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教員インタビュー
デーゲン, ラルフ 写真1

准教授
デーゲン, ラルフ
外国語教授法(ドイツ語)
翻訳

せっかく言葉を勉強するのなら、さっさと使えるように勉強しましょう。

研究テーマとその出会い

大学入学時の主専攻は哲学でしたが、副専攻が日本学だったので日本語を勉強し始めました。これがあまりにも面白かったので、結局主専攻を日本学に変更しました。当時の私には宇宙人しか使わないような言語に見えた日本語、これを一刻も早く自由に使えるようになりたい一心で、勉強のコツをかなり工夫しました。この経験は今の私のドイツ語の授業、そして専門である外国語教授法の理解に大いに役立っています。当時、大学では面白い翻訳のゼミもありました。授業時間の半分は翻訳の理論、そしてあとの半分は、川端康成の短編などのドイツ語訳を原文と比較して批判し、自分でも同じ作品の部分的翻訳をして学生同士でケチをつけ合うという作業で、最高に楽しかったです。1999年に日本に来てからは外国語教育学が専門になりましたが、翻訳コンクールがきっかけで文学の翻訳も始めました。

研究テーマの魅力、面白さ

学習者が効率よく勉強できるような環境を作ることは、非常に複雑で面白い営みです。作戦を練っていろんな条件に対応していく必要があります。それを体系的かつ実証的に裏付けるのが外国語教授法の研究です。幅が非常に広く、分野も多岐多様で学際的、常に新しく学ぶことがあるのが魅力です。また研究と授業が密接に繋がっているのも面白い側面です。例えば、ドイツには大学のランキングも大学入試もないのですから、日本の大学でドイツ語を教え始めた当初は、学習者の行動に戸惑うことがしばしばありました。しかし、英語の受験勉強が日本人学習者へ与える影響を研究することで、私の授業を履修する学習者の行動をよりよく理解できるようになりました。研究に基づき授業で実践的に対策を考えることができた一例です。

学生へのメッセージ

どうせ第二外国語の単位を取らなければならないのなら、ちょっとプラスアルファの努力をして、その外国語をある程度できるようになるまで勉強した方が、絶対におもしろいと思います。語学学習で一定のレベルに達すると、未知の言葉と文化の霧の中を探検しながら、いろんな面白い人とものに出会うことができますよ。せっかく勉強するのに、この楽しさを知らずに終わるのはもったいないです。ポイントは積極性と勉強のコツです。効率よく速く身に付けましょう。留学もお勧めです。

(2018年12月取材)
※プロフィール・職位は取材当時のものです。

プロフィール

デーゲン, ラルフ 写真2

1998年 フランクフルト・ゲーテ大学大学院日本学科修士課程修了

香川大学経済学部地域社会システム学科外国人教師
金城学院大学文学部言語文化学科外国人教師
一橋大学大学教育研究開発センター特任准教授を経て
2018年より現職

※プロフィール・職位は取材当時のものです

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