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研究プロジェクト

Q & A

  • Q 研究プロジェクトとは何ですか?
    • A 学生が自ら選んだテーマについて、そのテーマに関連した専門を持つ経済学部の専任教員の指導のもとで、1年間で論文を完成させる、3、4年生向けのコースです。研究会(ゼミナール)、PCPと並ぶ、経済学部の3本柱の一つに位置づけられています。
  • Q どんなテーマを選んでもいいのですか?
    • A 「経済学」の枠にとらわれず、芸術・文学といった人文科学から社会科学・自然科学まで幅広いテーマの設定が可能ですが、経済学部(三田・日吉キャンパス)所属の専任教員の誰かに指導を引き受けてもらえることが必要です。
  • Q テーマを決めたら適切な指導教員を紹介してもらえますか?
    • A 研究プロジェクトは、履修する前年度に、参加する学生が自ら研究テーマを設定し、そのために適切な専門分野の教員に自ら働きかけ、指導を認めてもらうことから始まります。分野に応じた教員や引き受けてくれる教員を探すことは学生が自主的に行ってください。ただし、アポイントメントを取りたい教員のメールアドレスが公開されていない場合は、コーディネーター(教員)が連絡を仲介します。
  • Q 研究テーマと教員の専門がマッチしていれば指導を引き受けてもらえるのでしょうか?
    • A 研究プロジェクトの指導を引き受けるかどうかは、各教員の状況や考えによります。研究会(ゼミ)を担当されている教員であれば、そちらの指導を優先して研究プロジェクトは引き受けないこともあります。また、学生の熱意次第、テーマ次第、という方もいるでしょう。一人の教員が研究プロジェクトで引き受けられる学生は原則5名までという制限もあります。毎年のように研究プロジェクトを担当される先生でも、研究の都合などで授業を持たれない年度は、研究プロジェクトも引き受けることはできません。
  • Q 共同研究は可能ですか。
    • A 複数の学生による共同プロジェクト形式で研究を進めることも可能です。共同研究の場合は、参加する学生全員が履修登録をし、かつ、報告会での発表や論文において、どの部分を誰が担当したかを示す必要があります。
  • Q 指導教員にはどのように指導してもらえるのでしょうか。
    • A 指導教員は、学生の研究を学術的な観点から支え、研究の手段と方向性を教授します。4月から始まる授業は、基本的には、週1回90分枠の指導教員による、通常、個別または5人までの少人数指導となります。ただし、研究内容・指導教員によっては、決まった時間と場所で定期的に指導を行うのではなく、融通性のあるスケジュールを組む場合もあります。授業のスケジュールは、必要な授業時間数を確保するよう、参加する学生と指導教員とで相談し、春学期開始時に決定します。学生は、指導を受けるごとに決められた書式の受講記録簿をつけます。受講記録簿には、学期末に指導教員にサインをしてもらい、コーディネーターを経由して学生部に提出します。
  • Q 論文の書き方などは教えてもらえるのでしょうか?
    • A 研究プロジェクトは、テーマに関連した専門を持つ教員の指導で論文を書く「研究プロジェクトab」と、コーディネーターのもとで、論文を書くための基礎的な講習や報告会を行う「研究プロジェクトC」の二種類の授業からなっています。研究プロジェクトCの講習会は、年5回程度、主に土曜日の午後に行われます。このコースでは、論文アウトラインの作成方法や研究成果発表のマナーを身につけることも目標としています。
  • Q 研究した成果を発表する場はあるのでしょうか?
    • A 「研究プロジェクトC」の授業の一環として、10月に中間報告会が、2月上旬に最終報告会が、一般にも公開で開催されます(最終報告会で発表できなかった場合、研究プロジェクトCは自動的に不合格となります)。また、最終成果物である論文については、2,000字程度の要旨は全員の分がwebで一般公開され、指導教員とコーディネーターにより選ばれ、学生本人も了解したものについては全文が塾内限定で公開されます。
  • Q 研究プロジェクトと研究会は掛け持ちできますか?
    • A 研究会(ゼミ)で指導を受ける先生に同時に研究プロジェクトでも指導を受けることは認めていません。研究会で指導をうけるのとは別の教員に、全く別の研究テーマで指導を受けることは、研究会(ゼミ)と研究プロジェクトのそれぞれの指導教員が認めていれば、制度上は問題ありません。ただし、特に4年生が、研究会(ゼミ)で卒業論文を執筆しながら、同時に研究プロジェクトで全く別の研究テーマの論文をもう1本を作成するというのは、相当大変なことだということは覚悟しておく必要があります。研究会と研究プロジェクトを掛け持ちする場合は、どちらも中途半端なものになってしまわないように、十分準備をして臨んで下さい。
  • Q 入ゼミ選考で落ちた研究会(ゼミ)の先生に、研究プロジェクトで指導を受けることはできますか?
    • A その場合も、指導を引き受けるかどうかは、指導教員が決めます。
  • Q 研究プロジェクトとPCPは掛け持ちできますか?
    • A 制度上は問題ありませんが、学習上かなり大きな負担になります。勉強に100%時間をつぎ込める準備をすること、十分に強い意志を有していることが必要条件となります。それぞれのプログラムコーディネーターに申し出て、研究テーマの内容などについて事前に相談してください。
  • Q 研究会(ゼミ)またはPCPを同時に履修した場合、ゼミの卒業論文またはPCPのIndependent Studyと研究プロジェクトの論文は同じ内容でも良いのでしょうか?
    • A それぞれ別科目の単位となるものですから、同じものを提出してはいけません。それぞれ、全く別の論文である必要があります。
  • Q 研究プロジェクトは2年連続で履修できますか?
    • A できます。3年生、4年生の2年間にわたり、別々の研究テーマであれば同じ先生について履修することもできます。それぞれ1年ごとに1本の論文を提出する必要があります。
  • Q 研究プロジェクトを履修するために、1,2年生のうちにしておくことはありますか?
    • A 研究プロジェクトに参加を希望する学生は、取り組みたい研究テーマについて、1・2年生の間にある程度の基礎的知識を得て、何を研究したいかをはっきりさせておく必要があります。自由研究セミナーや英語セミナーなどで自分の興味のある分野・課題をみつけ、深く掘り下げるとともに、その分野の教員と十分にコミュニケーションをとっておくとよいでしょう。そしてあらかじめ早いうちに研究プロジェクトの指導をしてもらえるかどうか、相談しておきましょう。
  • Q 他学部生なのですが、履修は可能ですか。
    • A 他学部生は、経済学部生との共同研究に限り、履修を認めます。
  • Q ほかに不明な点や確認したい点があるのですが?
    • A さらに質問があれば、コーディネーター(教員)のアドレスにメールでお問い合わせください。
      kpro-group@keio.jp (スパム対策のため@を大文字で表記しています)

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