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教員インタビュー
姚 瑩 写真1

准教授 姚 瑩
医療経済学

医療経済学を通じて社会課題を分析し、人々の健康に資する知見を見いだしたい

研究テーマとその出会い

テーマは医療経済学です。研究を始めたきっかけは、医療費の高騰やアクセス格差に関するニュースに触れたことでした。中でも、中国で「看病難、看病貴」(診療を受けることが難しく、費用も高い)と呼ばれる問題に関心を持ちました。なぜこのような課題が生じるのか、どのような制度やインセンティブが人々の行動に影響を与えているのか。こうした問いを医療制度の構造に着目しながら経済学の視点で分析できることを知り、この分野に取り組むようになりました。

研究テーマの魅力、面白さ

医療経済学の魅力は、研究成果が政策や人々の生命・健康に直接影響を与えうる点にあります。例えば、費用対効果分析の結果は新薬の保険収載の可否を左右しますし、医療資源の配分に関する研究は「限られた予算で誰を救うべきか」という問いに示唆を与えます。また、経済学を基盤に公衆衛生やデータ分析の手法を取り入れ、現実の医療問題を多角的に捉えられる学際性も特徴です。理論と実践が結びつく「実学」としての面白さを感じています。

学生へのメッセージ

医療経済学を学んだからといって、すぐに健康になれるわけではありません。しかし、なぜ医療費が上昇し続けるのか、なぜ同じ薬でも国によって価格が異なるのか。こうした疑問を経済学の視点から考える力が身につきます。私自身、このような問いを出発点としてこの分野に入りました。「なぜ」を手がかりに社会の仕組みを読み解く面白さを、皆さんとともに探究できればと思っています。

プロフィール

姚 瑩 写真2

2015年

政策研究大学院大学政策研究科よりPh.D.取得

アジア開発銀行研究所Research Associate、一橋大学社会科学高等研究院特任講師、アジア成長研究所上級研究員を経て2025年より現職

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