には、研究を中心とした充実した学生生活を送られることを望みます。

難波 ちづる

★難波 ちづる (なんば ちづる)
准教授

専攻分野:フランス植民地史(とりわけ20世紀のインドシナ統治)

氏名 難波 ちづる (なんば ちづる)

職名 准教授

専攻分野 フランス植民地史(とりわけ20世紀のインドシナ統治)

経歴 慶應義塾大学経済学部、大学院経済学研究科博士課程、経済学部研究助手を経て、フランス・リヨン第二大学歴史学科第三期過程に留学し、博士号取得。日本学術振興会特別研究員をつとめた後、2008年4月より現職。現在は、戦後のフランスによるインドシナ再植民地化と日本の戦犯裁判の関わりに関心をもち、フランスでの史料調査に基づき研究を行っている。

メッセージ
ここには、経済学部にしてはめずらしく多くの歴史関連の講義があります。みなさんにはぜひ、これらの授業も受けていただき、歴史を学ぶ意味を考え、「歴史感覚」をみにつけていってほしいと思います。つまり、一つの事象を、多面的に、批判的に、歴史的にとらえ、それを他の様々な事象や背景と関連付ける想像力と、論理的な思考能力を、この貴重な学生時代に獲得してほしいと願っています。

日吉キャンパス

中川 真知子

中川 真知子 (なかがわ まちこ)
専任講師

専攻分野:20世紀フランス文学・思想

中川 真知子

氏名 中川 真知子 (なかがわ まちこ)

職名 専任講師

専攻分野 20世紀フランス文学・思想

経歴 慶應義塾大学文学部(仏文学専攻)卒業、同大学院修士課程(仏文学専攻)修了、パリ第三大学博士課程修了、博士号取得(2014、フランス文学・文明)。2013年より慶應義塾大学文学部で、くわえて2015年より同大学経済学部および文化学園大学で非常勤講師を務め、2016年4月より現職。論文に La stratégie langagière de la fiction dans l’œuvre de Georges Bataille. Entre genèse et établissement du texte(学位論文、パリ第三大学、2014)、« “La seconde méthode” : la construction de la fiction dans La Maison brûlée, un scénario inachevé de Georges Bataille » (『フランス語フランス文学研究』106号、日本フランス語フランス文学会、2015、89頁-106頁)などがある。

メッセージ
生きることと語ることとの関係について研究してきました。新しい言語を学ぶと、見慣れない文字、聞き慣れない音に触れたそのときから、外にも内にも未知の世界が開かれるのではないでしょうか。フランス語を学ぶみなさんが、いつもと違う風景をみること、その助けになりたいと思いながら日々授業をしています。

中野 泰志

中野 泰志 (なかの やすし)
教授

専攻分野:実験心理学、特別支援教育、ヒューマンインタフェース

氏名 中野 泰志 (なかの やすし)

職名 教授

専攻分野 実験心理学、特別支援教育、ヒューマンインタフェース

経歴 大学院では、実験心理学の手法で人間の知覚に関する基礎研究を実施。その後、国立特別支援教育総合研究所において障害者の視機能評価や支援技術に関する研究、東京大学先端科学技術研究センターにおいてヒューマンインタフェースや福祉のまちづくりに関する実践的研究等を実施。現在は、バリアフリー・サイエンスの樹立を目指して研究・活動を展開中。

メッセージ
どんな人も老化して、心身の機能が低下するわけですから、バリアフリーの問題は、人間全般にかかわる大きな問題であると言えます。私の研究活動の目的は、21世紀社会において、者・高齢者を含むすべての国民・ユーザが安心して、安全で快適な生活を送ることができるように、先端的科学技術を有効に応用していく方法を探り、未来の総合的バリアフリー社会空の構築を目指すことにあります。私は「障害のある人や高齢者にとって最も重要なのは、生活上の機能を充足させることである」という観点から研究・実践を進めています。近年、バリアフーやユニバーサルデザインが注目されていますが、ユーザである障害者・高齢者の生活の視点は十分でなく、ニーズとシーズの乖離が見られる場合もあります。これらの乖離を解消するためには、(1)多様な障害当事者のニーズを把握し、(2)抽出したニーズを研究者・開発者に伝え、(3)開発されたシーズに適合するニーズを持つユーザ(障害当事者)に情報提供・調整る必要があり、それぞれの役割を担う人材養成が急務です。加えて、(4)開発されたシーズが安定供給されるためには、「特殊な境遇の人のための特殊な技術」ではなく、「高齢化社会においては遅かれ早かれ誰にでも必要となる技術」という観点で産業化を図る必要があります。以上のようなバリアフリー・ユニバーサルデザインを推進していくために必要な科学的なエビデンスを蓄積し、どんな心身の状態の人でも生き甲斐を持ち、安心して生活できる社会を目指していきたいと考えています。

永井 容子

永井 容子 (ながい ようこ)
教授

専攻分野:19世紀英文学(ヴィクトリア朝小説と演劇)

氏名 永井 容子 (ながい ようこ)

職名 教授

専攻分野 19世紀英文学(ヴィクトリア朝小説と演劇)

経歴 1992年:国際基督教大学教養学部人文科学科卒業、1995年:慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了、1995~1996年:King’s College London修士課程修了、1998年:慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学、1998年:同大学経済学部専任講師、2001~2002年:University College London訪問研究員、2003年より慶應義塾大学経済学部准教授。

メッセージ
学生時代は、常に目標をもって新しいことに積極的に挑戦してほしい。悩む前にまず今できることから着実に行動に移すことが、新たな道を切り開くきっかけとなることが多い。時には壁にぶつかって、失敗を味わうことがあるかもしれないが、一つ一つの経験が目に見えないかたちで自信へとつながり、心の糧になるに違いない。

長沖 暁子

長沖 暁子 (ながおき さとこ)
准教授

専攻分野:生物学 科学社会学 女性学

氏名 長沖 暁子 (ながおき さとこ)

職名 准教授

専攻分野 生物学 科学社会学 女性学

経歴 東京都立大学理学部生物学科卒業
「生殖技術に対する日本産科婦人科学会の対応」『年報 科学・技術・社会』7巻、1998
「AIDにおける「出自を知る権利―AIDで生まれた人たちが求める提供者情報とは」『生命倫理』Vol.16、2006
「都市近郊の雑木林におけるシュンラン群落の長期調査(IV):空間分布」日吉紀要.自然科学、39、2006

メッセージ
私たちの生活と科学は切り離せなくなっています。この科学の発達と社会の関係、特に体外受精や出生前診断などの生殖技術が何を背景に発達しているのか、また女性の自己決定権にどのような影響を与えるのかに関心を持ってきました。そこで見えてきたのは生きものをモノとして扱う科学と多様性を認めない社会。日吉キャンパスの豊かな自然から生きものの姿と多様性を学ぶことは、現代の科学と社会をみつめなおすきっかけになる、と思っています。

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長堀 祐造 (ながほり ゆうぞう)
教授

専攻分野:中国近現代文学(特に魯迅を中心とする)

氏名 長堀 祐造 (ながほり ゆうぞう)

職名 教授

専攻分野 中国近現代文学(特に魯迅を中心とする)

経歴 【略歴】 東大文学部卒。早大大学院博士課程中退。桜美林大学文学部助教授を経て、本塾経済学部助教授、1998年より現職(中国語等担当)。
【受賞学術賞】 日本中国学会賞(日本中国学会)など/【所属学会】 日本中国学会 東方学会 東京現代中国文学研究会など/【主要業績】 共訳著『初期中国共産党群像』平凡社東洋文庫(共訳)莫言『中国の村から』など/【共著】 『魯迅研究の現在』汲古書院など

メッセージ
学生諸君が中国および中国文化について興味を覚えるような授業を心がけています。

新島 進

新島 進 (にいじま すすむ)
教授

専攻分野:フランス文学(ルーセル)、SF、独身者機械芸術

氏名 新島 進 (にいじま すすむ)

職名 教授

専攻分野 フランス文学(ルーセル)、SF、独身者機械芸術

経歴 慶應義塾大学文学部仏文科卒、同大学院修士課程およびレンヌ第二大学博士課程修了(文学博士)。
【主要論文】 Mesure et demesure chez Raymond Roussel, Universite Rennes II(博士論文)。【共著書】 巽孝之、荻野アンナ編『人造美女は可能か?』(慶應義塾大学出版会)。【翻訳】 レーモン・ルーセル『額の星 無数の太陽』(共訳、人文書院)、ダイ・シージエ『バルザックと小さな中国のお針子』(早川書房)ほか。

メッセージ
【研究】
1、レーモン・ルーセルとジュール・ヴェルヌの比較研究。
2、フランス未来予想小説、ならびにSFジャンル発生についての考察。
3、独身者機械芸術論。特にミシェル・カルージュ以後、現代に至るまでの動向。
なお研究とは別に、現代フランス文学作品でこれはと思った作品を翻訳紹介している。

【教育】
フランス語:一年生で基礎文法と基本語彙を「知り」、二年生以後の学習でそれを「使える」ようにする。そんな教育プログラムをめざす。所詮は大学の語学、という限界論を崩さねばと日々教室に向かう。ただし大学は語学学校ではないし、大学教員ならではの語学教養教育というものもあるはず。その実用と教養のバランスがつねながらの課題。

【自由研究セミナー】
芸術、文学作品における「独身者機械」や「人造人間」といったテーマをとり扱う。19世紀の文学からアクチュエルな社会風俗まで、多岐にわたる観点から近現代人の想像力、芸術の営みを、「独身者」そして「機械 /テクノロジー」というキーワードをとおして考察する。

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根岸 宗一郎 (ねぎしそういちろう)
准教授

専攻分野:中国近現代文学、比較文学

氏名 根岸 宗一郎 (ねぎしそういちろう)

職名 准教授

専攻分野 中国近現代文学、比較文学

経歴 1994年:東京大学文学部国文学専修課程卒業、2003年:東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻中国語中国文学専門分野博士課程修了、2004年:慶應義塾大学経済学部専任講師、2007年より同准教授。
【主要論文】 『周作人とギリシア文学』、「周作人におけるハント、テーヌの受容と文学観の形成」、「周作人とギリシア文学—-1921年における転回を中心に」。

メッセージ
中国近代文学の創出に中心的役割を果たした周作人を中心に、中国・日本における近代文化形成と西洋文化受容の関係を研究しています。19世紀後半から20世紀初頭の中国と日本が、西洋という異文化との接触から経験した変化がどのようなものであったかを、中国と日本におけるギリシア文学の受容を手がかりに考えていきたいと思っています。

ノッター, デビッド

ノッター, デビッド (ノッター デビッド)
教授

専攻分野:歴史社会学、文化社会学、近代家族論、恋愛論

氏名 ノッター, デビッド (ノッター デビッド)

職名 教授

専攻分野 歴史社会学、文化社会学、近代家族論、恋愛論

経歴 1964年米国生まれ。教育学博士(京都大学)。2002年、慶應義塾大学経済学部専任講師を経て、2005年より現職。著書・論文に、『純潔の近代:近代家族と親密性の比較社会学』(慶應義塾大学出版会、2007年)、「近代家族と家族感情」(稲垣恭子編『子ども・学校・社会:教育と文化の社会学』(世界思想社、2006年)などがある。

メッセージ
【研究について】
専門は社会学で、その中でも「歴史社会学」というジャンルに属する研究が多く、比較研究のものも多々あります(その代表として、2007年の慶應義塾大学出版会発行の『純潔の近代:近代家族と親密性の比較社会学』という著作があります)。また、「文化」の問題に特に関心があるため、専門は「文化社会学」だとも言えます。その他に「教育社会学」、「家族社会学」、「スポーツ社会学」も専門領域に入ります。

【教育について】
経済学部では英語部会に属しており、Study Skillsと英語セミナーを担当しています。英語セミナーのテーマとして「近代家族」や家族史、または「近代スポーツ」やスポーツ社会学などがあります。その他に、近年には国際センターでは比較家族史を内容とする講義を担当しています。

は・ま行

三田キャンパス

長谷川 淳一

★長谷川 淳一 (はせがわ じゅんいち)
教授

専攻分野:日本とイギリスの戦後史

氏名 長谷川 淳一 (はせがわ じゅんいち)

職名 教授

専攻分野 日本とイギリスの戦後史

経歴 ウォーリック大学社会史研究所大学院卒(社会史博士)。大阪市立大学助手、助教授、教授を経て、2007年度より現職。
【最近の研究業績】 The 100-metre-wide road in the reconstruction of bombed cities in Japan, Planning History, 28 (2/3), 2006/The reconstruction of bombed cities in Japan after the Second World War, Urban Morphology, 12 (1), 2008

メッセージ
日英の戦後史を学びながら、現代についてしっかり考えていければと思います。2008年現在研究会の学生諸氏は、イギリスにおける教育の変遷、ロンドンの都市政策・都市計画、日本における1992年都市計画法改正、日吉における地域と大学の共生や道路行政を中心とした都市政策等々、様々なことに、卒論やら三田祭やらで取り組んでいます。

廣瀬 康生

★廣瀬 康生 (ひろせ やすお)
教授

専攻分野:マクロ経済学、金融政策

氏名 廣瀬 康生 (ひろせ やすお)

職名 教授

専攻分野 マクロ経済学、金融政策

経歴 2000年:慶應義塾大学総合政策学部卒業、日本銀行入行
2007年:ジョンズ・ホプキンス大学Ph.D.(Economics)
2010年:慶應義塾大学経済学部准教授
2017年:同教授

藤田 康範

★藤田 康範 (ふじた やすのり)
教授

専攻分野:応用経済理論・経済政策

氏名 藤田 康範 (ふじた やすのり)

職名 教授

専攻分野 応用経済理論・経済政策

経歴 Yasunori Fujita (2008) ‘A New Formulation of Strategic Interactions in a Fluctuating Market,’ forthcoming in International Journal of Operational Research/Yasunori Fujita (2008) ‘A new Look at Fashion Brand Management-product switching strategies in the face of imitation,’ forthcoming in Research Journal of Textile and Apparel/Yasunori Fujita (2008) ‘Competition and Welfare for a Stochastically Fluctuating Market’, Physica A: Statistical Mechanics and its Applications , Vol. 387, Issue 12, pp. 2846-2850/Yasunori Fujita (2007) ‘Toward a New Modeling of International Economics: An Attempt to Reformulate an International Trade Model Based on Real Option Theory’, Physica A: Statistical Mechanics and its Applications, Vol. 383, Issue 2, pp.507-512/Yasunori Fujita (2007) ‘A New Analytical Framework of Agile Supply Chain Strategies’, International Journal of Agile Systems and Management, Vol. 2, No. 4, pp.345-359.

メッセージ
経済や経営を数理によって記述し、最適化問題や方程式の解として政策や戦略を立案することを専門としており、最近では工学的な手法も取り入れて、確率的変動下の意思決定について研究しています。その面白さを伝えられるよう、様々に努力していますので、よろしくお願いいたします。

藤原 一平

★藤原 一平 (ふじわら いっぺい)
教授

専攻分野:マクロ経済学、国際金融論

氏名 藤原 一平 (ふじわら いっぺい)

職名 教授

専攻分野 マクロ経済学、国際金融論

経歴 <学歴>
1989年早稲田大学高等学院卒業、1993年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業(政治学士)、応用経済学博士(大阪大学)、経済学博士(オックスフォード大学ナッフィールド・カレッジ)
<職歴>
1993-2011年:日本銀行(副調査役→企画役補佐→企画役)、2011年-:オーストラリア国立大学(准教授→教授)、2014年:慶應義塾大学(教授)
2009年-:編集委員<Japan and the World Economy>、
2012年-:編集委員 <Asia and the Pacific Policy Studies>、
2010年-:Research Associate<Globalization and Monetary Policy Institute, Federal Reserve Bank of Dallas>、
2010年-:Fellow<Euro Area Business Cycle Network>、
2012年-:Deputy Director <Centre for Applied Macroeconomic Analysis>、
2014年-:ファカルティ・フェロー<経済産業研究所>、
2014年-:Fellow<Tokyo Center for Economic Research>、
2014年-:Co-Director<Australia-Japan Research Centre>
<主な研究業績>
– Optimal Monetary Policy with Endogenous Entry and Product Variety, (with Florin Bilbiie and Fabio Ghironi), 2014, Journal of Monetary Economics, 64.
– Indeterminacy and Forecastability, (with Yasuo Hirose), 2014, Journal of Money, Credit and Banking 46(1)
– Global Liquidity Trap, (with Tomoyuki Nakajima, Nao Sudo and Yuki Teranishi), 2013, Journal of Monetary Economics 60(8)
– Can News be a Major Source of Aggregate Fluctuations? A Bayesian DSGE Approach, (with Yasuo Hirose and Mototsugu Shintani), 2011, Journal of Money, Credit and Banking 43(1)

藤原グレーヴァ 香子

★藤原グレーヴァ 香子 (ふじわらグレーヴァ たかこ)
教授

専攻分野:非協力ゲーム理論およびミクロ経済学

氏名 藤原グレーヴァ 香子 (ふじわらグレーヴァ たかこ)

職名 教授

専攻分野 非協力ゲーム理論およびミクロ経済学

経歴 慶應義塾大学経済学部卒。スタンフォード大学経営大学院PhD(経済学専攻)、1989年:慶應義塾大学経済学部助手、1995年:同助教授、 2007年:同教授、現在に至る。
【主な論文】 “The Role of Expectation in Job Search and Firm Size Effect on Wages.” Japanese Economic Review, 2004, 55(1) 56-85(Henrich Greve氏と共著)/“Undeserved Loss The Spread of Legitimacy Loss to Innocent Organizations in Response to Reported Corporate Deviance” Administrative Science Quarterly, 2009, 54 195-228 (Stefan Jonsson, Henrich Greve 氏と共著)/“Voluntarily Separable Repeated Prisoner’s Dilemma” the Review of Economic Studies, 2009, 76 993-1021 (Masahiro Okuno-Fujiwara氏と共著)など。

メッセージ
ゲーム理論は難しい数学を知らなくても、論理的に思考できればかなりわかる学問です。今では、経済学のみならずいろいろな分野に応用されています。他者の立場に立って考え、自分の利益も考え、皆の行動はどこに落ち着くかを探ります。まだまだ未解決の問題もありますし、難しい問題があざやかに解決されていたりもします。知らないということをどう考えるか、評判とは何か、など、おもしろくかつ深いことも研究できます。もし皆さんが社会に興味があれば、ゲーム理論の中に接点があるでしょう。

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★穂刈 享 (ほかり とおる)
教授

専攻分野:ゲーム理論(協力ゲーム)、数理経済学

氏名 穂刈 享 (ほかり とおる)

職名 教授

専攻分野 ゲーム理論(協力ゲーム)、数理経済学

経歴 京都大学経済学部卒. ロチェスター大学 Ph.D.
[主な業績]”Consistency implies equal treatment in TU-games.” Games and Economic Behavior, 2005. “On properties of division rules lifted by bilateral consistency,” (with W. Thomson). Journal of Mathematical Economics, 2008.

星野 崇宏

★星野 崇宏 (ほしの たかひろ)
教授

専攻分野:計量経済学・統計学・行動経済学・マーケティング

氏名 星野 崇宏 (ほしの たかひろ)

職名 教授

専攻分野 計量経済学・統計学・行動経済学・マーケティング

経歴 2004年3月東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。博士(経済学)。情報・システム研究機構統計数理研究所、東京大学教養学部、名古屋大学大学院経済学研究科などをへて現職。シカゴ大学客員研究員、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院客員研究員などを歴任。行動経済学会理事。主な業績として”Semiparametric Bayesian Estimation for Marginal Parametric Potential Outcome Modeling: Application to Causal Inference”, Journal of the American Statistical Association, 2013, 108, 1189-1204.『調査観察データの統計科学:因果推論・選択バイアス・データ融合』岩波書店, 2009,など。

メッセージ
【研究者・一般の方へ】
研究内容は多岐にわたっておりますが、統計学と心理学をバックグラウンドに、これまで統計学・計量経済学・心理学の基礎研究、およびマーケティング・行動経済学・脳科学・医学・公衆衛生など様々な分野への応用研究を行ってきました。具体的な研究業績は個人ページのリンクをご覧ください。
これまでは基礎研究としては一般的な統計的因果推論の研究を中心に行ってまいりましたが、今後は特に経済社会現象に焦点を絞り、よりメカニズムを考慮した解析手法や評価手法の開発に取り組みたいと考えております。経済社会現象に関わるデータを説明するにあたって、現状の統計モデルは社会の構成要素たる非合理な人間の傾向を考慮しておらず、結果としてあまり予測力や説明力が高いものになっておりません。私は行動経済学や心理学の知見を導入し、また意思決定に関わるプレーヤー間の読み合いなど産業組織論的な要素も考慮した、新しい計量経済学のモデルの開発を目指して研究しております。
また、その成果をマーケティングや経営学、労働経済学や教育経済学など様々な分野に応用していきたいと考えております。

【ゼミを希望する学生へ】
指導教員はこれまで統計学・計量経済学・心理学の基礎研究と、マーケティング・行動経済学・脳科学・公衆衛生など様々な分野への応用研究を行ってきました。以前在職していた名古屋大学経済学部ではマーケティングのゼミを担当しており、顧問先や共同研究先の企業から提供頂いた購買履歴データ、市場調査データやSNSデータを利用したり、学生を対象とする調査や経営者・担当者へのインタビュー、あるいはケーススタディなど様々な情報源を用いた実証的なマーケティング施策・戦略の立案や需要予測、効果測定などについての卒業研究を指導しました。この度着任するにあたって、本経済学部の学生の皆さんの関心と将来のキャリアパス形成に最大限配慮し意義ある研究会を立ち上げたいと考えております。下記に記載したような分野に関心のある学生は指導可能です。
(基礎的な分野)
・統計学と計量経済学
・いわゆるビッグデータ解析(統計学と機械学習の中間領域)
・行動経済学と心理学(ヒトの非合理性と行動の傾向の理解)
(応用的な分野)
・マーケティング、対象としては金融、消費財メーカー、小売業、Webサービス、政府公共機関、NPOなど
・行動経済学の応用、特に企業・組織の経済学への応用
・人的資源管理や組織行動など経営学
・流行や同調など社会現象の経済学的理解
・教育や医療などの応用計量経済学

上記はバラエティに富んでいますが、データ、統計学、数理モデルなど実証的なアプローチを用いた経済・経営、社会、人間行動についてであれば対象は限定しません。

研究会ではまず基礎固めとして各人の関心に従ってグループ単位で統計学と計量経済学、マーケティングや経営のための経済学、行動経済学や心理学などの基礎的な文献について輪読や発表、討議をします。座学だけではなく、学外の何らかのプロジェクトに参加することで学ぶオン・ザ・ジョブトレーニングが非常に有効だと考えており、各自の関心分野のプロジェクトに割り当てたいと考えます。学部演習では計量経済学や計量的なマーケティングの講義と実習を行いますので、それらに参加することを推奨します。

細田 衛士

★細田 衛士 (ほそだ えいじ)
教授

専攻分野:理論経済学、環境経済学、資源循環経済学

氏名 細田 衛士 (ほそだ えいじ)

職名 教授

専攻分野 理論経済学、環境経済学、資源循環経済学

経歴 1977年3月:慶應義塾大学経済学部卒業、1977年4月:慶應義塾大学経済学研究科修士課程入学、1979年3月:同課程修了(経済学修士)、1979年4月:慶應義塾大学経済学研究科博士課程入学、1980年4月:慶應義塾大学経済学部助手、1982年3月:慶應義塾大学経済学研究科博士課程単位取得退学、(博士(経済学))、1987年4月:同学部助教授、1994年4月:教授、2001年7月14日より2005年9月30日まで経済学部長。現在にいたる。

メッセージ
私の研究領域は、環境経済学の理論、特に資源循環の経済学です。理論・制度政策研究をするとともに、研究結果を実際の政策に生かしたいと思っております。私の研究・教育の一端を知っていただくには、以下の著作のどれかに目を通していただくのが早いと思います。在学生(学部)や環境経済学をこれから学びたい諸君は、以下の主要著作の[3]ないし[4]を、大学院生またはこれから大学院を目指す諸君は、仮に理解が難しくとも要著作[1]ないし[2]、以下の主要論文のどれかに目を通していただくと参考になると思います。

【主要論文】
[1] “International aspects of recycling of electrical and electronic equipment: Material circulation in the East Asian region-” (2007), Journal of Material Cycles and Waste Management, Vol. 9, No. 2, pp. 140-150.
[2] “Recycling and Landfilling in a Dynamic Sraffian Model: Application of the Corn-Guano Model to a Waste Treatment Problem” (2001), Metroeconomica, Vol. 52, No. 3, pp. 268-281.
[3] “Asymmetry of Control and Quantity Control in an Environmental Policy” (2000) Environmental Economics and Policy Studies, Vol. 3, No.4, pp.381-397.
[4] 「廃棄物の処理と素材リサイクルの経済学的基礎」(2007) 12, Journal of MMIJ, Vol. 123, pp. 582-590.
[5] 「潜在資源価値とリサイクルの可能性」『土と基礎』(2003)、Vol. 51、No. 5、 pp. 13-18.

【主要著書】
[1] 『資源循環型社会 ―制度設計と政策展望―』 慶應義塾大学出版会、2008.
[2] 『環境制約と経済の再生産 ―古典派経済学的接近―』 慶應義塾大学出版会、2007.
[3] 『環境経済学』 横山彰中央大学教授との共著(2007).
[4] 『グッズとバッズの経済学』 東洋経済新報社(1999)(2001年度廃棄物学会著作賞受賞)

前多 康男

★前多 康男 (まえだ やすお)
教授

専攻分野:マクロ経済学、金融経済学

氏名 前多 康男 (まえだ やすお)

職名 教授

専攻分野 マクロ経済学、金融経済学

経歴 【略歴】 1982年:慶應義塾大学経済学部卒業、1990年:ミネソタ大学経済学研究科博士課程修了(Ph.D.(Economics))、1990年:国際大学大学院国際関係学研究科専任講師、1994年:大阪大学大学院経済学研究科助教授、2001年:大阪大学大学院経済学研究科教授、2002年-現在:慶應義塾大学経済学部教授
【主要著書】 「金融システムの経済学」(酒井良清氏との共著)、東洋経済、2004/「新しい金融理論」(酒井良清氏との共著)、有斐閣、2003
【主要論文】 “Microeconomic foundation of LLR from the viewpoint of payment”,Japanese Economic Review,Vol.59, No.2, 178-193.(Joint Work with Sakai),2008.An Overlapping Generations Model with a Storage Technology, Journal of Economic Theory, Vol. 57, No.1, 237-244,1992.Fiat Money in a Pairwise-Trading, Multi-Good, Overlapping Generations Model, Journal of Economic Theory, Vol. 54, No.1, 84-97, 1991.

マッケンジー, コリン

★マッケンジー, コリン (マッケンジー コリン)
教授

専攻分野:計量経済学とファイナンス(特に企業の資金調達方法)

氏名 マッケンジー, コリン (マッケンジー コリン)

職名 教授

専攻分野 計量経済学とファイナンス(特に企業の資金調達方法)

経歴 1981年:オーストラリア国立大学経済学部卒業、1987年:オーストラリア国立大学Ph.D.取得、1989年:大阪大学経済学部助教授。1994年:大阪大学大学院国際公共政策研究科助教授、教授を経て、2003年度より慶應義塾大学経済学部教授。著書に「EViewsによる計量経済分析」、「EViews による計量経済学入門」。主な論文は“Keynesian and New Classical Models of Unemployment Revisited”

メッセージ
現在、証券市場における引受業者の存在意義・意味・理由について研究しています。企業が金融市場から資金を調達する方法として株・社債などがありますが、企業がその証券を直接に投資家に売ることがほとんどないのはなぜでしょうか。経済学的な理由があるのでしょうか。もちろん農家がバナナを生産した場合、バナナを直接に消費者に売ることが可能ですが、通常卸売り業者・小売業者を通じて消費者に売ります。バナナのケースと証券のケースがどの程度似いているのでしょうか。もう少し広く考えると、ファイナンスは確立した分野として存在するが、ファイナンスの何が特別でしょうか。このような問題に興味のある方とぜひ議論をしたいのです。

松沢 裕作

★松沢 裕作 (まつざわ ゆうさく)
准教授

専攻分野:日本社会史(近世・近代史)

氏名 松沢 裕作 (まつざわ ゆうさく)

職名 准教授

専攻分野 日本社会史(近世・近代史)

経歴 東京大学文学部卒、同大学院人文社会系研究科博士課程中途退学、東京大学史料編纂所助手・助教、専修大学経済学部准教授を経て、現職。博士(文学)。
主著は『明治地方自治体制の起源』(東京大学出版会、2009年)

メッセージ
 歴史家は、しばしば「神は細部に宿る」という言葉を好む。大事なことは細部に潜んでいて、注意深い観察によって初めて見出すことができる、というような意味合いである。
 私たちの日常生活はそうした些細な出来事の積み重ねでできている。史料を残した過去の人々という、他者の声を謙虚に聞くこと、他者のかすかな声に耳を澄まし、そこに意味を見出していくことは、私たちが日常生活のなかで出会うささいな経験をよりよく理解するために益するところがあろう。そして、過去の人びとのかすかな声を確かに聞き取ることができたとき、そこには確かな手ごたえと喜びがあろう。

三嶋 恒平

★三嶋 恒平 (みしま こうへい)
准教授

専攻分野:工業経済論、中小企業論、国際経営論

氏名 三嶋 恒平 (みしま こうへい)

職名 准教授

専攻分野 工業経済論、中小企業論、国際経営論

経歴 1977年埼玉県大宮市(現さいたま市)生まれ。2002年東北大学経済学部卒業。東北大学大学院経済学研究科博士課程前期、日本学術振興会特別研究員(DC2)を経て2008年東北大学大学院経済学研究科博士課程後期修了。博士(経済学)。2008年熊本学園大学商学部経営学科講師、准教授を経て、2013年慶應義塾大学経済学部准教授。主著に『東南アジアのオートバイ産業』(ミネルヴァ書房)など。

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宮内 環 (みやうち たまき)
准教授

専攻分野:計量経済学・労働市場の数量的分析

氏名 宮内 環 (みやうち たまき)

職名 准教授

専攻分野 計量経済学・労働市場の数量的分析

経歴 1984年:慶應義塾大学経済学部卒業、88年:経済学部助手、90年:同大学大学院経済学研究科後期博士課程終了、92年:同大学経済学部専任講師、93年:助教授、98年-99年:カリフォルニア大学バークレィ校に訪問研究員として留学。
単著論文は「家計労働供給の理論と検証(2)」『三田学会雑誌』96巻1号, 25-60, 2003年、「労働市場の順位均衡モデルにおける選択順位指標の測定 」『三田学会雑誌』94巻4号,783-799, 2002年1月など。著書は『労働市場の順位均衡』(共著)東洋経済新報社:東京, 1998年3月など。

メッセージ
慶應義塾の教育・研究をさして「実学」という言葉がよく用いられます。この「実学」とは、この学塾の開祖福澤諭吉先生が用いた言葉ですが、今日の言葉で言えば「実証科学」を意味しています。ビジネスに直結する資格の知識など、すぐに役立つ学問のみを指しているのでは決してありません。さらに言えば「実証科学」とは自然科学に限ったことではなく、社会科学や人文科学も含みます。少数個の公理から演繹される定理によって、観察される多様な現象の背後に潜在する法則を見いだし、さらにこの法則によって対象をコントロールする方法を得ようとする研究の体系全体が「実証科学」です。この点は福澤諭吉著『文明論之概略』に克明に記されています。
福澤先生が『文明論之概略』を著した時代は、幕藩体制崩壊後の混乱の中で、西欧の列強による侵略から国としての独立を維持せんがために、新たな秩序を外国の力によってでなく自前で作り出さねばならない、そんな時代でした。一方、今日の日本では、戦後の経済成長を支えた日本型経済モデルが崩壊し、一方で低くなった国境の垣根を越え、人・商品・情報が激しく行き来するようになりました。世界に目を向けると、国際連合を中心とする第二次大戦後の世界政治の枠組みが大きく変わりつつあるように見えます。今日の私たちは、そうした中で次の時代のあり方を模索しています。『文明論之概略』が著された時代と今日とはよく似ているのです。
混乱の時代にあって、科学的知識こそがより良い社会実現のための選択には必須です。この時代に立ち会う私たちには、「実学」の原点に立ち、「実学」の支持者として社会の進歩に貢献できるよう努力を重ねることが求められ、私自身もそうありたいと願っています。

日吉キャンパス

羽田 功

羽田 功 (はだ いさお)
教授

専攻分野:ユダヤ人問題(特に中世・近世キリスト教会との関係)

氏名 羽田 功 (はだ いさお)

職名 教授

専攻分野 ユダヤ人問題(特に中世・近世キリスト教会との関係)

経歴 1954年生。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。経済学部助手、助教授を経て1995年より教授。
【主な研究業績】 『禁忌の構造』(林道舎)、『洗礼か死か』(林道舎)、エードゥアルト・フックス『ユダヤ人カリカチュア』(柏書房[翻訳])、『民族の表象-歴史・メディア・国家』([編著] 慶應義塾大学出版会)、『雷文化論』([共著] 慶應義塾大学出版会)、『ユダヤ人と国民国家』([共著] 岩波書店)など。

メッセージ
○専攻分野のユダヤ人問題については、中世ヨーロッパのキリスト教会とユダヤ人の関係のあり方とその近代・現代への影響力を中心に研究しています。特にユダヤ人に対する外部から強制されるイメージの成立と変容に軸を置きつつ、宗教・政治・経済・社会など多角的に問題を把握することを目標としています。
○同時に、大学教養研究センターのコーディネーターとして、文部科学省委託研究、学術フロンティア(文科省私学研究助成)などを通じて、教養教育の新たなモデル構築に取り組んできました。その成果の一つとして、08年度から慶應義塾鶴岡キャンパスを拠点とした『鶴岡セミナー』を実施しています。これは鶴岡、庄内を舞台に「生命」を総合テーマとした教養セミナーで、慶應に限らず東北公益文科大学の学生や院生、社会人を交えて「心と体と頭」をフルに使うプログラムを展開しています。詳しくはこのセミナーのHPをご覧になってください。
○また、慶應義塾創立150年記念事業の一環として来年度本格開講される「福澤諭吉記念文明塾」のコーディネーターとして、リーダーに求められる教養プログラムも担当しています。このプログラムは、さまざまな分野の人たちの話を聞き、議論することで、あらためて自分たちの足元を見つめなおす機会を生み出すことを目的としています。学生のみならず社会人の方も参加できます。

服部 哲弥

服部 哲弥 (はっとり てつや)
教授

専攻分野:数学(確率論、数理物理学)

氏名 服部 哲弥 (はっとり てつや)

職名 教授

専攻分野 数学(確率論、数理物理学)

経歴 1980年3月:東京大学理学部物理学科卒業、
1982年3月:東京大学大学院理学系研究科修士課程(物理学専攻)修了、
1985年3月:東京大学大学院理学系研究科博士課程(物理学専攻)修了(理学博士)、
1985年4月:学習院大学理学部助手(物理学科)、
1989年7月:宇都宮大学工学部助教授(情報工学科)、
1996年4月:立教大学理学部助教授(数学科)、
1999年4月:名古屋大学大学院多元数理科学研究科助教授、
2004年2月:東北大学大学院理学研究科教授(数学専攻)、
2009年4月:慶應義塾大学経済学部教授

メッセージ
これまでいちばん深入りしたのはフラクタル上の確率過程という研究課題です.理論物理学でくりこみ群と呼ばれる描像を,無限自由度のランダムな現象を解析する数学として確立する手がかりを見つけることを目指した研究です.この他,ウェブサイトに見られるランキング(順位)の時間変化を観測することで,人の社会的・経済的行動,特にロングテールの経済学,の検証を行う方法を発見し,数学の経済学への新しい応用を研究しています.著書「ランダムウォークとくりこみ群」(2004年,共立出版),「統計と確率の基礎」(2006年,学術図書)もごらんいただければさいわいです.

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林田 愛 (はやしだ あい)
准教授

専攻分野:19世紀フランス文学・思想、主にエミール・ゾラ

氏名 林田 愛 (はやしだ あい)

職名 准教授

専攻分野 19世紀フランス文学・思想、主にエミール・ゾラ

経歴 1998年:シドニー大学文学部仏文学科(French Studies)卒業、1999年:同大学大学院修士課程修了(MA by coursework : French)、2001年:京都大学文学研究科修士課程修了、2002年:ストラスブール第二大学大学院文学研究科DEA課程修了、2005年:京都大学大学院博士課程修了(文学博士)。2005年~2006年:大阪府立大学(旧大阪女子大学キャンパス)非常勤講師。2006年~2009年:慶應義塾大学経済学部専任講師。2009年4月より准教授。論文に ≪Zola ou une medecine sage ≫ (『日吉紀要/フランス語フランス文学』第46号,2008年)、著書に『ゾラにおける進歩の概念― 伝統的科学主義からの離脱―』(コンテンツワークス株式会社, 2006年)などがある。

メッセージ
人生には難題がつきものです。立派なことは言えませんが、倦まず弛まず、常に前向きで一日一日を精一杯生きること、これが若い人に伝えたいことです。

バティー, ロジャー

バティー, ロジャー (バティー ロジャー)
教授

専攻分野:古代歴史、ギリシアとローマの世界、欧州の歴史と考古学

氏名 バティー, ロジャー (バティー ロジャー)

職名 教授

専攻分野 古代歴史、ギリシアとローマの世界、欧州の歴史と考古学

経歴 1984年オクスフォド大学の西洋古典学部を卒業して、1990年博士課程修了。その後ケニア、ナイロビにある国連環境計画の本部で4年間スピチライタとして働きました。1995年から慶應義塾大学で教えています。
【主要業績】 Rome and the Nomads; the Pontic-Danubian Realm in Antiquity (OUP, 2007)/’Mela’s Phoenician Geography’ Journal of Roman Studies 90(2000), 70-94./’Defining the World; Rome and The Empire of ‘The Circle of Lands’ 慶應義塾大学言語文化研究所 (1998)、1-33.

メッセージ
がんばってください!

福田 桃子

福田 桃子 (ふくだ ももこ)
専任講師

専攻分野:フランス近代文学・フランス映画

福田 桃子

氏名 福田 桃子 (ふくだ ももこ)

職名 専任講師

専攻分野 フランス近代文学・フランス映画

経歴 一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了(仏語仏文学)、パリ第四大学博士号取得(2014年、フランス文学・文明)。日本学術振興会特別研究員および東京外国語大学・慶應義塾大学・明治学院大学非常勤講師を経て2017年4月より現職。主要業績にLes femmes tutélaires dans À la recherche du temps perdu de Marcel Proust(近刊予定)、 « Esthétique de la contradiction chez Robert Bresson — Lecture de Notes sur le cinématographe — »(『仏語仏文学研究』、2011年)、「天使だけが翼を持つ—鳥たちのフランス文学」(白水社『ふらんす』、2017年~連載中)など。

メッセージ
フランスの文学・映画・歌が好きで研究しています。 現在興味のあることは主に次の4つです。
① マルセル・プルーストを中心としたフランス近代文学
② 鳥文学
③ フランスの映画作家(主にロベール・ブレッソン)
④ フランス映画におけるシャンソン

好きな本、好きな映画、好きな音楽、好きな美術作品、好きなスポーツ、好きな食べ物、好きなファッション等々、皆さんは何かフランス語圏のものを思いつくでしょうか?授業でも可能な限り紹介しますので、ひとつでも多く好きなものを見つけ、興味のあることを更新し、深めていってください。
未知のものへの好奇心さえあれば、フランス語は難しくありません。授業の枠を超え、フランス語を日常の一部にして、永く親しんでください。新しい言語・文化との出会いを通して、皆さんが世界を広げていく過程に立ち会えることを楽しみにしています。

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福山 欣司 (ふくやま きんじ)
教授

専攻分野:行動生態学・保全生物学

氏名 福山 欣司 (ふくやま きんじ)

職名 教授

専攻分野 行動生態学・保全生物学

経歴 1987年:東京都立大学大学院理学研究科修士課程修了、同年:慶應義塾大学経済学部助手、1992年:博士(理学)東京都立大学、1995年:慶應義塾大学経済学部助教授、2007年:慶應義塾大学経済学部准教授。
【主な著書(分担・監修を含む)】 これからの両棲類学(裳華房)、ニューワイド学研の図鑑爬虫類・両生類(学習研究社)、育てて、しらべる日本の生きものずかん2カエル(集英社)など

メッセージ
両生類とくにカエル類の行動や生態を研究する傍ら、両生類の保全活動にも関わっています。
経済学部では生物学や経済と環境などを担当しています。研究分野に近い授業としては、少人数で授業を行う自由研究セミナーで人間とカエルとの関わりについて考える授業を行ってます。その他、日吉キャンパスに広がる豊かな自然を利用した環境教育などにも力を入れています。

不破 有理

不破 有理 (ふわ ゆり)
教授

専攻分野:ウェールズとイングランドにおけるアーサー王伝説

氏名 不破 有理 (ふわ ゆり)

職名 教授

専攻分野 ウェールズとイングランドにおけるアーサー王伝説

経歴 1985年:慶應義塾大学文学研究科博士課程単位取得退学、1987年-1988年:ケンブリッジ大学ホマトン・コレッジ訪問研究員、1988-1990年:ウェールズ大学バンガー校 アーサー王コース修士課程修了、2001-2002年:ケンブリッジ大学セント・エドモンド・コレッジ訪問研究員。
【研究業績】 「紅いのドラゴンの行方―ウェールズ伝承およびアーサー王年代記におけるドラゴンの表象」『慶應義塾大学日吉紀要 英語英米文学』 No 52(2008年)/「正義の戦い」とは―『頭韻詩アーサーの死」再考 『続剣と愛と 中世ロマニアの文学』(中央大学出版部、2006年)/「ウェールズの洪水神話」 『世界の洪水神話』(勉誠出版、2005年)/“Malory’s Morte Darthur in Tennyson’s Library,” Studies in Medievalism, IV (Cambridge, 1992)
【翻訳と解説】 マーク・ジルアード 『騎士道とジェントルマン:ヴィクトリア朝社会精神史』(三省堂)

メッセージ
教育においても研究においても、「全体像」と「細部へのこだわり」のバランスが重要だと考えています。 教室においては、学生諸君が目的意識を保つこと、そして素直な知的な疑問には小さなことでも資料を詳細に読むことによって解決をみつけてほしいと願っています。質問しやすい環境、発表、議論の場を設けることによって、学生がお互いに刺激を享受しあえる場をこれからも提供していきたいと考えています。
私が研究しているアーサー王伝説は、中世西欧社会において、シャルルマーニュ大帝やアレキサンダー大王の物語群にならぶ三大伝承・物語群のひとつです。時の王権・民族の表象として、あるいは物語、絵画、オペラ、映画、コミックなど形は変えながらもその誕生から1500年近い年月の中で、現代においても変容し息づくダイナミズムに魅せられています。ダイナミズムの根源はなにか、という大きな問いと、ひとつのテキストの徹底的な読みから得られる細部へのこだわりからアーサー王伝説の魅力をこれからも探っていきたいと思っています。 関心のある学生さんは、自由研究セミナーにどうぞ。
学生時代ほど自由に自分で時間を使える貴重な時期はないと思います。枠にとらわれず、思いっきり本を読み、旅をし、さまざまな体験をして、体力・知力を養ってほしいと願っています。

星 浩司

星 浩司 (ほし こうじ)
教授

専攻分野:理論言語学、生成文法理論(比較統語論)

氏名 星 浩司 (ほし こうじ)

職名 教授

専攻分野 理論言語学、生成文法理論(比較統語論)

経歴 1988年:獨協大学外国語学部英語学科卒業、90年:同大学大学院外国語学研究科英語学専攻修士課程終了、95年:ロチェスター大学大学院言語学科博士課程終了(Ph.D.言語学)、95年~96年:マサチュ―セッツ工科大学客員研究員、96年:慶應義塾大学経済学部助教授、その後、准教授を経て、08年:同学部教授。

メッセージ
専門は理論言語学の中の生成文法理論に基づく文法研究です。人間を人間たらしめている根本的な属性の一つが「言語」ですが、「言語」には大きく分けて“社会、文化的”な側面と“生物学的(生得的、遺伝的)”な側面の二つがあります。生成文法理論では、その草創期以来、後者の側面に焦点を当てながら、「自然言語の可能な実現形態はいかにして規定されるのか」という問題に、普遍文法(UG)の存在を仮定し、取り組んできました。現在では、その普遍文法(UG)自体の性質を、言語以外の属性から説明し尽せるかどうかを問う極小主義(Minimalism)の観点から、研究が活発に進められているところです。
ヴィルヘルム・フォン・フンボルトの言葉を借りれば、言語は「有限な手段の無限な使用」という特徴を持っていますが、有限の材料とシステムで、無限の言語表現を生み出すことを可能にしている人間の言語能力の素晴らしさに感嘆するばかりです。

【学生へのメッセージ】
私自身「如何に面白い問題を見つけ出すか」が一番難しいということを常日頃痛感させられている。皆さんも慶應義塾大学に入学したら、ぜひ、体系的な学問の習得を通じ、自ら問題を発見し、その解答を求めつつ自分の頭でとことん考え抜く態度を積極的に養っていってください。

前島 和也

前島 和也 (まえじま かずや)
教授

専攻分野:言語学、フランス語学

氏名 前島 和也 (まえじま かずや)

職名 教授

専攻分野 言語学、フランス語学

経歴 【学歴】 1994年3月31日:博士(言語学)、パリ第7大学、1995年3月31日:早稲田大学文学研究科フランス文学専攻博士後期過程満期修了。
【職歴】 1995年4月1日:慶應義塾大学経済学部 助教授、2005年4月1日:同 教授(現在に至る)。
【著書・訳書】 「文字の世界史」(ジャン=ルイ・カルヴェ著、共訳)、河出書房新社、1998/Cognition et emotion dans le langage (ed. par K. Maejima et al.), Universite Keio, 2006

メッセージ
私の専門は言語学です。言語という身近でありながら捉えどころのない対象を扱うことは難しくもあり楽しくもあります。
担当するフランス語の初級でも学生が教科書の説明を鵜呑みにするのではなく自分の頭で考え、理解できるよう、あれこれ工夫をしています。言語を通してみなさんと共に知る悦びを分かち合う事ができればいいと思っています。

町田 慶子

町田 慶子 (まちだ けいこ)
助教

専攻分野:化学(生化学)

氏名 町田 慶子 (まちだ けいこ)

職名 助教

専攻分野 化学(生化学)

経歴 1979年:北里大学衛生学部化学科卒、1979年:慶應大学医学部化学助手(実験)、1989年:慶應大学経済学部化学助手(実験)

メッセージ
科学離れが叫ばれている今、実験を通して科学の面白さをしってもらいまたそこから科学的な思考を導きだせるような実験を行っていきたい。
普段接する事のない薬品、実験器具等を使用するため安全には十分気をつけ指導していきたい。

松岡 和美

松岡 和美 (まつおか かずみ)
教授

専攻分野:理論言語学(生成文法)、言語獲得研究、手話学

氏名 松岡 和美 (まつおか かずみ)

職名 教授

専攻分野 理論言語学(生成文法)、言語獲得研究、手話学

経歴 1988年:京都外国語大学(英米語学科)卒、1990年:教育学修士(英語教育・筑波大学)、1998年:Ph.D.(言語学・University of Connecticut)。Mount Holyoke College客員講師、University of Memphis助教授を経て2000年から慶應義塾大学経済学部助教授、2006年から同学部教授。幼児の統語知識の理論的分析と手話統語論が主な研究分野。

メッセージ
【研究紹介】
「人間言語に共通する特性の知識は生まれた時から備わっている」と仮定する生成文法の枠組みを用いて、言語の普遍的特性に注目した研究を行っています。さまざまな言語現象の中でも特に、統語(文法)面の分析を専門としています。幼児の文法知識の調査では、ゲーム形式の実験と発話コーパスの分析の両方を用いますが、調査で出会う4-6歳児が自在に使いこなす言語知識の奥深さには興味が尽きません。もう一つの専門領域は、手話を母語とするろう者(ネイティブサイナー)が用いる手話の文法現象の分析です。

【教育方針】
よい教育を受けた大学生に社会が期待するものは常に変わらないように思います。それは「課された仕事を締め切りまでに、ルールを守ってやりとげること(責任感・自己管理能力)」「自分の意見を明確に説明すると同時に、自分と違う意見も理解し考慮すること(コミュニケーション能力)」「偏った思い込みや突発的な感情に流されず、客観的データに基づき筋道に沿って考えること(論理構築能力)」です。語学・専門分野の授業にかかわらず、この三つを改善することを考えながらクラスの運営をしています。また語学クラスでは「アカデミックイングリッシュ(学術活動のための英語)」の指導を強く意識しています。

松原 彰子

松原 彰子 (まつばら あきこ)
教授

専攻分野:自然地理学(地形学、地球環境論)

氏名 松原 彰子 (まつばら あきこ)

職名 教授

専攻分野 自然地理学(地形学、地球環境論)

経歴 【略歴】 1987年:東京大学大学院理学系研究科地理学博士課程修了、1998年より現職、理学博士。
【研究業績】 「自然地理学 -自然環境の過去・現在・未来」(第2版)(2008年、慶應義塾大学出版会)/「日本の地形5 中部」(分担執筆、2006年、東京大学出版会)/「人文地理学 -その主題と課題」(共著、2005年、慶應義塾大学出版会)/「オックスフォード 地理学辞典」(共訳、2003年、朝倉書店)

メッセージ
私は、日本の沿岸地域を対象にして、過去数万年間に地形や気候などの自然環境がどのように変化してきたかを調べています。今後は、気候環境や地形条件の変化が人間生活に与えてきた影響と、人間活動が環境に及ぼしてきた影響の両面について研究を進めたいと考えています。
「地球が本来持っているタイムスケールの長い環境変動の中で、人為作用に起因する最近数百年間の環境変動は、どのように位置づけられるのか?」という問題に、特に関心があります。授業を通じて、学生の皆さんと一緒にこの問題を考えて生きたいと思っています。

丸田 千花子

丸田 千花子 (まるた ちかこ)
准教授

専攻分野:スペイン現代文学

氏名 丸田 千花子 (まるた ちかこ)

職名 准教授

専攻分野 スペイン現代文学

経歴 慶應義塾大学法学部法律学科卒業。(株)日本興業銀行(現みずほコーポレート銀行)、(財)日本国際協力センター(研修監理員)に勤務後、1998年シカゴ大学大学院修士課程修了(MA, Humanities)、2007年コロンビア大学大学院修士・博士課程修了(MA, Ph.D., Spanish)。放送大学客員准教授、日本大学生物資源科学部専任講師を経て、2010年より現職。

メッセージ
20世紀も4分の3を過ぎた1975年、スペインはフランコ独裁政権から立憲君主国として、ようやく民主化の道を歩み始めます。すべてにおいて独裁政権により統制された社会から、自由で民主主義的な社会に移行する過程で、スペインの人々は急速かつ劇的な変化を体験することになります。その時代のスペイン社会に何が起きたのかを理解するには、日々の営みの中で人々が社会変革をどのように捉えてきたかを描く小説を読んだり、映画を観たりするのが極めて有効です。私の専門は、こうしたフランコ体制後のスペイン社会の変革を、小説に描かれた人々の生活を通して読み解くことです。
スペイン語は、今や世界の20に及ぶ国や地域で約3億5千万人に使われている世界の主要言語です。アメリカ合衆国でのスペイン語系移民の存在感は年を追うごとに大きくなっているほか、近年は中南米が新興経済圏として世界から脚光を浴びており、スペイン語のビジネスユースの機会は日々拡大しています。大学卒業後、グローバル・ビジネスで活躍する機会が待っている学生のみなさんには、授業を通して、スペイン語圏の多様な文化や民族性を理解し、自分なりに新しい発見をしていただきたいと思います。

溝部 良恵

溝部 良恵 (みぞべよしえ)
教授

専攻分野:中国古典文学・唐代小説

氏名 溝部 良恵 (みぞべよしえ)

職名 教授

専攻分野 中国古典文学・唐代小説

経歴 【略歴】 72年:東京生まれ。94年:東京大学文学部卒業、96年:同大学大学院修士課程修了、99年:同大学大学院課程退学、99年~02年:同大学大学院助手、02年:慶應義塾大学経済学部専任講師、05年:同助教授、07年:同准教授、06年~07年:ケンブリッジ大学訪問研究員、07年~08年:台湾中央研究院訪問研究員。
【主要業績】 『中国古典小説選6 広異記・玄怪録・宣室志他<唐代V>』(明治書院、2008)など。

メッセージ
中国唐代の小説を専門としています。唐に先立つ六朝時代(3c~3c後半)に書かれ「志怪」から唐代を代表する小説である「伝奇」への変遷がいかにしておこったのか、この中国小説史上の大きな問題を解明することを目標に、以下の4つの観点から研究に取り組んでいます。
(1) 『広異記』『紀聞』など中唐(8c終~9c初)伝奇発生以前の小説作品の分析
(2) 中国における小説観の変遷に関する考察
(3) 従来の小説史研究の再検討
(4) 『太平広記』を中心とした唐代小説のテキスト、版本研究

光田 達矢

光田 達矢 (みつだ たつや)
専任講師

専攻分野:ヨーロッパ社会文化史

氏名 光田 達矢 (みつだ たつや)

職名 専任講師

専攻分野 ヨーロッパ社会文化史

経歴 1995‐2000年: 慶應義塾大学法学部政治学科、1998-2000年: ボン大学哲学部(史学主専攻)、2000-2001年: 慶應義塾大学大学院経済学研究科 (科目等履修生)、2001-2002年: ケンブリッジ大学歴史学部修士課程、2002-2007年: ケンブリッジ大学歴史学部博士課程(英国政府奨学生)、2006-2009年: ケンブリッジ大学歴史学部講師(近現代ヨーロッパ史担当)、2007-2009年: ケンブリッジ大学 クレア・カレッジ リサーチ・アソシエイト、2009年4月より 慶應義塾大学経済学部専任講師 最終取得学位: PhD(歴史学、ケンブリッジ大学)

メッセージ
日常生活や身近な問題からうるさいほど自由に「問い、考え、想像する」面白さ・楽しさを体験できる「場」が大学です。世界で自分しか発想したことのないアイディア・発見・技能を4年間を通して作り上げることで自信を身につけ、その特長を卒業してからも磨き続けてほしいです。

宮崎 直哉

宮崎 直哉 (みやざき なおや)
教授

専攻分野:幾何学(微分幾何学、大域解析学、非可換幾何学)

氏名 宮崎 直哉 (みやざき なおや)

職名 教授

専攻分野 幾何学(微分幾何学、大域解析学、非可換幾何学)

経歴 慶應義塾大学教授(経済学部)(2007/04-)【塾内本務】、 慶應義塾大学助教授(経済学部)(2000/04-)【塾内本務】、 横浜市立大学理学部数理学科助手(1999/04-)【就任前職歴】、 日本学術振興会特別研究員(1998/04-)、東京理科大学 博士課程 理工学研究科 1996/03/31 修了
【最近の論文など】 ・Characteristic classes relating to quantization, RIMS, Kokyuroku, 1576, 67-81, (2008)./ ・A Lie group structure for automorphisms of a contact Weyl manifold, Progr. Math. 252, 25-44, (2007)./ ・On the integrability of deformation quantized Toda lattice, Acta Appl. Math. 92, 21-36, (2006).

メッセージ
以前はあまり意識しませんでしたが、最近「私は数学と幸運な出会い方ができたのだなあ」と感じるようになりました。
数学の問題に悩まされることも少なからずありますが、その一方で、数学は私に多くの楽しみを与えてくれたり、精神的な支えになってくれたりします。
現代数学は我々をとりまく自然に彫琢され、様々な状況にも順応するしなやかな言語に成長し、今尚その深化を続けています。
数学を習得する為には日常的な反復練習と同時に「基礎から考えはじめ考え続ける習慣」が欠かせないと感じますが、その先には詩や音楽に接するのと同じ感覚で数学を楽しめるような心境が待っているのではないかと期待しています。
皆さんは如何お考えでしょうか?

ミヤン・マルティン,アルベルト

ミヤン・マルティン,アルベルト (ミヤン・マルティン,アルベルト)
専任講師

専攻分野:日本教育史(明治時代),日本近現代における異文化(英語圏・スペイン語圏)翻訳史

ミヤン・マルティン,アルベルト

氏名 ミヤン・マルティン,アルベルト (ミヤン・マルティン,アルベルト)

職名 専任講師

専攻分野 日本教育史(明治時代),日本近現代における異文化(英語圏・スペイン語圏)翻訳史

経歴 スペイン・マヨルカ島出身。バルセロナ自治大学翻訳通訳学部翻訳通訳学科スペイン語・英語・日本語専攻卒業。上智大学比較文化学部に留学。日本政府JETプログラムの国際交流員として山口県立大学に勤務後、大阪大学大学院言語文化研究科で博士号(日本語・日本文化;2011年)を取得。同志社大学言語文化教育研究センター、同大学グローバル地域文化学部助教(有期)を経て、2016年4月より現職。

村越 貴代美

村越 貴代美 (むらこし きよみ)
教授

専攻分野:中国宋代の詞と音楽

氏名 村越 貴代美 (むらこし きよみ)

職名 教授

専攻分野 中国宋代の詞と音楽

経歴 お茶の水女子大学博士(人文科学)。博士論文は『北宋末の詞と雅楽』(慶應義塾大学出版会)。図書館情報大学(現筑波大学)助手を経て、1999年より慶應義塾大学経済学部。杭州大学・ミシガン大学・北京大学にて留学・訪問研究員あり。2003年より宋詞研究会を主催し、会誌『風絮』にて第十七回「蘆北賞」(学術誌部門)受賞。

メッセージ
専門は中国の文学と図書、とくに宋代(10~13世紀)を研究範囲としています。
この時代は、「詞」という叙情詩(流行歌)が発達し、唐末に発明された印刷術が広く普及しました。作品の解読や作家の研究と同時に、詞をとりまく社会生活への関心から、当時の音楽や宗教、作品の編集・出版、などの状況を調べています。
授業は中国語のほかに、比較文化論、漢文、自由研究セミナー、研究プロジェクトなどを担当しています。中国という異文化への理解を深めるとともに、日本の文化・歴史も見直すことができるよう努めています。

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持田 浩治 (もちだ こうじ)
助教(有期)

専攻分野:動物行動学・動物生態学・動物の体色

氏名 持田 浩治 (もちだ こうじ)

職名 助教(有期)

専攻分野 動物行動学・動物生態学・動物の体色

経歴 1980年3月東京生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了(理学博士)。日本学術振興会特別研究員(DC・PD)、琉球大学熱帯生物圏研究センターポスドク研究員などを経て、2015年10月より現職。屋久島でニホンザルの研究や、国内外(台湾、インドネシアなど)で爬虫類や両生類や魚類の体色を研究。

メッセージ
動物のすむ世界は様々な色で彩られています。なかでも鮮やかな色彩は、その目立ちやすさから人の目にとまり、興味を引きつけるものでした。私は、このような鮮やかな動物の体色という“窓”をとおして、動物の営みやヒトと生態系との関わりについて、研究しています。

森藤 孝之

森藤 孝之 (もりふじ たかゆき)
教授

専攻分野:数学(トポロジー)

氏名 森藤 孝之 (もりふじ たかゆき)

職名 教授

専攻分野 数学(トポロジー)

経歴 1993年:慶應義塾大学理工学部卒業,1995年:東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了,1998年:東京大学大学院数理科学研究科博士課程修了,博士(数理科学)取得,1998年4月:日本学術振興会特別研究員(PD),2001年4月:東京農工大学工学部講師,2003年3月:同助教授,2012年4月:慶應義塾大学経済学部教授,2000年度日本数学会賞建部賢弘奨励賞受賞

メッセージ
数学の一分野であるトポロジー(位相幾何学)の研究をしています.現代数学における幾何学的対象の一つである3次元多様体の位相的性質を,代数的不変量で特徴づけること,また,様々な位相不変量の性質や相互の関係に興味があります.
一見あたり前に思えることや,どんなにやさしいことであっても,きちんと説明し尽くすことのできる力を,大学4年間で培ってほしいと思います.

や・ら・わ行

三田キャンパス

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★山田 篤裕 (やまだ あつひろ)
教授

専攻分野:社会政策論、社会保障論、労働経済学

氏名 山田 篤裕 (やまだ あつひろ)

職名 教授

専攻分野 社会政策論、社会保障論、労働経済学

経歴 1999年慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。国立社会保障・人口問題研究所研究員、経済協力開発機構(OECD)社会政策課エコノミストを経て、2002年に慶應義塾大学経済学部専任講師。2005年より現職。主な著作に、『高齢者就業の経済学(共著:清家篤氏)』日本経済新聞社(2004年)。

メッセージ
【学生へ】
社会保障制度を、その機能を損なうことなく、維持可能なように変革することは21世紀における大きな課題である。担当している講義や演習を通じ、その課題について自らの問題と捉え、かつ経済社会における社会保障制度の意義やあり方を体系的・分析的に捉え、様々な改革案のぜひについて良き市民・有権者として判断できるようになってほしいと考えている。

山田 浩之

★山田 浩之 (やまだ ひろゆき)
教授

専攻分野:開発経済学、応用計量経済学

氏名 山田 浩之 (やまだ ひろゆき)

職名 教授

専攻分野 開発経済学、応用計量経済学

経歴 慶應義塾大学経済学部卒、Ph.D.(米・シカゴ大学)。青年海外協力隊(ザンビア・理数科教師)、国際通貨基金エコノミスト、大阪大学国際公共政策研究科専任講師・准教授等を経て2015年4月より現職。この間、世界銀行や国際稲作研究所のコンサルタント等を歴任。Journal of Development Economics, The Journal of Development Studies, Journal of International Money and Finance等に論文掲載。

メッセージ
開発経済学は間違いなく私にとって重要な研究分野ですが、経済発展に関する諸問題を研究分野としていると表現した方が良いかもしれません。経済発展は、発展途上国のみならず先進国・新興国にとっても重要ですし、幅広いトピックを含みます。国や分野を狭く限定することなく、経済学を用いて如何に現実の重要課題を分析するかというマインドが常にあります。
私自身は、青年海外協力隊、欧米大学院留学、国際機関、大学教員等々、時には回り道かな?と人から思われるような人生を歩んで来ました(自分ではこれらすべてがあったからこそ今の自分があるのだと思っていますが)。その過程で実感したことは、将来の夢が何であるとしても、(1)分析能力、(2)機動力、(3)説得力、(4)信頼関係、そして(5)度胸の5つの重要性はさほど変わらないということです。恥ずかしながら私自身が理想から程遠い人間なのですが、学生の皆さんと日々切磋琢磨して少しずつでも進歩していければと思っています。

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山ノ内 健太 (やまのうち けんた)
助教(有期)

専攻分野:生産性分析、貿易論

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氏名 山ノ内 健太 (やまのうち けんた)

職名 助教(有期)

専攻分野 生産性分析、貿易論

経歴 2011年:慶應義塾大学商学部卒業、2014年:慶應義塾大学大学院経済学研究科前期博士課程修了、2017年:慶應義塾大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学。公益財団法人三菱経済研究所専任研究員などを経て、2017年より現職。主要業績:“Misallocation and Productivity: The Case of Vietnamese Manufacturing.” Asian Development Review, 2016, vol. 33, no. 2, pp. 94–118. (with Doan Thi Thanh Ha and Kozo Kiyota).

メッセージ
私は主に企業間資源配分の効率性に関する研究を進めている。企業は様々な制度・政策の下で産出物や各投入物の数量を決定しており、単純に考えた場合、生産性の高い企業が規模を拡大し生産的でない企業が縮小すると、企業間資源配分が効率化されて経済は拡大する。この配分効率性の改善にはどのような制度・政策が効果的なのかを明らかにし、急速な技術進歩がなくとも経済成長を達成する手段を提示したい。特に、企業の国際的な活動や通商政策に強い関心を持っている。

日吉キャンパス

柳生 智子

柳生 智子 (やぎゅう ともこ)
准教授

専攻分野:アメリカ経済史、アメリカ研究

氏名 柳生 智子 (やぎゅう ともこ)

職名 准教授

専攻分野 アメリカ経済史、アメリカ研究

経歴 慶應義塾大学経済学部卒業、同経済学研究科修士課程修了、1998~2000年:同大学経済学部研究助手、2000~06年:ノースカロライナ大学チャペルヒル校大学院歴史学研究科博士課程、2006年Ph.D.(歴史学)。日本学術振興会特別研究員・明治大学客員研究員を経て、2008年慶應義塾大学経済学部専任講師、2011年より准教授。2011-12年コロンビア大学バーナード・カレッジ訪問研究員。18・19世紀アメリカ南部の経済発展、大西洋経済と奴隷制社会分析が主要分野。

メッセージ
1,2年生のセミナーではアメリカの社会と経済、戦後アメリカ外交と国際関係、人種問題・民族紛争などのテーマを取り上げますが、いずれも一次史料を含めた様々な文献やデータを読み、互いの解釈やディスカッションを通じて問題の理解を深めると同時に、リーディング・ライティング・プレゼンテーションの基礎的能力を上げていくことを目的としています。学生にはアメリカの現状をはじめ、世界で起きている諸問題に関心を持ち、それに歴史がどのように作用しているかを考える契機になればと思います。

八嶋 由香利

八嶋 由香利 (やしま ゆかり)
教授

専攻分野:スペイン近現代史 : 特にカタルーニャとキューバの関係史

氏名 八嶋 由香利 (やしま ゆかり)

職名 教授

専攻分野 スペイン近現代史 : 特にカタルーニャとキューバの関係史

経歴 早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。東京大学社会学研究科国際関係論修士過程修了。東京大学総合文化研究科国際関係論博士課程修了。スペイン、バルセロナ自治大学(文学部近現代史学科)に留学。外務省専門調査員として在スペイン日本大使館に勤務。慶應義塾大学文学部助教授(有期)を経て、2003年4月より現職。
博士号(学術博士 東京大学1998年3月)。
【学位論文】 「スペイン内戦期のカタルーニャ農村―農業集産化と農民―」
【共著】 『近代都市バルセロナの誕生(仮)』(2008年度12月刊行予定)/碇順治編『ヨーロッパ読本 スペイン』(2008年6月)/坂東、戸門、碇編『現代スペイン情報ハンドブック』(2007年10月)
主要論文:「スペインにおける伝統的社会の変容と人の移動―カタルーニャの交易ネットワークとキューバへの移住」(『史学』2007年3月)/「スペインにおける地域ナショナリズムと社会層―カタラニスモと農民―」(上・下)(『史学』2002年11月、2003年1月)

メッセージ
みなさん、バルセロナという街をご存知ですか。
スペイン、カタルーニャ地方の中心都市で、毎年多くの日本人観光客が訪れています。彼らが必ず足を運ぶのは、世界遺産に指定されているアントニ・ガウディが設計し建築した(今でも建築中)「サグラダ・ファミリア」です。市内には彼の作品が点在しますし、またドゥメネク・イ・ムンタネーの「カタルーニャ音楽堂」も世界遺産に指定されています。
このようにバルセロナは世界中の人々をひきつける魅力的な街なのですが、都市として発展し、整備される過程で、意外にもキューバの存在が重要になってきます。一見何のつながりもないようなカタルーニャとキューバ、私はこの二つの地域の関係に関心をもっています。18世紀以来この二つの地域間には人や資本、ものの複雑な流れがありました。キューバはスペインに最後まで残された植民地であり、砂糖生産で膨大な富が生み出されていました。その富の一部がカタルーニャ人移民(成功した彼らはインディアーノスと呼ばれた)の手によって、バルセロナに運ばれてきたのです。キューバからの資本の投入がなければ、もしかしたらアントニ・ガウディの作品は今日あるような姿では残っていないかもしれません。なぜなら、彼のために膨大な資金を提供してくれたパトロン、アウゼビ・グエイはインディアーノスの家系なのですから。
私はバルセロナの近代化、都市化の過程で彼らインディアーノスが果たした歴史的役割というものを研究しています。

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山口 祐子 (やまぐち ゆうこ)
准教授

専攻分野:現代ドイツ文学・文化研究(20世紀を中心に)

氏名 山口 祐子 (やまぐち ゆうこ)

職名 准教授

専攻分野 現代ドイツ文学・文化研究(20世紀を中心に)

経歴 慶應義塾大学文学部卒(独文学専攻),2000年:慶應義塾大学文学研究科修士課程修了(独文学),2000年~2002年:ドイツ・ジーゲン大学に留学,2005 年:慶應義塾大学文学研究科博士課程単位取得退学,博士(文学,慶應義塾大学,2011年4月)。2003年より文学部非常勤講師,経済学部他非常勤講師を経て,2013年より現職。

メッセージ
学生のみなさんには,できるだけ多くの人と関わり,異なる文化圏の様々な価値観を知り,失敗をし,そして考える訓練をしてほしいとおもいます。ドイツ語を学び,ドイツ語で人と関わり,ドイツ語圏という異文化を知ることも,貴重な訓練の一つとなるはずです。共に学びましょう。

山本 賀代

山本 賀代 (やまもと かよ)
教授

専攻分野:近・現代ドイツ文学(特にゲーテ)

氏名 山本 賀代 (やまもと かよ)

職名 教授

専攻分野 近・現代ドイツ文学(特にゲーテ)

経歴 1998年:大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学、2003年:慶應義塾大学経済学部専任講師、2006年より准教授。専攻はドイツ文学。ゲーテを中心に近代ヨーロッパ小説・小説理論史を研究。著書に『ドン・キホーテ辞典』(行路社、共著、2005年)、訳書に『シャルロッテ・フォン・シュタイン―ゲーテと親しかった女性』(J・クラウス著、鳥影社、共訳、2006年)がある。

メッセージ
その言語が使われている国々の生活や文化、歴史、芸術に関心を持てば、語学学習はきっと楽しくなります。
大学で学んで欲しいことは、自分の常識を疑うこと、歴史的視点を持つこと。

山本 武男

山本 武男 (やまもと たけお)
専任講師

専攻分野:十九世紀フランス文学、ジャポニスム

氏名 山本 武男 (やまもと たけお)

職名 専任講師

専攻分野 十九世紀フランス文学、ジャポニスム

経歴 慶應義塾大学文学部卒業(フランス文学専攻)、パリ第四大学学士号、修士号、D.E.A.、博士号取得、アリアンス・フランセーズのパリ校で外国語としてのフランス語の教授資格を取得。主要論文としては、≪L’Art japonais du XVIIIe siecle≫, d’Edmond de Goncourt. Genese d’un projet interrompu (1888-1896) (パリ第四大学博士論文、2007年2月)、≪Correspondance Goncourt-Loti≫ (Cahiers Edmond et Jules de Goncourt, no17, 2010)、訳書としては、ダイ・シージエ著『孔子の空中曲芸』(共訳、早川書房、2010年)がある。

メッセージ
ゴンクールの『歌麿』、『北斎』などに代表される日本美術研究の過程を調べています。情報提供や翻訳などで協力した日本人の足跡を追ったりもしています。あと、ゴンクールの小説などを翻訳紹介して行きたいと思っています。 教育の方では、フランス語の定型詩をクラスみんなで共作する試みを行っています。私は語学教育に於いては、出来るだけ創造性を重視しています。 研究でも教育でも、面白いことを求めてやって行きたいです。

吉川 龍生

吉川 龍生 (よしかわ たつお)
准教授

専攻分野:中国近現代文学、中国映画史

氏名 吉川 龍生 (よしかわ たつお)

職名 准教授

専攻分野 中国近現代文学、中国映画史

経歴 【経歴】 2004年 慶應義塾高等学校国語科 教諭 2005年 慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程 単位取得退学 2011年 慶應義塾大学経済学部 専任講師 【主要業績】 論文:「孫瑜映画の脚─脚の表象にみる1930年代の孫瑜映画─」『日吉紀要・中国研究』3号、2010年 など 翻訳:徐坤著「郷土中国」(原題:「郷土中国」)『中国現代文学』第2号(ひつじ書房、2008年)など 字幕:王莉監督『笑顔の教室』(原題:新来的李老師)など

メッセージ
王朔や池莉といった文化大革命以降の通俗文学作家を中心とした研究と、1930年代から人民共和国建国初期までの映画を中心とした研究を平行してすすめています。翻訳や映画の日本語字幕制作もしているので、学んだ中国語をどうやって活かしていくかということを学生のみなさんに伝えられればと考えています。

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